序盤に担当編集や実子のインタビュー動画が流れていて、大変興味深く拝見しました。経営難で苦しみ進退窮まった手塚治虫が起死回生をかけて世に送り出した作品がブラックジャックだったそうです。他の作品も手掛けながら、20数ページの週刊連載をこなした手塚治虫は、本当に天才だったのだなと、改めて思いました。序盤を抜けると、各話をテーマ別に分類して解説した展示が続きました。漫画を所蔵していて今でも繰り返し読んでいる方は退屈に感じるかもしれません。私は10代の頃に読んだきりだったので、ああこんな話もあったなと、懐かしく感じながら観賞しました。じっくり読みながらだと、3時間くらいかかるのではないかと思います。土曜日に来館しましたが、平日だとオリジナルカードが貰えることを当日現地で知り、少しモヤモヤした気持ちになりました。