杜の都・仙台を中心に、宮城県には個性あふれる美術館が点在しています。緑に囲まれた空間で名作に出会える場所、暮らしや工芸の美を感じられる館、体験型で楽しめるユニークな施設まで、ジャンルも雰囲気もさまざま。市街地からアクセスしやすいスポットが多く、観光の合間に立ち寄りやすいのも魅力です。本記事では、宮城を訪れたらぜひチェックしたい、美術館の見どころを厳選してご紹介します。
目次
カメイ美術館
仙台市青葉区にあるカメイ美術館は、ちょっと珍しい組み合わせの展示が魅力のユニークな美術館です。なんと、色鮮やかな昆虫標本と、絵画や彫刻といった美術品が一緒に展示されています。一見すると意外な組み合わせに思えるかもしれませんが、それぞれの美しさが互いを引き立て合い、きっと新しい発見や感動を与えてくれるはず。多様なジャンルの作品が並ぶ館内は、まるで宝探しをしているようなワクワク感でいっぱいです。企画展も定期的に開催されており、いつ訪れても新鮮な気持ちで鑑賞できるのも嬉しいポイント。美術品だけでなく、自然の造形美にも触れたい方には特におすすめのスポットです。
| 住所 | 宮城県仙台市青葉区五橋1丁目1-23 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~16:00(入館は15:30まで) |
| 料金 | 一般300円 |
| みどころ | 世界各地の昆虫標本と、日本画、洋画、彫刻などの美術品が織りなす独特の展示空間。自然と芸術の融合をお楽しみいただけます。 |
| アクセス | JR仙台駅・西口から徒歩で10分 仙台市地下鉄南北線 五橋駅・北4 出口から徒歩で3分 仙台宮城ICから車で約35分 |
| 駐車場有無 | 駐車場なし(近隣の有料駐車場をご利用ください) |
| 公式サイト | カメイ美術館公式サイト |
東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
東北福祉大学のキャンパス内にある芹沢銈介美術工芸館は、人間国宝である染色家・芹沢銈介(せりざわけいすけ)の素晴らしい作品を中心に展示している施設です。型染めという技法で生み出された、芹沢銈介ならではの温かみのあるデザインや色彩豊かな作品の数々は、見る人の心を惹きつけます。着物や屏風、のれんなど、様々な形で表現された伝統工芸の美しさを、じっくりと堪能できるでしょう。また、芹沢銈介の作品だけでなく、彼が収集した世界各地の民芸品なども展示されており、その審美眼の広さに驚かされます。伝統工芸の奥深さや、デザインの美しさに興味がある方には、ぜひ足を運んでみてください。
| 住所 | 宮城県仙台市青葉区国見1丁目8-1 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~16:30(入館は16:00まで) |
| 料金 | 一般500円、大学生・専門学生以下無料 |
| みどころ | 人間国宝・芹沢銈介の型染作品/彼が収集した世界各地の民芸品や工芸品/伝統的な美意識とモダンなデザインが融合した作品群 |
| アクセス | JR仙山線「国見駅」から徒歩約10分。JR仙台駅西口バスプール10番のりばから市営バスで約20分、「東北福祉大学前」下車すぐ。 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館公式サイト |
仙台万華鏡美術館
仙台市太白区にある仙台万華鏡美術館は、その名の通り「万華鏡」をテーマにした、とっても幻想的な美術館です。世界中から集められた様々なデザインや素材の万華鏡が展示されており、一つひとつ覗き込むたびに、光と色彩が織りなす無限の美しさに魅了されることでしょう。同じ万華鏡でも、見る角度や光の加減で全く違う表情を見せてくれるので、時間を忘れて見入ってしまいます。館内では、万華鏡の歴史や仕組みについても学ぶことができ、その奥深さに触れられるのも魅力的なところ。さらに、オリジナルの万華鏡を制作できる体験ワークショップも開催されているので、自分だけの特別な万華鏡を作って思い出にするのも素敵です。ミュージアムショップでは、素敵な万華鏡をお土産として購入することもできますよ。
| 住所 | 宮城県仙台市太白区茂庭字松場1-2 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
| 料金 | 一般・大学生900円、小人450円(常設展) ※万華鏡制作体験は別途料金がかかります。 |
| みどころ | 世界各国の万華鏡コレクション/光と色彩が織りなす幻想的な世界/万華鏡の歴史や仕組みを学べる展示/オリジナルの万華鏡制作体験 |
| アクセス | 仙台駅より車で約30分 仙台空港より車で約45分 仙台南ICより車で約15分 仙台宮城ICより車で約20分 宮城川崎ICより約車で25分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 仙台万華鏡美術館公式サイト |
秋保の杜 佐々木美術館&人形館
秋保温泉郷の豊かな自然の中に佇む秋保の杜 佐々木美術館&人形館は、人形と美術作品が織りなす独特の世界観が魅力の美術館です。画家・佐々木正芳氏の個人美術館として2013年6月に開館しました。館内には、現代美術作品とともに、国内外の美しい人形たちが展示されており、その独自のコレクションは訪れる人々に深い感動を与えてくれます。人形たちの表情や衣装、そして作品が持つメッセージに触れることで、普段とは違う感性が刺激されることでしょう。企画展も随時開催されており、様々なテーマで新しい芸術との出会いを提供してくれます。美術館の周りには秋保の豊かな自然が広がり、美術鑑賞と合わせてリフレッシュするのもおすすめ。併設のカフェで一息ついたり、ミュージアムショップで心に残るお土産を探したりと、様々な楽しみ方ができる場所です。
| 住所 | 宮城県仙台市太白区秋保町境野字中原128-9 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~17:00 |
| 料金 | 一般800円、学生400円、中学生以下無料 |
| みどころ | 現代美術作品と国内外の人形コレクションが融合したユニークな展示/秋保の自然に囲まれた空間 |
| アクセス | 愛子駅から車で約20分 仙台宮城ICから車で約40分 |
| 駐車場有無 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 秋保の杜 佐々木美術館&人形館公式サイト |
宮城県美術館【改修工事のため2026年夏頃まで閉館】

仙台市青葉区にある宮城県美術館は、1981年11月に開館し、国内外の優れた美術作品に触れられる場所です。明治以降の近現代美術や、宮城県および東北地方ゆかりの作家の作品を中心に、カンディンスキーやクレーなど海外作家の作品、戦後日本の絵本原画など、多彩なコレクションを誇ります。常設展では、県内ゆかりの作家の作品や近代美術の流れをじっくり鑑賞可能。また、美術を実際に体験できる創作室があり、絵画や版画、立体作品などを制作できる道具と、制作のアドバイスを行うスタッフが常駐しています。さらに、美術に関連した公演会なども行われ、学びや交流の場としても人気です。
| 住所 | 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
| 料金 | 現在閉館中、2026年夏頃再開館予定。 【常設展】一般300円、学生150円、小・中・高校生無料 ※特別展は別途料金がかかります。 |
| みどころ | フェルメールやレンブラントなどの西洋絵画/宮城県ゆかりの作家の作品/佐藤忠良記念館の彫刻コレクション |
| アクセス | 仙台市営地下鉄東西線「国際センター駅」から徒歩で約7分 「川内駅」北1出口から東へ徒歩で約7分 仙台宮城ICから車で約15分 |
| 駐車場有無 | 有料駐車場あり |
| 公式サイト | 宮城県美術館公式サイト |
まとめ
宮城県の美術館巡りは、アート鑑賞にとどまらず、土地の文化や自然の魅力を一緒に味わえるのが特長です。静かに作品と向き合える空間もあれば、思わず童心に返るような体験型の展示もあり、その日の気分や旅のスタイルに合わせて楽しめます。観光スポットを巡るだけでは出会えない“もう一つの宮城”を、アートを通して感じてみてください。次の旅では、美術館を組み込んだ少し贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
※掲載情報は変更となる場合があります。お出かけの際は、公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
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