大蓮寺
新潟県
佐渡
- お寺・寺院・仏閣
基本情報
| 名称 |
大蓮寺 ダイレンジ |
|---|---|
| 住所 |
新潟県佐渡市羽茂本郷2075甲 地図を見る |
| 営業時間 | 営業 9時〜17時 |
| アクセス方法 | ・車で60分 |
| 料金 | ・無料 |
| 連絡先 | 問合せ先 電話番号:0259-88-2123 |
大蓮寺は1421年に羽茂地頭本間氏の菩堤所として建立された、末寺10か寺を有する曹洞宗寺院です。 境内には五百羅漢堂があり、1664年に江戸の仏師によって作られた羅漢が納められています。 観音堂はマリヤ観音を祀る御堂で、隠れキリシタンの尊宗によって伝えられたものだといいます。 布袋尊画像は佐渡七福神の一つとしてこの寺に納められ、福徳円満の敬仰を集めています。 【山門】 大連寺の山門は1685年に造営されました。 1778年には茅ぶきの屋根を栃の板ぶきに、1812年には杉皮ぶきに改修されました。 その後、1837年と1935年に屋根のふき替えを行い、1951年の修理で鉄板ぶきに変わったことが、棟札などから分かります。 【木造阿弥陀如来坐像】 この仏像は大蓮寺の本尊で、胎内銘によって1427年に再興されました。 また、造立はもっと古いと考えられます。 この点について羽茂村誌には、金原省吾博士が「この阿弥陀如来は鎌倉初期のもので、優れた仏像である」と語った由を述べています。 胎内銘によって、願主として「本間対馬入道真本」が見られますが、これは1426年の「菅原神社土地寄進状」の沙弥真本とは同一人と考えられています。 しかし、この仏像にはさらに、嫡男「左衛門尉重季」が明記されていて、300年に近い羽茂地頭の代々を知る上で貴重なものです。 像容は地方の作とは思えない程立派で、地域の文化交流を知る上で貴重なものであると考えられます。
詳細情報
| その他 | 駐車場 普通車:有り(無料) |
|---|---|
| その他 | 【県指定有形文化財】 ●種別:建造物 ●名称:大蓮寺山門 ●指定年月日:平成8年3月29日 【市指定有形文化財美術工芸品】 ●種別:彫刻 ●名称:木造阿弥陀如来坐像 ●指定年月日:平成16年3月1日 |