港町として栄えた酒田には、街の歴史や文化と深く結びついた美術館が点在しています。写真、日本画、近現代美術、そして大正ロマンの世界まで、ジャンルはさまざま。最上川や日本海の風景とともにアートを楽しめるのも、酒田ならではの魅力です。本記事では、酒田観光とあわせて訪れたいイチ押しの美術館を厳選してご紹介!観光名所を巡るだけでなく、美術館に立ち寄ることで、酒田の歩んできた時間や美意識をより深く感じてください。
目次
土門拳写真美術館

日本を代表する写真家、土門拳の作品に特化した専門美術館「土門拳写真美術館」は、1983年に開館して以来、土門拳が生涯をかけて撮り続けた膨大な作品群を展示し、写真芸術の奥深さと魅力を伝えています。彼の代表作である「筑豊のこどもたち」や「古寺巡礼」をはじめ、社会派作品から風景、人物写真まで、幅広いテーマの作品を通して、土門拳の鋭い視点と情熱を感じるひとときは特別感でいっぱい。館内では、彼の写真集や関連グッズが手に入るミュージアムショップもあるので、お気に入りの一枚を見つけたり、写真の世界をより深く楽しむためのアイテムを探したりするのもおすすめです。企画展も随時開催されているので、訪れるたびに新たな感動が待っていますよ。
| 住所 | 山形県酒田市飯森山2-13 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
| 料金 | 一般900円、高校生450円 |
| みどころ | 土門拳の代表作「筑豊のこどもたち」「古寺巡礼」など、社会派から風景まで幅広い作品群を展示。彼の写真にかける情熱と、時代を切り取った鋭い視点を感じられます。 |
| アクセス | JR酒田駅から車で約10分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 土門拳写真美術館公式サイト |
酒田市美術館

広大な敷地に佇む「酒田市美術館」は、常設展と企画展を通じて、多様な美術作品との出会いを提供してくれる魅力的なスポット。酒田市ゆかりの作家の作品を中心に、絵画、彫刻、工芸など幅広いジャンルの美術品を鑑賞できます。注目すべきは、有名アーティストの企画展示が定期的に開催されること。訪れるたびに新しいアートの世界に触れることができるので時期を変えて何度も足を運びたくなります。また、美術館の喫茶室から、雄大な鳥海山と滔々と流れる最上川を一望できるのも見逃せないポイント。アート鑑賞の合間に、絶景を眺めながらゆったりとカフェタイムを過ごすのはいかがでしょうか。ミュージアムショップでは、企画展の図録やオリジナルグッズも販売されているので、旅の思い出やお土産を探すのも楽しいですよ。
| 住所 | 山形県酒田市飯森山3-17-95 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
| 料金 | 一般展:一般700円、高校生350円 |
| みどころ | 市で所蔵する高橋剛、斎藤長三、國領經郎、佐藤昌祐の作品群、新田嘉一氏、岸田隆氏のコレクションなどの美術品を収蔵しています。 |
| アクセス | JR酒田駅から車で約10分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 酒田市美術館公式サイト |
本間美術館

美しい日本庭園「鶴舞園」と見事に調和した「本間美術館」で、心安らぐひとときを過ごしませんか。江戸時代から続く豪商・本間家に伝わる貴重なコレクションを中心に、日本画や工芸品など、質の高い美術品を数多く展示。繊細な日本画の筆致や、職人の技が光る工芸品の数々はじっくりと鑑賞する価値があります。また、美術品鑑賞と併せて庭園散策も楽しみたいところ。国の名勝にも指定されている「鶴舞園」は、四季折々に異なる表情を見せ、訪れる人の心を癒してくれます。庭園内にはお茶室も備わっているので、美しい景色を眺めながら一服するのもまた一興です。
| 住所 | 山形県酒田市御成町7-7 |
|---|---|
| 営業時間 | 【4月~10月】9:00~17:00(入館は16:30まで) 【11月~3月】9:00~16:30(入館は16:00まで) |
| 料金 | 一般1,100円、高大生500円 |
| みどころ | 江戸時代から続く豪商・本間家に伝わる貴重な美術品コレクション。日本画、書、陶磁器、漆器など、質の高い工芸品が多数展示されています。国の名勝に指定されている日本庭園「鶴舞園」は、四季折々の表情を見せ、美術品鑑賞と合わせて楽しめます。 |
| アクセス | JR酒田駅から徒歩5分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 本間美術館公式サイト |
舞娘茶屋相馬樓 竹久夢二美術館

ノスタルジックな大正ロマンの世界へ誘われる「舞娘茶屋相馬樓 竹久夢二美術館」。歴史ある建物「相馬樓」の中で、竹久夢二の描く「夢二式美人」の世界を心ゆくまで堪能できます。彼の作品は、どこか憂いを帯びた女性像や、モダンなデザインが特徴で、見る人の心に深く響くこと間違いなし。相馬樓自体も、美しい建築や調度品が見どころで、まるで大正時代にタイムスリップしたかのような、特別な空間が広がっています。運が良ければ、酒田の伝統文化を伝える舞娘さんの演舞を見学できる日もあるので、ぜひ事前にご確認ください。お茶屋で一服しながら、夢二の作品と歴史的建造物の美しさに浸る、そんな贅沢な時間を過ごしてみませんか。
| 住所 | 山形県酒田市日吉町1-2-20 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~16:00(最終入館15:30) |
| 料金 | 一般1,000円、高中小学生500円 ※演舞観賞は別料金 |
| みどころ | 料亭時代の面影を残す樓内や、竹久夢二美術館、樓主・新田嘉一のコレクション(富岡鉄斎、横山大観、14代 酒井田柿右衛門等の作品)をお楽しみいただけます。 |
| アクセス | JR酒田駅から徒歩約20分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 舞娘茶屋相馬樓 竹久夢二美術館公式サイト |
まとめ
酒田の美術館は、作品鑑賞を通して街の成り立ちや文化の奥行きを感じられるスポットばかりです。写真の名作に向き合える静かな空間、自然と調和した美術館、歴史ある建物で楽しむ日本美術や大正ロマンなど、それぞれ異なる魅力があります。今回ご紹介した4館を参考に、酒田の街歩きや観光ルートに美術館を組み込んでみてください。アートを通して出会う酒田の表情が、旅の思い出をより豊かなものにしてくれるはずです。
※掲載情報は変更となる場合があります。お出かけの際は、公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
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