口コミ(51) 梅若能楽学院会館
【10月15日(日)】梅若会定式能(12時開場・13時開演)

東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺 演劇・舞台
日時指定チケット

チケット利用可能期間

※営業時間は日によって異なる場合がございます。ご利用の際は事前に営業時間・定休日等をご自身でご確認の上おでかけください。
能「清経」~きよつね~

平清経は源平筑紫の戦いに敗れ舟から身投げし自殺した。家臣の粟津三郎は、清経の妻を訪ねて形見の遺髪を届け、清経の最期を語るが、妻は戦死か病死ならばともかく自分を置き去りに自殺した事を恨み嘆き形見の遺髪をそのまま返し涙に伏せる。すると夢の中に清経の霊が現れ、形見に残した遺髪を返した事を問いただすと、妻は清経の霊に自分を残し自殺した事を責める。清経の霊は自殺に至るまでの有様を物語り、妻の恨みを慰め、修羅道の苦しみを見せる。そして今は最期に唱えた念仏の功徳により成仏できたと妻に語り姿を消す。

能「楊貴妃」~ようきひ~

唐の玄宗皇帝は寵妃楊貴妃の死を悲しみ、貴妃の霊魂の行方を捜すよう方士に勅命を下す。貴妃の霊魂を捜し常世の国の蓬莱宮へ方士が訪ねると、太真殿の中から貴妃の独言が聞こえる。方士が自分は勅使だと伝えると涙をたたえた貴妃が宮の中より現れる。貴妃に帝の嘆きを伝えた方士は対面した証に帝と貴妃との契りの言葉を求める。貴妃は「天に在らば願はくは比翼の鳥とならん、地にあらば連理の枝とならん」と方士に語り、天上界の仙女でありながら人間界の楊家に生まれ帝と深い契りを交わした思い出を舞うが、方士が去るとまた一人淋しく仙郷に残る。

アクセス

所在地 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る
車でお越しの方 当会館は駐車場はございません。ご来場の際は電車・バスをご利用ください。
公共交通機関ご利用の場合 ・JR総武線「東中野駅」から徒歩約8分 ・大江戸線「東中野駅」A3出口、「中野坂上駅」A2/2出口から徒歩約8分