冬休みに家族で志摩スペイン村の「パルケエスパーニャ」に日帰りで行ってきました。初めての訪問でしたが、広々とした園内と異国情緒あふれる街並みに、まるでスペイン旅行に来たかのような気分を味わえました。アトラクションやショー、美味しいグルメも満喫し、日帰りでも1日たっぷり楽しむことができました。

パークに入場すると、まず目を引いたのは色鮮やかな建物や広場です。石畳の道や噴水、スペイン風の建築が美しく、子どもたちは「ここ本当に日本？」と興奮気味に駆け回っていました。入口からワクワクする雰囲気が漂い、写真をたくさん撮りながら進んでいきました。

最初に向かったのは「バイキング」というアトラクション。大きな船が左右に大きく揺れるスリル満点の乗り物です。子どもたちは最初は怖がっていましたが、「せっかくだから挑戦してみよう！」と誘うと勇気を出して乗り込むことに。最初のうちは不安そうな顔をしていましたが、次第に慣れてくると「もっと揺らして！」と大はしゃぎ。乗り終えた後には「楽しかった！もう一回乗ろう！」と笑顔が絶えませんでした。

その後は「グランモンセラー鉄道」に乗り、パーク内を一周しました。ゆっくりと走る列車からスペインの街並みを眺めることができ、まるで観光ツアーに参加しているような気分になります。途中には、園内の景色や建物をじっくり見ることができ、子どもたちも「あっ、あれ次に行こう！」と次々に行きたい場所を見つけていました。

次に向かったのは「スプラッシュモンセラー」。水しぶきを浴びながらボートで急流を下るアトラクションで、スリルがありつつも子どもでも楽しめる内容です。寒い季節だったので水がかかるのが心配でしたが、ボートにはしっかりカバーがあり、安心して乗ることができました。子どもたちは「お水が跳ねた！楽しい！」と興奮しながら、大きなカーブを曲がるたびに大笑いしていました。

ここの人気アトラクションの「ピレネー」というローラーコースターは、スリル満点のジェットコースターで、大人でもドキドキするスピード感と迫力があります。絶叫系が大好きな夫は「これは最高！」と大喜びでした。一方、絶叫系が苦手な私と子どもたちは、もう少し落ち着いたアトラクションを楽しむことにしました。

家族みんなでめっちゃ楽しめたのは、「ドンキホーテの旅」というライド型アトラクションです。物語の世界を冒険する感覚が味わえる内容で、子どもたちも物語に引き込まれていました。

昼食は、パーク内のレストランでスペイン料理をいただきました。私は魚介たっぷりのパエリアを、子どもたちはスペイン風のハンバーグプレートを注文。パエリアは見た目も鮮やかで、本場の味を想像しながら美味しくいただきました。子どもたちも「おいしい！」と夢中で食べ、最後にはデザートのチュロスまで完食していました。

午後は「トリックアートの館」に行きました。ここは、写真映えする不思議なアート作品がたくさん展示されていて、子どもたちが大喜び！壁に描かれたアートにポーズを取ると、まるで本当に恐竜に食べられそうになっているような写真が撮れたり、宙に浮いているように見えたりと、たくさんの写真を撮って盛り上がりました。特に子どもたちは、巨大な絵の上でバランスを取るようなポーズをして「本当に浮いてるみたい！」と大はしゃぎ。家族全員でたくさんの笑顔の写真を撮ることができ、良い思い出になりました。

意外にも子どもたちが気に入ったのは「メリーゴーランド」です。普段は少し物足りないと言うことが多いのですが、パルケエスパーニャのメリーゴーランドはおしゃれでヨーロッパの街並みを背景にしていてとても華やか。子どもたちは「お姫様になったみたい！」と目を輝かせていました。ゆっくりとした動きと温かな雰囲気が心地良く、冬の澄んだ空気の中で親としても癒される時間になりました。

パーク内を歩いていると、オリジナルキャラクターたちにも出会いました。子どもたちは大興奮で一緒に写真を撮ったり、握手をしたりして楽しそう！キャラクター探しがいつの間にかパーク内を巡る楽しみのひとつになり、「次はどこにいるかな？」とワクワクしながら歩き回っていました。

夕方になるとパークのライトアップが始まり、建物や広場が温かな光に包まれました。街並みがさらに幻想的な雰囲気になり、最後はのんびりと散策しながら1日の思い出を振り返りました。家族全員が「また来たいね！」と言ってくれて、最高の冬休みの1日になりました。

パルケエスパーニャはアトラクションだけでなく、異国情緒あふれる街並みや美味しいグルメ、写真映えするスポットなどがたくさんあり、日帰りでも丸一日たっぷり楽しめるテーマパークでした。また季節を変えて訪れたいと思いますし、次回は泊まりでさらにゆっくり満喫したいです！