4巻同時に見れるのは最初で最後かもと思い、感染対策をしっかりした上で1人で見に行きました。
12時からの回でチケットを取っていましたが、12時からVRを見てから会場に行くと並ばずに入場できました。
来館する前に鳥獣戯画の書物や過去の図鑑を図書館で借りて予習していましたが、実物の筆さばき、躍動感、動物たちの可愛らしさに息をとめて見いってしまいました。明恵上人の座像からは全てを包み込むような温かさ、大きさを感じ何とも言えない気持ちになりました。最後の子犬の像は愛くるしく、目、表情、尻尾の先までが今にも動き出しそうに感じました。
甲巻の動く歩道からは人が並び、乙巻、丙巻には長い列ができていました。
職員の方は、『この列は１番前で見ることを確約するための列ではございません。1歩ずつお進み下さい。じっくりご覧になりたい方は後方からご覧下さい。』と声をかけているのですが、丁巻以外では中々進んでいないようでした。
その他は混まずにゆっくりと見ることができました。
会場の色んな所に動物たちや人たちが配置されていてそれらを見るのも楽しかったです。
グッズのショップはとても混んでいてお目当てのグッズで売り切れの物もいくつかあり残念でした。
ゆっくりと図録を読みながら2度、3度と楽しみたいと思います。