東京 動物園8選!都内近郊の無料&人気動物園まとめ

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多摩動物公園

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多摩動物園は、当初上野動物園の分園として開園された動物園でした。広さは60ヘクタールもあり、これは上野動物園の4倍もの広さです。日本のみならず世界有数の規模を誇る動物園として知られており、園内を全て見てまわろうと思ったら所要時間は4時間以上!1日過ごせてしまうほどの規模の動物園なので、デートにもぴったりです。

◆多摩動物園を代表する動物たち

多摩動物公園で飼育されている動物は320種以上。特に多摩動物公園で飼育されている動物たちの中で代表的なのが、コアラ、ライオン、レッサーパンダ、ワラビー、マレーグマ、コウノトリ、アムールトラ、アフリカゾウなどです。

◆テーマごとに分けられた展示で楽しもう!

多摩動物公園は、豊かな多摩の自然の中にあります。そのため、広々とした園内では動物たちをなるべく自然の姿のままに展示するために様々な工夫がなされています。檻の代わりに壕で仕切りをつくり、放養形式で展示し、群れで暮らす動物たちはなるべく群れで飼育。そのため、のびのびと暮らす動物たちを観ることができるのです。

エリアはアジア園、オーストラリア園、アフリカ園、昆虫園の4つにわかれており、それぞれテーマにそった動物たちが暮らします。現在、リニューアル工事のため閉鎖中のエリアがあります。

<アジア園>
アジア園では、その名の通りアジア各地の動物たちに出会うことができます。ニホンコウノトリやタヌキといった日本産の動物をはじめ、レッサーパンダ、トラ、オラウータン、オオカミなど、アジア各地の動物たちが集結。
特にアジア園で絶対に見るべき見どころは、オラウータンのスカイウォークです。放牧場同士を全長150mのワイヤーロープでむすび、そこをオラウータン達が渡っていきます。ワイヤーロープの長さは世界最大級で、2005年には動物たちの豊かな暮らしを評価するエンリッチメント大賞 飼育施設部門大賞を受賞しました。

<オーストラリア園>
オーストラリア園では、オーストラリアに生息する動物たちが暮らしています。コアラやカンガルー、ワライカワセミ、エミューなどを見ることができます。コアラが暮らすコアラ館では、コアラ以外にもフクロモモンガ、ハイイロリングテイルなどの有袋類の動物たちを展示。日本ではなかなか見ることのできない動物たちの集まったエリアです。

<アフリカ園>
アフリカ園では、ライオンやキリン、シマウマ、チンパンジー、アフリカゾウなど、アフリカの動物たちが暮らしています。アフリカ園の目玉は、なんといってもライオンバスです。バスに乗り込んでサファリ形式でライオンを観ることができます。間近で見るライオンは大迫力!

<昆虫園>
昆虫園の中には、昆虫園本館と昆虫生態園の2つの展示があります。特に人気なのは、昆虫生態園です。温度が調節されている昆虫生態園には川や森などが再現されており、そこに生息する色とりどりのチョウやカブトムシ、タガメなどを1年中観察できます。

◆広大な多摩動物公園は移動が大変?!シャトルバス運行で楽々散策!

多摩動物公園は多摩丘陵の起伏に富んだ土地に作られた動物園です。そのため、園内は広さに加えて坂なども多く、歩いて回るとちょっと大変。そんな時に嬉しいサービスが、無料のシャトルバスです。この無料シャトルバスは、園内のソデグロヅル舎前、インドサイ舎前、オラウータン舎前、動物慰霊碑前、アジアの平原を循環運行。園内の主要なスポットへのアクセスもこれならラクチン。高齢者や障がいのある方、妊娠している方、乳幼児を連れているかたが優先となるので、子ども連れなどでも安心です。運行時間は10時から15時までとなっています。

◆ふれあいイベントやガイドも充実!多摩動物公園をより詳しく楽しく!

多摩動物公園では、ガイドツアーやボランティアによるスポットガイド、モルモットとのふれあいコーナーなどを連日開催!動物たちについてより詳しく学びながら、動物観察をもっと楽しくしてくれます。

  1. これであなたも動物マスター?!動物解説員による解説ガイドツアー
    休園日以外の月・金・土・日・祝日には、動物解説員による園内ガイドツアーが開催。約45分間、動物たちについて詳しく解説してもらいながら園内を巡ります。時間は11時から、もしくは14時からです。現在中止しています。
     
  2. ボランティアによるスポットガイドも開催!
    ガイドツアー以外にも、ボランティアによって園内の動物たちについて解説してもらえるスポットガイドも開催されています。開催スケジュールは、月曜日はマレーバク、火曜日はライオン、木曜日はレッサーパンダ、金曜日はインドサイ、土曜日はコアラ、そしてアフリカゾウは毎日開催です。これをきっかけに、お気に入りの動物についてもっと詳しくなっちゃいましょう!時間は10時から11時半までと、13時から14時まで。集合場所は各施設前です。
     
  3. かわいいモルモットたちとふれあおう!モルモットふれあいコーナー
    動物園といえば、小動物とのふれあいを楽しみにしている方も多いはず。多摩動物公園では、モルモットとのふれあいコーナーが開催されています。開催日時は月曜から金曜日が13時~13時50分、土日祝が10時30分~11時30分と13時~14時までの開催です。土日祝は整理券が必要となるので、事前に整理券をもらいましょう。配布場所は「なかよし広場」前掲示板前で、9時30分から配布されています。なくなり次第終了となるのでお早めに。※現在中止しています。

◆授乳室やベビーベッドも完備!小さい子どもと一緒でも安心なサービス

動物園に小さな子どもを連れて行く時に心配なのが、小さな子ども用の施設の充実度です。多摩動物園は授乳室やベビーベッド、子ども用トイレ、ベビーカーなどがしっかりと用意されています。また、ミルク用のお湯も用意してもらえますので安心です。

  1. 授乳室の場所
    授乳室はウォッチングセンターと昆虫園本館、コアラ下売店休憩所内の3ヶ所です。またミルク用にお湯が必要な方は、アフリカ園食堂やコアラ館下売店、アフリカ売店、ウォッチングセンター内ズーカフェのスタッフに申し出れば用意してもらえます。
     
  2. オムツ替え用ベビーベッドの場所
    ベビーベッドは、園内のほとんどのトイレと授乳室にあります。ただし、オラウータンの森トイレと昆虫園本館2階トイレにはありませんのでご注意を。また、授乳室に入室できるのは女性のみなのでこちらも注意が必要です。
     
  3. こども用トイレの場所
    こども用トイレがあるのは、さくら広場、オラウータンの森、ワラビー舎上、アフリカ売店横、チンパンジー舎横、動物慰霊碑横の女子トイレ内です。また、コアラ下売店授乳室内にもあります。子ども用の補助便座も用意されています。
     
  4. ベビーカーの貸出はある?
    園内のウォッチングセンター前でベビーカーの貸出も行われています。利用料金は1回500円。また、ライオンバスや昆虫生態園をはじめ、コアラ館、レストランなど、ベビーカーを持ち込めない施設もあるのでご注意を。

◆無料開園日は年3回!

多摩動物公園でも無料開園日が年3回あります。日程は5月4日のみどりの日、5月5日の開園記念日、10月1日の都民の日の3回。無料開園日は通常よりも混雑が予想されますので、お出かけの際には観覧コースなどをあらかじめ決めておいたり、各施設の位置を確認してからお出かけするのがオススメです。

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