札幌の美術館は、都市のスケール感と自然の広がり、その両方を感じながらアートに触れられるのが特徴です。広大な屋外展示を楽しめるスポットから、街なかで気軽に立ち寄れるギャラリー、彫刻や書といった専門分野に特化した美術館まで、表現の幅は実に多彩。観光地としての華やかさとは少し異なる、札幌の文化的な奥行きを感じさせてくれます。
本記事では、2026年に訪れておきたい札幌の美術館おすすめ7選を厳選してご紹介!ぜひ参考にして、街歩きの合間に、感性を刺激する時間を取り入れてみてください。
目次
札幌芸術の森

北海道の豊かな自然に抱かれた札幌芸術の森は、広大な敷地全体がアート空間となっている非常に魅力的なアートスポットです。美術館の建物だけでなく、森の中に点在する野外彫刻作品は、四季折々の風景と見事に調和し、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。特に、雪景色の中で佇む彫刻たちは、息をのむような美しさ。美術館内では、北海道ゆかりの作家の作品を中心に、国内外の多様なアート作品を鑑賞できます。
また、工芸館や野外美術館、佐藤忠良記念子どもアトリエなど、様々な施設が点在しており、一日中アートに浸ることができるのも魅力。ワークショップが開催される日には、実際に手を動かして創作活動にチャレンジできたり、ミュージアムショップでは、ここでしか手に入らないオリジナルグッズやアート作品を見つける楽しみも。自然の中でアートと触れ合い、心豊かな時間を過ごしたい方にぴったりのスポットです。
| 住所 | 北海道札幌市南区芸術の森2丁目75番地 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:45~17:00 6~8月は17:30まで開館 (札幌芸術の森美術館の入館は閉館の30分前まで) |
| 料金 | 入園無料。ただし、下記施設の利用は有料 札幌芸術の森野外美術館(夏季は佐藤忠良記念子どもアトリエ入館料含む) 一般800円(団体700円)、高大生400円、65歳以上640円(団体560円)、中学生以下無料 |
| みどころ | 広大な敷地に点在する野外彫刻作品、北海道ゆかりの作家の作品、工芸館、佐藤忠良記念子どもアトリエ |
| アクセス | 札幌駅→<地下鉄17分>→真駒内駅→<中央バス15分>→芸術の森 札幌市内中心部より国道453号(札幌支笏湖線)約40分 |
| 駐車場有無 | 有料駐車場あり |
| 公式サイト | 札幌芸術の森公式サイト |
北海道立近代美術館
札幌の中心部に位置する北海道立近代美術館は、近代美術の奥深さに触れることができる美術館です。国内外の近代美術作品を幅広く収蔵しており、特に北海道ゆかりの作家たちの作品は、この地の歴史や文化を感じさせてくれます。常設展では、絵画、彫刻、工芸など多岐にわたるジャンルの作品が展示され、バラエティに富んだ感動と出会えるのが魅力。企画展も定期的に開催されており、常に新しいテーマや視点からアートの魅力を発見できるのが嬉しいポイントです。ミュージアムショップでは、展示作品に関連する書籍やグッズ、北海道のアーティストによる作品なども取り扱っており、お土産選びも楽しめます。アートを通じて、新たな感性を刺激したい方におすすめのスポットです。
| 住所 | 北海道札幌市中央区北1条西17丁目 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:30~17:00(入場は16:30まで) |
| 料金 | 一般510円、高校・大学生250円、中学生以下無料(特別展は別料金) |
| みどころ | 北海道ゆかりの作家の作品、国内外の近代美術コレクション、多彩な企画展 |
| アクセス | 地下鉄東西線「西18丁目駅」から徒歩約5分 JR札幌駅から車で約10分 札幌ICから車で約25分 |
| 駐車場有無 | 無し(周辺に提携駐車場有り) |
| 公式サイト | 北海道立近代美術館公式サイト |
本郷新記念札幌彫刻美術館
彫刻家・本郷新の情熱と創造の軌跡をたどることができる本郷新記念札幌彫刻美術館は、彫刻芸術の魅力を存分に感じられるアートスポットです。本郷新が実際に暮らしたアトリエ兼住居を美術館として公開しており、彼の息遣いが聞こえてくるような、とても特別な空間が広がっています。代表作から初期の作品まで、彼の生涯にわたる彫刻作品が展示されており、その力強さや繊細さに心を奪われることでしょう。
美術館の周囲には美しい庭園が広がり、四季折々の自然の中で彫刻作品が佇む姿は、まるで生きているかのよう。アトリエが公開されている日には、創作の現場を垣間見ることができ、彫刻家という仕事の奥深さに触れる貴重な体験ができます。彫刻芸術に興味がある方はもちろん、静かで美しい場所で心を落ち着かせたい方にもおすすめです。
| 住所 | 北海道札幌市中央区宮の森4条12丁目 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
| 料金 | 展覧会によって異なる |
| みどころ | 彫刻家本郷新の代表作、アトリエ、彫刻庭園 |
| アクセス | 地下鉄東西線「西28丁目」駅よりタクシーで約5分 札幌市内中心部より約15分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 本郷新記念札幌彫刻美術館公式サイト |
J Art Foundation
札幌市の宮の森エリアに位置するJ Art Foundationは、2025年5月に「札幌宮の森美術館」から名称を改め、世界的なアートの最前線を発信する拠点として待望のリニューアルオープンを果たしました。最大の特長は、かつての教会建築を活かした重厚な空間に、最新のデジタルアートが融合した唯一無二の世界観です。目玉となる「チームラボ」の常設展示では、1年を通じて季節の花々が空間いっぱいに移ろい、誕生と死を繰り返す幻想的な没入型体験を堪能できます。また、屋外の中庭には奈良美智や名和晃平ら日本を代表する作家の彫刻が点在し、札幌の四季折々の自然とアートが共演する様子を贅沢に鑑賞できるのも、リニューアル後の大きな魅力です。
他にも、戦後の抽象美術から現代のポップアート、さらには漫画家・丸尾末広の緻密な原画まで、ジャンルを大幅に拡充した質の高いコレクションが揃っているので、ぜひバラエティに富んだ感動との出会いを満喫してください。
| 住所 | 北海道札幌市中央区宮の森2条11丁目2-1 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00〜19:00(最終入館時間17:30) ※12月~3月は冬季休館 |
| 料金 | 大人2,000円、学生1,500円、小学生500円、未就学児無料 ※日時指定予約制 |
| みどころ | 没入感あふれる「チームラボ」の常設展示、日本を代表する作家の彫刻、幅広いジャンルのコレクション |
| アクセス | JR「札幌駅」よりタクシーで約15分 地下鉄東西線「円山公園」駅および「西28丁目」駅より徒歩約19分 札幌ICより車で約30分 |
| 駐車場有無 | 無し |
| 公式サイト | J Art Foundation公式サイト |
札幌大通地下ギャラリー500m美術館
札幌の地下空間に突如現れる札幌大通地下ギャラリー500m美術館は、その名の通り、大通の地下通路に設けられたユニークな美術館です。約500mにわたる長い通路が展示スペースとなっており、通勤や通学、お買い物などで地下を通る人々が、気軽にアートに触れることができるのが最大の魅力。入場料は無料なので、ふらっと立ち寄って、日常の中にアートを見つける喜びを味わえます。絵画、写真、インスタレーションなど、ジャンルは様々。定期的に企画展が入れ替わるため、訪れるたびに新しい発見が待っています。地下鉄大通駅に直結しているのでアクセスも抜群。雨や雪の日でも、快適にアート鑑賞を楽しめるのも嬉しいポイントです。普段美術館にはあまり行かないという方も、ぜひこのユニークな空間で、アートとの偶然の出会いを体験してみてください。
| 住所 | 札幌市中央区大通西1丁目〜東2丁目 (札幌市営地下鉄大通駅とバスセンター前駅間の地下コンコース内) |
|---|---|
| 営業時間 | 照明点灯時間 7:30~22:00 |
| 料金 | 無料 |
| みどころ | 500mにわたる地下通路の展示空間、多様なジャンルの企画展 |
| アクセス | 地下鉄大通駅直結 |
| 駐車場有無 | 駐車場なし(周辺の有料駐車場を利用) |
| 公式サイト | 札幌大通地下ギャラリー500m美術館公式サイト |
小原道城書道美術館
書道家・小原道城の作品を中心に、書道の奥深い世界に触れることができる小原道城書道美術館。書道作品を専門に展示しているため、書が持つ力強さ、繊細さ、そして文字に込められた精神性をじっくりと味わうことができます。小原道城の代表作の数々は、見る人の心に静かに語りかけ、書道の美意識や表現の多様性を教えてくれるでしょう。館内は落ち着いた雰囲気で、一点一点の作品と丁寧に向き合える空間が広がっています。書道に馴染みのない方でも、その芸術性に触れることで、きっと新しい感動が生まれるはずです。また、書道に関する企画展が開催されることもあり、書道の歴史や様々な流派について学ぶ良い機会にもなります。日本の伝統文化である書道の魅力を再発見したい方、静かに芸術と向き合いたい方に、ぜひ訪れていただきたい美術館です。
| 住所 | 札幌市中央区北2条西2丁目41番地 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~17:00 |
| 料金 | 300円(大学生以下無料) |
| みどころ | 書道家小原道城の代表作、書道の歴史と美、企画展 |
| アクセス | JR札幌駅より徒歩5分, 地下鉄大通り駅より徒歩5分 |
| 駐車場有無 | 駐車場なし(周辺の有料駐車場を利用) |
| 公式サイト | 小原道城書道美術館公式サイト |
関口雄揮記念美術館
画家・関口雄揮の豊かな芸術世界に浸ることができる関口雄揮記念美術館は、日本画の美しさと自然への深い眼差しを感じられるスポットです。関口雄揮は、北海道の雄大な自然をこよなく愛し、その風景や生命の輝きを独自の感性で日本画に表現しました。館内には、彼の代表作が多数展示されており、四季折々の北海道の情景が、繊細かつ力強い筆致で描かれています。作品を通して、画家が感じた自然の息吹や生命の尊さを追体験できることでしょう。
また、美術館の周囲には美しい庭園が広がり、四季折々の花々や木々が訪れる方の目を楽しませてくれます。作品鑑賞の後は、庭園を散策したり、併設された茶室で静かに過ごしたりと、心安らぐ時間を過ごせますよ。日本画の奥深さに触れたい方、自然の美しさに癒されたい方に、心からおすすめしたい美術館です。
| 住所 | 北海道札幌市南区常盤3条1丁目 |
|---|---|
| 営業時間 | 【夏期間(4月〜10月)】10:00~17:00 ※最終入場は16:30 【冬期間(11月〜3月)】10:00~16:30 ※最終入場は16:00 |
| 料金 | 一般800円、大学・専門600円、中高生400円、小学生200円、幼児無料 ※リピーター割引あり |
| みどころ | 画家関口雄揮の日本画作品、四季折々の庭園、茶室 |
| アクセス | 地下鉄南北線「真駒内」駅 バス2番乗り場から中央バスに乗り「」芸術の森入り口」で下車・徒歩1分 JR札幌駅から車で約40分 |
| 駐車場有無 | 無し |
| 公式サイト | 関口雄揮記念美術館公式サイト |
まとめ
札幌の美術館は、作品鑑賞だけでなく、空間や立地そのものを含めて楽しめるのが魅力です。自然と一体になった展示、地下空間を活用したギャラリー、作家の人生や思想に深く迫る記念館など、それぞれが異なる体験を用意しています。
本記事で紹介した7館を巡ることで、札幌という街が持つ多層的な文化や表現の広がりが見えてくるはずです。興味の赴くままに一館を選び、札幌ならではのアートシーンをじっくり味わってみてください。
※掲載情報は変更となる場合があります。お出かけの際は、公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
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