私は16歳の修学旅行のときに、広島の原爆資料館を訪れたことがあります。
そして今回、2025年に、実に26年ぶりに再び来館しました。

中に入ってみて驚いたのは、まるで「初めて訪れた」かのような印象を受けたことです。
レイアウトが大幅にリニューアルされていて、展示内容も大きく変わっていると感じました。

特に印象的だったのは、「核兵器をめぐる現在の世界情勢」についても知ることができた点です。
原爆の歴史だけでなく、「今」と向き合う場にもなっていることに、深く心を動かされました。

また、来館者の３～４割が外国人だったと感じ、驚きました。
かつ「メッセージ帳」には日本語以外の言語が圧倒的に多く、この施設の意義が日本国内にとどまらず、世界にも発信されていることを肌で実感しました。

訪れた人それぞれに、受け取るものは違うかもしれません。
それでも、きっと誰もが何かを感じ、考えずにはいられない場所だと、私は思います。