アニメじゃなくて、漫画展でした。
表紙の名作椅子の実物版や、ステラの贈呈、
フォージャー家のリビング再現、
アーニャの特大百面相など、
この作品ならではの趣向を凝らした企画も多彩で、
スタッフの方々の作品愛を感じました。

老若男女の客層で、家族連れ、友人同士、一人での来場客も多く、
皆さんが思い思いに楽しんでいるのも和みました。
特にずっと私の後で鑑賞していた小さい女の子連れのご家族3人での来場者の
パパと娘さんの会話が、リアルフォージャー親子な感じですごく可愛くて、
図らずとも作品の世界観をさらに深めていました（笑）

というわけで、会場全体が温かい雰囲気でなんだか幸せな気分になりました。

強いて難をつけるとすれば、漫画の生原稿がPCで制作されているので、あまり筆圧や修正など、作家さんが手書きしている感じがなかったので、少し残念でした。
（線画は手書きだそうですが、それをデジタルに取り込んで仕上げているそうで、修正後とかペン跡の凹凸などがなく綺麗なので、生々しさがありませんでした。）
でもその分、手書きのネームやアイデアスケッチなども存分に披露してくれていたので、十分でした。

とても見応えがあって楽しかったです。
また改めて一話から読み始めたくなりました。