萩・長門の生きもの観察

西圓寺のアオバス

西圓寺のアオバス（青蓮）は、境内の青蓮の池（6.7?）に県内で唯一生育しています。 花びらの多いシナバスの俗称、廬山白（ろざんしろ）と称する品種で、ひとつの花に１３０枚ほどの花弁がつくという珍しいもの。 白色の花をつけ、ハスの中で最も美しいとされています。 6月下旬から8月にかけて開花し、見ごろは7月上旬。 つぼみのときは青色、開花時には純白になります。

俵山しゃくなげ園／しゃくなげ

平成21年度第11回花の観光地づくり大賞を受賞。 40数年前から植樹し年々規模を拡大。現在では５ヘクタールの敷地に約170種類・約30,000本が植えられ、毎年白やピンクなどで辺り一帯を染め上げ、道行く人々の目を楽しませてくれます。

妙見山展望公園／つつじ

標高275mの頂上から、波静かな油谷湾と波濤の日本海が一望できる視界360度のパノラマ公園。島影に沈む夕日やダイヤモンドを散りばめたような眼下の漁火など、目に映る景観はひときわ印象的です。 遊歩道ではツツジやアジサイなど、四季折々の花を楽しみながら散策もできます。

熊野山公園／さくら

日吉神社のオガタマノキ巨樹群

オガタマノキ（黄心樹）はモクレン科の常緑高木で暖地性植物。 日吉神社社殿の東、北、西部に多数のオガタマノキの巨木があります。 胸の高さの幹周り1.2ｍ〜3.75ｍで、最大のものは根元の周囲5.8ｍ、高さ約17ｍ。

王子山公園／さくら

童謡詩人『金子みすゞ』がふるさと仙崎の風景を綴った「仙崎八景」のうちのひとつ。

青海島八王子山タチバナ自生北限地

タチバナはミカン科の常緑亜高木、野生のミカンです。 自生地は長門市大字仙崎、青海大橋近くの八王子山の海に面した南斜面、標高約50ｍの林中で、この地には、昔は多数自生していたが伐採されて現在はただ１本が残っています。 台湾以北に分布する暖地性植物で、太平洋岸の自生北限は静岡県であるが、日本海側では、ここを北限としています。

金ノ口の連理のサカキ

大羽山の北側斜面の神祠の前にあり、地上60cmの幹周は1.4m。樹高は15mほどあり、サカキとしては巨樹である。連理現象は一枝だけでなく、数枝にわたってみられる点に特徴があり、地元の金の口講の神木としてまつられている。また、近接してタブノキとイチイガシが生育し、樹冠が互いに交錯しているので、こんもり盛りあがり、山麓からもこれを遠望することができる。 サカキは日本特有の樹木ではなく、中国南東部からヒマラヤ中部にかけて生育しているが、神樹として尊重されているのは日本だけである。

大日比ナツミカン原樹

個人宅のため観覧時間などに注意。

熊野山公園／つつじ

俵山温泉街を見下ろす高台にある。 満開時は山全体が紅色になる。

びじゅつかんのハーブ園／ラベンダー

香月泰男美術館そばにあるハーブ園には約150種のハーブがあり、春から秋にかけて人々の目を楽しませている。

能満寺のシイノキ巨樹群

俵山の能満寺は唐から帰国した空海（弘法大師）が建てたと伝えられる真言宗の古刹（こさつ）。シイノキ巨樹群は寺の裏山にある。そのすべてが巨樹とはいいがたいが、目通り幹周4.62m、3.49m、3.3mのものがある。これら群叢は、山頂へ連なる八十八か所巡拝路を挾んで広がっており、、亜高木層にツバキ、カゴノキ、タブノキ、低木層にアオキ、ヤブニッケイ、シロダモ、草本層にはテイカカズラが多い。 能満寺は郷の盆地を一望にする円錐形の山(悉地山)を背負っているところからみて、はじめは山岳信仰と関連していたかもしれ

大寧寺／さくら

曹洞宗の名刹。シーズン中には夜間ライトアップもされる。

長門市一位ガ岳のベニドウダン自生地

ベニドウダンはベニドウダンツツジの略称、ツツジ科の落葉小木。 自生地は長門市俵山温泉西方約3km、豊田町との境にそびえる標高672ｍの一位が岳の北側斜面で、標高600ｍ付近の低い林中です。 ここのベニドウダンは、老木があり、大きいもので根元の周囲30cm、高さ4〜5ｍ程度。 群生が著しく、林の地面には多数の幼樹が生育しています。 5月上旬から6月上旬にかけて、小枝の先端に花がまとまってつき、大きさ6〜8mmの紅色で釣鐘型の花を開きます。

渋木ホタル橋付近／ほたる

長門湯本温泉から車で10分の場所で、旅館からホタルバスが運行される。

樅の木橋周辺／ほたる

毎年ホタルの幼虫約１万匹を放流している三隅川では、特に上流部で多くのホタルが見られる。

七重川河川公園／ほたる

七重川沿いにホタルを見ることができ、近くに七段の滝がある。シーズンには俵山温泉からホタルバスが運行される。

渋木大畑小学校付近／ほたる

大畑小学校付近の深川でホタルの乱舞が見られる。

ひまわりロード／ひまわり

伏馬山の山麓一面に広がるひまわり畑。７月下旬から８月にかけて3,5ｈａ、22万本の花が咲き誇ります。

道の駅「ハピネスふくえ」サンサン広場／さくら