口コミ(51) 梅若能楽学院会館
【11月19日(日)】梅若会別会能(10時開場・11時開演)

東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺 演劇・舞台
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都心で能楽を楽しむひとときを…梅若会秋の特別公演、梅若会別会能

『山姥』~やまんば~山姥の山めぐりの曲舞を舞うことで有名な遊女は百万山姥と巷で呼ばれている。その遊女が都ノ者と従者を連れて善光寺へ向かう。するとその途中、越後の険しい山道にさしかかると突然あたりが暗くなり、そこに現れた里の女に案内され一行は山女の庵を訪れる。山女は一行に自分が本当の山姥だと正体を明かし、遊女に曲舞の謡を聞かせてほしいと頼む。それを聞いた遊女は驚き曲舞を謡おうとすると、山女は月夜に自分の真の姿を見せると言い残して姿を消す。その夜、一行の目の前に恐ろしい鬼女が現れて、遊女の謡に合わせて本当の曲舞を舞い、四季折々に雪や花・月を訪ねる山めぐりの有様を舞い示し大自然の雄大な姿を現す。

 

『木曽』~きそ~越後で平家より敗走した木曽義仲は、越中砺波山に押し寄せる多数の平家軍を倶利伽羅ケ谷に落とす計略を立て、少数の自軍を配置し自らは埴生に陣を取る。するとそこに偶然にも八幡宮があることに気付き、家臣の太夫坊覚明に願書を書かせる。覚明は勝利祈願をしたためた願書を読み上げ八幡宮に奉納し、義仲の命により門出の酒宴で男舞を舞う。すると八幡宮の方角より山鳩が翼を並べて飛来する。一同は神霊が願書を納受されたしるしと思い、これを拝して加護を祈り決戦に赴く。こうして義仲一行は多勢の平家軍を見事に倶利伽羅ケ谷に追い落した。

アクセス

所在地 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る
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