木造十一面観世音菩薩立像(阿弥陀寺)
山口県
山口・秋芳
- 観光施設
基本情報
| 名称 |
木造十一面観世音菩薩立像(阿弥陀寺) モクゾウジュウイチメンカンゼオンボサツリュウゾウアミダジ |
|---|---|
| 住所 |
〒747-0004 山口県防府市大字牟礼1869 地図を見る |
| 連絡先 | 所在地 電話番号:0835-38-0839 問合せ先 電話番号:0835-25-2237 |
| ホームページ | http://www.city.hofu.yamaguchi.jp/ |
本像は、もと周防国衙(こくが)域内にあった国庁寺(こくちょうじ)に安置されていたもので、明治4年(1871)の国庁寺廃止にともない、本尊釈迦如来坐像とともに、阿弥陀寺に移されたものである。 像高106.4cm、ヒノキ材の一木(いちぼく)造りで彫眼(ちょうがん)である。宝髻(ほうけい)・頂上の仏面・頭上の十面・阿弥陀如来の化仏(けぶつ)はそれぞれ別の材から彫出してほぞ差しとしている。 下半身の衣文(えもん)線、裳裾(もすそ)が蓮台(れんだい)に付く形、像底中央の丸ほぞなどに平安時代末期(藤原時代末期)の特色も見られるが、卵形のやや面長な顔立ち、ふくらみの多い髪型、なで肩で細身の体つきなどから、鎌倉時代初期から中期にかけての制作をみられる。
詳細情報
| 文化財 | その他 防府市指定有形文化財 |
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