福岡市（博多駅周辺・天神周辺）の美術館

福岡県立美術館

福岡市中央区天神の那珂川沿い、須崎公園に隣接して立つ県立の美術館。建物の設計は公共建築の重鎮・佐藤武夫による。高島野十郎や青木繁、坂本繁二郎、児島善三郎など主に福岡県ゆかりの近代洋画家の作品や、福岡県内の美術動向に関わる作品を中心に収蔵。また黒田藩の御用絵師だった尾形家の絵画資料、久留米絣や博多織など工芸品のコレクションも。美術資料は近世から近現代まで約1万点を数える。県の美術展覧会（県展）なども開催。

ソラリアプラザ

福岡県福岡市中央区天神にある1989年開業のファッションビル。近隣に立つ「ソラリアステージ」と共に西日本鉄道が所有・運営しており、同社のターミナル駅である西鉄福岡（天神）駅に直結している。ビルの地下2階から地上7階までの部分にあり、低層にファッションを中心とした専門店、7階にはシネコン（TOHOシネマズ天神）、6・7階およびそれより上階には「ソラリア西鉄ホテル福岡」やスポーツクラブが併設する。

福岡市美術館

福岡市中央区の大濠公園敷地内にある市立美術館。赤茶色の磁器質タイルが輝く外観が特徴的。2年半の休館を経て2019年にリニューアルオープンした。九州・沖縄・山口地域にゆかりの作家作品を軸としつつ、ダリやミロ、ウォーホル、シャガール、バスキアや草間彌生など国内外の著名な芸術家の作品、紀元前5000年頃から紀元後2000年代まで時間幅上も多彩に揃えた所蔵作品は16000点超に及ぶ。館内から大濠公園の緑と大池を見渡せるロケーションも魅力。

伊都郷土美術館

伊都郷土美術館は、伊都文化会館の横にたたずむ市内で唯一の市立美術館です。　郷土出身の美術家で、日展審査員や福岡学芸大教授などを歴任された故・原田新八郎氏が生前に創った彫像や絵画などを常設展示しています。主な作品として、第12回日展特選「働く人」や、第13回日展再特選の「漁婦」、第13回日展菊華賞「漁婦」などが展示されています。　また、１階の展示室を貸ギャラリーとして、芸術活動に取り組んでいる市民のみなさんへ展示場所を有料で提供しています。

九州産業大学美術館