弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」の口コミ
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とても興味深く、見応えのある展覧会でした。 特に印象に残ったのが、真言宗で現在も行われている「後七日御修法(ごしちにちみしほ)」について知ることができたことです。毎年1月8日から7日間にわたって行われ、五穀豊穣や国家の安泰、天皇の安穏などを祈る重要な法会であることを初めて知りました。空海が晩年に強く願い、宮中で始まった儀式が現在まで受け継がれていることにも驚きました。さらに、実際の後七日御修法の様子を動画で見ることができ、とても興味深かったです。 そして、仏像では、仏師・快慶の「深沙大将立像」が特に印象に残りました。筋骨隆々とした力強い肉体表現と、今にも動き出しそうな躍動感が素晴らしく、しばらく見入ってしまいました。 また、その仏像の制作に関わる下絵を見ることができたのも面白かったです。完成した仏像だけでなく、どのような構想や下絵から作品が生み出されたのか、その過程まで感じることができました。 真言宗が後に大きく二つの流派に分かれ、さらに多くの宗派へと分派していったこと、それでも現在まで「後七日御修法」が各派の関わりの中で受け継がれていることなど、仏像や美術品だけではなく、真言宗の歴史そのものについても知ることができました。 空海という一人の僧侶から始まった真言密教が、1200年以上の時を経てどのように受け継がれてきたのか。その歴史と文化を、実物の名宝を通して感じることができる、とても面白い展覧会でした。 歴史や仏像に興味がある方には、ぜひおすすめしたい展覧会です。
もんたさまの体験したプラン
【当日券】弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」
- 美術館
2,300円〜