ルシエルキャンドル

薪をくべるたびに、パチパチと小さく弾ける音が響く。 暖炉の炎がゆらめき、部屋の空気をゆっくりと温めていく。 窓の向こうには、手を伸ばせば届きそうなほど大きな富士山。 その雄大な姿を眺めながら、キャンドル作りの時間が始まる。 手に取るのは、澄んだワックスと選び抜かれた香りのエッセンス。 指先でそっとかき混ぜると、静かに溶けていくロウが、炎の熱とともに形を変えていく。 薪を足しながら、温もりを感じ、揺れる炎をぼんやりと見つめる。 その優しい光に包まれながら、キャンドルの芯を静かに立てる。 ふと顔を上げると、窓一面に広がる富士山の雪化粧。 夕暮れに染まり始めた空が、少しずつキャンドルの灯りと溶け合う。 ここはただの工房ではなく、 自分と向き合うための静かな場所。 炎のぬくもり、ロウの柔らかさ、富士山の圧倒的な存在感。 この場所で作るキャンドルは、 ただの灯りではなく、心に残る特別な時間の形 になる。 焚き火の音とともに、心を溶かすひととき。 富士の麓で、あなたも 「灯りを創る旅」 に出てみませんか？