特別展「和食～日本の自然、人々の知恵～」＠静岡

ユネスコ無形文化遺産登録から10年、日本の食文化の奥深さを科学と歴史の両側面から探究する特別展です。日本列島が育んだ多彩な食材──山菜・海藻・キノコ、魚介類から野菜に至るまで、その多様性と発酵技術を模型や標本、顕微鏡映像で紹介します。 さらに、縄文時代の卑弥呼の食卓、織田信長による饗応膳、江戸時代の屋台文化まで、日本の歴史に息づく“おいしい文化”を再現模型や映像で辿ります。江戸っ子が愛した天ぷらや寿司、そばなどのファストフードも必見です。 体験型の映像展示では、魚影に手をかざすと解説が飛び出すインタラクティブな仕掛けも。視覚でも楽しめる構成で、和食への理解がぐっと深まります。 和食のルーツと魅力に触れ、“知るほどにおいしくなる”体験を通じて、日本の自然・食文化・歴史を再発見しませんか。