前半にラフスケッチとでもいうような模型、後半に実際に建築されたものの記録と建築家本人のインタビュー動画があったが、そのような会場構成になっていることをわからないまま、前半で見疲れてしまった。所狭しと模型が置いてあったり吊るされていたり、珍しい展示だったが、精緻な建築模型ではないので、それはそれで興味深く、楽しく見たが、それはラフ模型で終わったものなのか、実際に建築物として結実したものなのかを知りたかった。ごくわずか、実際の建築物の写真も貼ってあったりしたが、小さくて遠くてよく見えなかったりしたのは残念。また通路が狭く気を遣いながら見るのに疲れてしまい（時間帯的にお腹が空いてしまったりして）後半のインタビュー動画を落ち着いてみることができなかったのは惜しいことをしたと思う。このような構成になっていること、それぞれの動画が何分ぐらいあるかは明示してほしかった。時々スタッフの方が注意事項を呼びかけられているようだったが、ごく傍にいないと聞き取れないし、意味があるのかな？と思った。内容はとても面白いし、興味深かったが、展示のやり方がとても残念に思えた。再度行こうと思うには安くない。