出発した頃はまだ明るく昼間の砂丘の姿も楽しむことが出来ました。緩やかな斜面から馬の背を目指す道中に風紋の出来方や番地があること、傾斜が何度になると砂が落ち始める、など説明を詳しくしていただきました。
海に落ちていく夕陽を眺め、波打ち際近くでは砂丘に住む生き物を探し、すっかり暗くなった頃に懐中電灯で足元を照らすとはっきりと風紋が見えました。
半月でしたが月明かりは影を作るほど明るく、青みのある夜の景色は異国情緒が溢れます。
マットを敷いて寝転ぶと一面に星空が広がっていました。星座の説明を聞きながら人工衛星を探したり流れ星を見たり、都会では味わえない壮大さに言葉を失います。
帰り道もまた生き物と触れ合い、普段は虫嫌いで避けて通る私もこの日は興味深く目を向けることが出来ました。子どもから大人まで楽しめるツアーだと思います。