旧志免鉱業所竪坑櫓
福岡県
太宰府・宗像
- 歴史的建造物
基本情報
| 名称 |
旧志免鉱業所竪坑櫓 キュウシメコウギョウショタテコウヤグラ |
|---|---|
| 住所 |
〒811-2202 福岡県糟屋郡志免町大字志免495-3 地図を見る |
| アクセス方法 | 西鉄東公園台2丁目バス停 徒歩 2分 九州自動車道須恵スマートIC 車 5分 |
| 連絡先 | 志免町社会教育課 TEL:092-935-7100 FAX:092-935-7141 |
| ホームページ | http://shime-tatekouyagura.jp/ |
「竪坑櫓」は、ケージと呼ばれる籠を昇降させるために造られた巨大なビルディングです。この櫓の真下にまっすぐ掘られた深さ430mの「竪坑」という穴を使い、地下から石炭を上げたり、鉱員を地下の石炭層まで移動させていました。まるで金づちを立てたような形の櫓に、巻き上げる機械が組み込まれた、エレベーターのような仕組みとなっています。さまざまな形の竪坑櫓の中で最も発達した形式で、地上8階、地下1階のうち、地上1階から5階までを柱のみで構成し、6階以上には壁をつけています。8階部分には吹き抜けの大空間があり、ケージの巻き上げに使われた1000馬力のモーターが、休みなく稼動していました。 志免と類似する形式で、終戦(1945年)の前に建設された竪坑櫓は、これまで九州で造られたおよそ100の竪坑のなかでも、四山第一竪坑(三井三池炭鉱、荒尾市)にあっただけです。また世界中をみても、現在まで残っているものは、志免のほかにベルギーのブレニーと中国撫順の2か所だけだといわれています。その姿は、機能的で無駄のない造形美をもつ近代建造物であり、世界の産業技術史を語る上でも大切な遺産であるといえるでしょう。 1957(昭和32)年には、21万トン以上も出炭していた竪坑も、1964年の閉山とともに稼動を停止します。現在、日本に現存する最大規模の竪坑櫓は、日本で唯一、開坑から閉山まで国営でありつづけた志免鉱業所の歴史を物語っています。
詳細情報
| 文化財 | 国重要文化財 |
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