新潟・月岡・阿賀野川の地域風俗・風習

葛塚市・松浜市

新潟市北区では毎月2つの市が開かれます。 「葛塚市」は安くて新鮮な魚介類、旬の野菜や果物、手作りのコンニャク・キムチなどが目玉。生花、野菜や花の種子、植木や衣料品も充実した庶民の強い味方です。 「松浜市場」は食料品から日用品まで品揃えも豊富で、新鮮な地場野菜はもちろん、近くには松浜漁港があるため鮮魚・海産物が多いのが特徴です。葛塚市は250年以上、松浜市場は140年以上と昔から長く続いている歴史ある市で地元から愛されています。店主との会話を楽しんだり、試食をしてみたりなど、昔からの温かい雰囲気を感じるために歩いてみるのもおすすめです。

月潟定期市場

毎月6回、2と7のつく日に開催(午前7時〜正午)

新飯田定期市場

宝暦5年(1756年)に開設されたと言われ、今では衣料品、鮮魚、青果物を中心に1日20店程の出店がある。

庄瀬定期市場

明治39年(1906年)に開設された。今では衣料品、鮮魚、青果物を中心に1日10店程の出店がある。

白根定期市場

永禄12年(1569年)に開設されたと言われ、今では衣料品、鮮魚、青果物、植木切花を中心に1日60店程の出店がある。

新津市場（新津一・六市）

享保11年(1726年)に開設されました。 今では衣料品、鮮魚、青果物を中心に毎月1と6のつく日に開かれ150店近くの露店が立ちならんでいます。

山ノ下市場

毎年8月12日に「お盆花市」が開設されるほか、4月〜10月の月末の日曜日に商店街のフリーマーケットが開催されます。 ●販売品目：野菜、果物、日用雑貨 ●開催日時：毎月2のつく日以外 8時〜17時

亀田定期露店市場(三・九の市)

1694年に六斉市として開設され、今日まで続いています。3と9のつく日の8時から正午に町の中心にある市場通りで開設されています。

小須戸露店市場

地元の野菜やくだものがたくさんあります。 ●開催日：毎月3と8のつく日 ●開催時間：6時〜13時

村松定期露店市場

新鮮な野菜や魚、乾物・植物など旬の幸が並ぶ、地元市民の憩いの市場です。

五泉市買物広場（五泉市定期露店市場）

1645年（正保2年）に当時の庄屋涌井源左衛門が2・7日に開設したものが、現在までその伝統を守り続けている。

村松藩主第10代堀直休副葬品

昭和47年(1972)、村松藩主菩提寺の英林寺境内において墓地移転の際に発掘された。直休は天保7年(1836)、第9代藩主直央の次男として生まれ、安政4年(1857)、22歳で村松藩主第10代藩主となるが、万延元年(1860)、25歳という若さでこの世を去った。直休が愛用していた刀や脇差、漆塗りの弁当重箱、印籠、筆、文鎮、懐中時計、オルゴールなど106点におよぶ遺品は、藩主の生活を今に伝えている。 ※村松郷土資料館にて、一部を展示中。

村松城下図

村松は、江戸時代には堀家三万石の城下町。正保元年(1644)堀直時を初代藩主として成立し、城下町もこのころから整備がはじまった。この城下図は、宝暦年間(1751〜64)に作成された。縮尺は一間が一分の縮尺で道路幅や間口、奥行きなどが細かく書かれている。村松は数回の大火などで多くの資料が焼失しており、この絵図は当時の城下町村松の様子を伝える大変貴重なもの。 ※五泉市村松郷土資料館（村松城跡公園内）で展示中。

村松御城絵図面

明治44年(1911)、旧村松藩士山田岩蔵氏が記憶をもとに作成した幕末期の村松城内の図面。正確に測量しているものではないが、建物の配置や名称、間取り、庭や植えられていた植物など、城内の様子について詳細に記してある。村松城内について記録しているものは、現在のところこの絵図面だけであり、村松城の姿を知る上で大変貴重。 ※村松郷土資料館で、現在展示中。

イクネスしばた