口コミ(51) 梅若能楽学院会館
【3月17日(日)】梅若会定式能(12時開場・13時開演)

東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺 演劇・舞台
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都心で能楽を楽しむひとときを「梅若会定式能」

『草子洗』(そうしあらい)宮中での御歌合で、大伴黒主の相手は有名な小野小町と決まった。苦しい立場となった黒主は供を連れて小町の私邸へ忍び込み、小町の吟ずる歌を盗み聞きする。黒主は盗み聞きした歌を『万葉集』に書き加え、小町の歌を古歌のように偽装する。 御歌合の当日、帝の御前には、小町、黒主、他に紀貫之等が並び御歌合が始まる。小町の順番となり歌が読み上げられると、小町の歌は帝が絶賛するが、その時黒主が『万葉集』を持ち出して小町の歌は古歌だと訴える。宮中は騒然となり、無実の罪をきせられた小町は窮地に立たされる。そこで小町は帝よりその草子を洗う勅許を得て、草子を洗い始める。すると黒主が入れ筆した小町の歌の墨が流れ消えてしまう。面目を失った黒主は自害しようとするが、帝の勅諚によってその罪を許され小町、黒主の二人は和解する。そしてまた帝の命により、小町は遺恨無き証に舞を舞う。

 

『野守』(のもり)羽黒山の山伏が葛城山に参る途中、春日野の池のほとりで野守の老人と出会う。この池は野守の鏡と呼ばれているが本当の野守の鏡は鬼神の持つ鏡のことだと老人は語る。そして鬼神の持つ本当の野守の鏡が見たいと言う山伏に、老人は池の水鏡を見なさいと言い残し姿を消す。夜になり山伏が野守の鏡を見せてもらえるよう祈願をすると、銀色の鏡を手にした鬼神が現れる。鬼神は手にした鏡に東西南北・四方八方、さらに天上・地下、地獄道を映し出す。

アクセス

所在地 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る
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