立山の雄大な自然と歩んだ歴史を深く辿るなら、今回ご紹介する個性豊かな博物館がおすすめです。「立山博物館」では、神秘的な立山信仰と人々の関わりを広大な敷地全体で体感でき、「立山カルデラ砂防博物館」では、崩壊の危機から街を守る砂防技術や氷河の驚異を科学的に学べます。さらに「猪谷関所館」へ足を延ばせば、飛騨街道の要衝として栄えた往時の旅の様子や関所の歴史が鮮やかに蘇る体験に!自然の驚異から信仰、交通の歴史まで、立山が刻んだ壮大な物語を巡る知的な冒険へ出かけてみませんか。
目次
立山博物館

立山博物館は、総面積約13ヘクタールもの広大な敷地を誇る広域分散型博物館です。立山の豊かな自然、古くからの信仰、そして独自の文化を五感で深く体験できる施設として知られています。敷地内には、展示館、遙望館、まんだら遊苑、布橋、教算坊など、様々なテーマを持つ施設が点在しており、それぞれの場所で立山の歴史と文化、信仰について多角的に学べるのが大きな特徴です。展示を通して、立山が育んできた人々の暮らしや精神世界に触れることができ、訪れるたびに新たな発見があるでしょう。自然と歴史が織りなす立山の魅力を思う存分に楽しめますよ。
| 住所 | 富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
| 定休日 | 月曜日(祝日・振替休日の場合は開館) 祝日の翌日 年末年始(12月29日 ~ 1月3日) ※臨時休館は公式サイトにて要確認 ※まんだら遊苑:12月1日から翌年3月31日まで冬季休苑 |
| 料金 | 常設展(展示館):一般 300円 特別企画展(展示館):一般 200円、70歳以上 200円、大学生 100円 まんだら遊苑:一般 400円 遙望館:一般 100円 ※3施設セット券あり |
| みどころ | 立山曼荼羅の世界を五感で表現した「遊界」、映像で信仰をたどる「聖界」、資料展示の「教界」の3ゾーンからなる広域分散型博物館で、唯一無二の宗教文化にどっぷりと浸ることができます。 |
| アクセス | 北陸自動車道「富山IC」から車で約35分。北陸自動車道「立山IC」から車で約30分。 富山地方鉄道「立山線」に乗車、「千垣駅」下車後、徒歩約20分。または町営バス(芦峅寺行き)で約5分。 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 立山博物館公式サイト |
富山県 立山カルデラ砂防博物館

富山県 立山カルデラ砂防博物館は、地質・地形・生物に特色を持つ立山と、大規模な崩壊地である立山カルデラの歴史、自然、そして砂防をテーマにした博物館です。館内には、立山カルデラ内部からの眺めを再現した大型ジオラマや、工事用トロッコ列車の実車が展示されており、その迫力に圧倒されます。シミュレーションゲームを通して、立山カルデラと砂防の様子をわかりやすく学ぶことも可能です。大型映像ホールでは、安政の大地震をCGで再現した「崩れ」や、カルデラの生い立ちを紹介する「立山カルデラ大地のドラマ」など、見応えのある映像も上映。立山黒部アルペンルートへ向かう前の事前学習の場としても最適で、立山の壮大な自然と砂防の重要性を深く理解できるスポットです。
| 住所 | 富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂68 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) ※冬季閑散期(12/17~2/28)は最終入館時間を設けず16:00に閉館。 ※ ゴールデンウィーク期間は8:30より開館。 ※ 夏休み期間、9~10月の連休は9:00より開館。 ※ 砂防展示室は16:30まで。 |
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合は開館) 祝日の翌日(翌日が土・日の場合は開館) 年末年始(12月28日 ~ 1月4日) ※ ゴールデンウィーク期間、夏休み期間は休まず開館 ※その他、臨時休館日や大雪による臨時対応があるため、公式サイトをご確認ください |
| 料金 | 大人400円 ※「立山博物館共通割引券」あり |
| みどころ | 日本最大級の崩壊地・立山カルデラの脅威と、人々の英知が結集した砂防技術の歩みを学べる施設です。大型模型による地形解説や季節ごとの体験学習会を通じて、立山のダイナミックな地殻変動と防災の重要性を深く知ることができます。 |
| アクセス | 富山地方鉄道「立山駅」から徒歩約1分。北陸自動車道「立山IC」から約40分。 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 富山県 立山カルデラ砂防博物館公式サイト |
猪谷関所館
猪谷関所館は、江戸時代に加賀藩の国境を守る要所であった「猪谷関所」をテーマにした資料館です。関所の役割や歴史を体系的に学ぶことができ、当時の人々の暮らしや物流の様子を知る貴重な機会を提供しています。館内には、実際に使用された関所手形や十手、役人の日常を伝える古文書など、往時の往来を物語る資料が豊富に展示。また、関所の構造を再現した大型模型に加えて、かつての移動手段である「籠渡し」をバーチャルリアリティーで体験できるコーナーもあり、昔の旅の姿をより身近に感じることができます。歴史への理解を深められるとともに、当時の旅人気分も味わえる、興味深いスポットです。
| 住所 | 富山県富山市猪谷978-4 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合は開館) 祝日の翌日(翌日が土・日の場合は開館) 年末年始(12月28日 ~ 1月4日) |
| 料金 | 大人150円、高校生以下無料 |
| みどころ | 江戸時代の関所の仕組みや、飛騨街道の歴史文化をテーマにした貴重な資料を幅広く展示しています。復元された役宅の落ち着いた空間の中で、街道を行き交う人々の営みや、国境の要衝として栄えた地域の歩みをじっくりと堪能できます。 |
| アクセス | JR高山本線「猪谷駅」から徒歩約1分。 北陸自動車道富山ICから約40分。 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| 公式サイト | 猪谷関所館公式サイト |
まとめ
立山には、雄大な自然と人々の歩みを伝える貴重な施設が揃っています。宗教文化を深く知るなら「立山博物館」、自然の驚異と砂防の歴史を学ぶなら「立山カルデラ砂防博物館」、そして街道の要衝を辿るなら「猪谷関所館」と、多彩な切り口で地域の物語に触れることができるのが大きな魅力。体験型展示や貴重な資料を通じて、子どもから大人まで驚きと発見に満ちた時間をたっぷり満喫できます。観光や週末のお出かけに、立山の深い歴史と知恵に触れる「博物館巡り」という新しい楽しみを加えてみませんか。
※掲載情報は変更となる場合があります。お出かけの際は、公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
- 1