箱根の穴場?!入園無料の本格庭園を浴衣姿で散策しよう

実は箱根の穴場観光スポットといっても過言じゃないんじゃないか…という場所が天成園の中にあります。それが天成園の正面エントランス横にあるこの庭園。庭園入口の門前は浴衣姿との相性抜群で、撮影スポットにもオススメです。

庭園内はかなり広く、パワースポットの「玉簾の瀧」や「玉簾神社」などの見どころも。庭園の奥まで進むと足湯に浸かりながら庭園を眺めたり軽食を楽しんだりできる茶屋「たまだれ庵」もあります。

入り口には自由に歩き回るアヒルも…。このアヒルかなり人懐っこく、その場を去ろうとすると後ろについて歩いてきたりもします。

またカメラをむけると興味津々に近づいてくる…もとい突っ込んでくるので、撮影するときは気をつけましょう。

「アヒルのおうち」の横には、ミニレッキスの「クロちゃん」とネザーランドドワーフの「ピーター」が暮らすウサギ小屋も。写真はピーターのお食事風景。人がきてもお構いなしにモグモグし続けます。

日帰り温泉の利用者や宿泊者は、館内から庭園にでられるようになっています。庭園入口のある正面エントランスまでまわる必要がないので、入浴後やお食事後にすぐ庭園散策に出られます。入り口には貸出用の傘もあるので、雨の日でも大丈夫。雨の庭園も趣があってよさそうです。

館内から外に出るときは雪駄に履き替えますが、ここにもちょっとしたポイントが。この雪駄、クッション性が高く誰が履いても馴染むようなサイズ感になっていて、足が痛くなりづらいようになっていました。こういった細かいところまで気を効かせているのはさすがの一言。

もちろん小さな子ども用の雪駄も用意されているので、親子で庭園散策を楽しめます。

館内の庭園出入り口を出るとすぐに情緒あふれる景色が。四季折々の草木が彩る景色を楽しめます。

こちらは庭園の見どころのひとつ「玉簾の瀧」。玉簾の瀧は高さ8m、幅11mにもおよぶ滝で、実際に近くで見るとその迫力はなかなかのもの。また水の透明度も素晴らしく、流れ落ちる水が「たますだれ」のように細く美しいことから「玉簾の滝」の名がついたというのも納得です。
滝のすぐ下まで行けるように道が作られているので、思いっきりマイナスイオンを感じられます。また滝下まで行って記念撮影をするのもオススメ。滝と浴衣の相性も抜群です。ただし、足元の幅が狭いので滝下まで行く時は落ちないように注意しましょう。

玉簾の瀧の滝壺には鯉が泳いでいます。色とりどりの鯉がゆうゆうと泳ぐ姿は風流そのもの。また水の透明度の高さにも注目。玉簾の瀧の滝壺にあるこの池は、SNSやネット上で「鯉が浮いて見えるほど透明すぎる池」として話題になったこともあるほど。
滝の前にはカップルのデート時など、2人で訪れたときに嬉しいアイテムが!その名も「セルフタイマー撮影用 カメラスタンド」。台の上に設けられた金具部分にスマホを置いてセルフタイマーをセットすれば、2人での写真が撮影できるスグレモノです。

実際に撮ってみると…こんな感じに。しっかり滝と人物がフレームの真ん中にくる絶妙な配置です。
滝の横には観光地の定番、顔出しパネルが。これは旅行者心をくすぐります…。