嬉野・武雄の生きもの観察

塚崎の大楠

全国巨木第53位、県内では第3位の巨木。樹齢は3000年以上と言われている。昭和38年に落雷にあい、本幹の9m以上が失われた。樹高18m、幹回り13.6ｍ、枝張りは東西18ｍ、南北15m。根回りは38mに及び、かつては壮大な姿を誇っていたと思われる。

嬉野の大チャノキ（大茶樹）

樹高約4mでお茶の木としては珍しい大木。樹齢約340年と伝えられる。

唐泉山の椎天然林

専立寺のしだれ桜

樹齢約150年

海童神社のクス

古来海神を祭り，平安時代初期の創建と伝える古社の境内には，楠の巨木があり県の天然記念物となっている。

稲佐神社のクス

古社の境内周辺には，300年を超える楠群があり，境内には樹齢600年を越す2株の楠の巨木が県の天然記念物となっている。

馬頭観音の楠

天平９年（７３７年），行基，楠樹に馬頭観音菩薩を彫刻。楠樹と馬頭観音が古くから有名であることは、ケンペルやシーボルトなどの記録にみることができる。

楠の群生林

大町町の聖岳（標高467m）の頂上近くに800本以上の楠の木が立っています。もともとは日露戦争の戦勝記念として植樹された人工林です。佐賀県の名木古木に指定になっています。晴れていれば絶景です。落ち着いた雰囲気が癒されます。

黒髪山カネコシダ自生地

標高516ｍの黒髪山は、頂上の天童岩や中腹の雌岩雄岩などの巨岩奇岩がそびえたつ特異な景観から、肥前耶馬渓とも呼ばれます。植物の種類が豊富で、クロカミラン・クロカミシライトソウ・ヒレフリカラマツ・イブキジャコウソウなどの固有種・希少種がみられます。

馬場の山桜

樹齢120年を超える馬場の山桜は、3月下旬から4月にかけて淡いピンクのつぼみを咲かせる。なだらかな傾斜地で日当たりもよく、春はアブラナ科の花が咲き、景観的にもよい場所にある。市内に存在する山桜の中では最も大きく、樹姿もよく整っており、武雄市を代表するヤマザクラの巨木として貴重な存在である。

大聖寺のまき

大聖寺は真言宗大覚寺派の寺で、不動明王を本尊としている。境内にはスギやイチョウ・カヤなどの大木に囲まれて、４株のマキの大木がある。これらはマキ科のイヌマキで、庭の南隅にあるものが最も大きく、根回り3.8ｍ、幹回り3ｍ、樹高18ｍ、枝張り東西10ｍ、南北12.2ｍある。樹齢は300年以上と推定される。

西渓公園のツツジ・桜

桜山公園の桜

武雄温泉楼門裏山にあたる，奇岩怪石のそそり立つ蓮来山の一角にある桜の名所。ツツジの名所でもある。

御船山楽園のツツジ

武雄市で花の名所として知られる御船山楽園。4月中旬から5月上旬にかけて20万本のツツジ（久留米つつじ・霧島つつじ）が咲き誇る。ツツジの開花時期には広い園内が一面、ツツジの絨毯を敷き詰めたようになる。

御船山楽園の桜

鍋島家の別荘跡に,3月下旬になると約5000本の桜が咲き，ソメイヨシノ，ヒガンザクラ，シダレザクラ，八重ザクラなど桜が御船山の切り立った断崖の緑を鮮やかな色彩に引き立てる。

慧洲園のツツジ

慧洲園は、九州随一と言われる約4千坪の純日本庭園。茶畑と御船山を背景に、2,000屯あまりの石組みの中を水が流れ、変化に富んだ植え込みで壮大な名園美を構成している。

慧洲園の紅葉

慧洲園は、九州随一といわれる約4千坪の純日本庭園。中根金作作庭による、茶畑と御船山を背景に、2000屯あまりの石組みの中を水が流れ、変化に富んだ植え込みで壮大な名園美を構成している。

御船山楽園の藤

武雄市で花の名所として知られる御船山楽園。園内には，サクラやツツジの他に，フジ（白房・紫房）が2本植えられている。数こそ少ないが，長い花房がいっぱい下がっている様子には，しとやかさが感じられ思わずうっとりする。

文化会館庭園のシャクナゲ

旧藩主鍋島公の庭園をそのまま生かし，春のシャクナゲの群生はみごとである。

御船ケ丘梅林

昭和17年，3万坪の土地に1万本の梅を植え，その横に如蘭塾が設けられた。如蘭塾は日本と満州国との親善を目的につくられた施設。御船山の東山麓一帯に広がる約16万5,000平方mの敷地に、2月中旬から3月上旬にかけて「一目1万本」の梅の花が咲き誇る。5月下旬には「うめ〜ランド」が開催され、多くの方が梅をちぎりにやってくる。