7月20日(日)梅若会定式能(12時開場・13時開演)*12:30よりショートレクチャーがあります
東京都新宿・中野・杉並・吉祥寺
演劇・舞台
日時指定チケット
チケット利用可能期間
※営業時間は日によって異なる場合がございます。ご利用の際は事前に営業時間・定休日等をご自身でご確認の上おでかけください。
『江口』~えぐち~(袴能での上演です)
旅の僧が天王寺参詣の途中、昔多くの遊女がいた摂津の江口の里に来る。僧はかつて、西行法師が一夜の宿を求めたが断られたことを詠んだ歌を思い出して口ずさむ。すると若い里女が「一夜の宿を惜しんだのではなく、遊女の宿に世捨人が泊まるのはどうかと思った」と話し、自分がそのときの遊女の霊だと明して消えてしまう。僧が遊女の霊を弔うため読経していると、川面に遊女達の乗る屋形船が現れ、嘆きの歌声で舞を舞う。迷いはこの世に心を残しているからであると悟ると、突然船は白象に、遊女は普賢菩薩となり、遥か西の空へと消えていく。
『安達原』~あだちがはら~山伏祐慶一行が修業の途中、安達原の庵に一夜の宿を頼むと、庵の主の老婆は、破れ屋を恥つつ一行を中へ案内する。老婆は糸車を操りながら一行に浮世のはかなさを呟き、夜が深まると、留守中寝屋を覗かぬよう言い残し、薪を取りに裏山に消え去る。山伏一行は老女の言葉が気に掛り、寝屋を覗くとそこで山と積まれた死骸を目にする。一行はここが噂の鬼女が棲む、安達原の黒塚だと気付きあわてて庵を逃げ出す。逃げる一行に先刻の老婆が鬼女の姿で火焔を放ちつつ追い迫る。一行は数珠を手に、必死に祈り続け鬼女と戦う。すると鬼女は弱りはて、恨み声を残して一行の前より消え去る。
アクセス
所在地 | 梅若能楽学院会館 〒164-0003 東京都中野区東中野2-6-14 地図を見る |
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車でお越しの方 | 当会館は駐車場はございません。ご来場の際は電車・バスをご利用ください。 |
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梅若能楽学院会館