コロナ感染対策が不十分すぎて、鑑賞していて恐怖を感じるほどでした。
鳥獣人物戯画の乙巻以降は「最前列で並ばずに後ろからお好きなところでご覧いただけます」と盛んにアナウンスをしていました。そのため最前列で見ていると自分のすぐ真後ろで、しかも時に大声で話しながら覗き込む人がいて、この人たちがもしコロナに罹患していたらと思うと安心して鑑賞することができませんでした。自分の左右の人とはそれなりに距離を保てますが、真後ろから覆いかぶさる様に来られると逃げようがありません。後ろから覗き込む人には、最前列の人との間に十分な距離をとるよう指示をすればいいだけだと思うのですが、それすらせず放置しているのはいかがなものかと思いました。
また、館内でマスクを外して話してる人がいて監視員から目視で見てもわかる状況であるにも関わらず、即座に注意をしないのも大変気になりました。売店が込み合いますので早めに並んでお買い求めください 、といったアナウンスは盛んにしていましたが…。

ちょうど平成館1階の講堂で講演会があり、聴講が終わった学生らしき団体数十人が一気に出てきたところに出くわしました。そのまま入り口付近に滞留し大声で話をし続けていたので、係員の方に会話を止めるかすぐに解散をするように注意すべきなのでは？と提言しましたが、これもすぐに対応せず放置をされていました。休憩コーナーがすぐ横にあり飲食をしている方もいる場所なので、一気に講堂から退場させない、退場後は入口付近に集団で留まらせない、喋らない等を主催者側と東博が徹底出来て居ないのはお粗末でした。

東京国立博物館が起因でクラスターが起きないことを願うばかりです。