腹を満たすための軽食として、夜食サービスはありがたい。アルコールが飲めるのも嬉しい。肝心のサウナはサウナマットの交換が適宜に行わておらず全体的に湿潤した環境でととのうことが躊躇われた。
清掃状態も巡回している割に不十分。
以前の安心お宿系列はもっと清潔感と高級感、サービスレベルがビジネスホテルと比べて優れていた印象が強いが、スリッパを廃止し、ご飯のサービスやアルコール提供を始めたあたりから明らかに品質の低下しているように感じる。
バリ島をイメージした落ち着いたリゾート空間は、融通の効いたサービスと非日常体験の提供とは。
店舗単位というよりも経営陣の施策として、何かを見誤ってしまっているのではないか。
集客ツールとしての無料サービスに固執しすぎて現場が追いつけていないのではないか。
どんなに素晴らしい施設も特典も安定した提供が出来なければ持続は不可能である。
果たしてカプセルホテルに滞在する顧客が腹を満たすための白飯を求めているのか。合宿所ではない。
私の好きだった安心お宿は戻っては来ないのだろう。
食事やアルコールといった付帯サービスを抜きに温浴施設、サウナ施設として考えると2000/3hは少々考えさせられる。（3h以上の滞在であれば近隣のフジやウェルビーに軍配が上がる。)
基本料金の値上げやサービスの選択制を設けてもいいのでハードではなくソフト面でのサービス向上（クリンネス、接客態度、客層の差別化）が経営サイドとしては必要ではないか。