2025年3月9日、私たち家族4人は茨城県水戸市の偕楽園に梅を見に出かけました。前日の悪天候とは大きく変わり、当日は快晴の穏やかな日となりました。日差しは柔らかく、ぽかぽかと心地よい気温で、梅を楽しむには絶好のコンディションです。

偕楽園は日本三名園の一つとして名高く、多くの観光客や地元の人々で賑わっていました。到着すると、さっそく広大な園内へ足を踏み入れました。道を進むと、視界に広がるのは美しい梅の木々。色とりどりの花が咲き誇り、ピンクや白の花びらが風に揺れています。それぞれの木の下では、皆さんがカメラやスマートフォンを手にして、撮影に夢中になっていました。

私たちも早速、梅の花の写真をたくさん撮りました。子どもたちは途中にあるお店で、角煮まんや梅昆布茶など食べ物に興味津々で、思わず行列に並んでおりました。梅の香りが漂い、春の訪れを感じさせるとともに、自然の恵みを実感します。特に印象に残ったのは、満開一歩手前の梅の木の下での家族写真。初めて訪れた偕楽園での特別な思い出となりました。

偕楽園の魅力は梅だけではありません。広大な敷地内には、池や茶室、竹林も点在しており、散策するたびに新しい発見があります。池のそばで見る青空と梅の花のコントラストは、心を和ませてくれました。また、筑波山の景色が遠くに見えるポイントからは、自然の美しさを堪能することができました。

少し寒くなって来た夕方に暖かいホット梅酒を飲みくつろいでいると、そんな様子を見て、私たちも自然と笑顔になり、家族の絆を感じる瞬間でした。偕楽園は、ただの観光地ではなく、家族や友人とともに過ごす特別な場所であることを再確認しました。


最後に、日が沈む頃、再び梅の花を見上げました。夕日が照らす中での梅の花は、昼間とは違った美しさを放っていました。穏やかな日差しと優しい風の中で過ごしたこの一日は、家族の思い出として心に深く刻まれることでしょう。

帰り道、家族みんなが「また来たいね」と口々に言っていました。偕楽園での梅見は、ただの観光地訪問ではなく、家族との絆を深める大切な時間だったように感じます。これからも、このような素晴らしい体験を重ねていきたいと思います。