南城市・久高島のアウトドア

玉泉洞

沖縄県南城市にある鍾乳洞。1960年代後半に調査が進められ、現在は民営の施設「おきなわワールド 文化王国・玉泉洞」を構成する一要素となっている。総延長約5000mとされる洞窟に国内最大級の鍾乳石100万本以上を擁するもので、そのうち手前約890mほどが観光用として公開されている。石柱が林立する「昇龍の鐘」や棚田状の窪みで幻想的にライトアップされた「青の泉」などが目玉。洞内はスロープなどが整備されている。

奥武島

奥武島は沖縄県南城市玉城にある島。沖縄本島とは橋で結ばれている。島内には1,000人ほどが暮らしている。島の西側は穏やかな海域のため、スキューバダイビング初心者や講習者も奥武島を訪れる。毎年5月末から6月末には海神祭りと「ハーリー」とよばれる爬竜船の競争が行われる。島内の道は狭く入り組んでいる。また島の中心部は小高い丘となっており、そこには漂着した唐人から贈られた観音像を祀った観音堂がある。

久高島

沖縄本島南部東海岸に位置する南城市の離島。琉球民族発祥の地といわれている。琉球を創造した神が舞い降りた地といわれ、琉球王朝時代には国王の巡礼地だった。島内には祈りの場や史跡が残っている。遊泳禁止の神聖な浜「イシキ浜」や海水の透明度の高い美しいビーチ「メーギ浜」、神秘的な洞窟がある「カベール岬」など観光スポットは多彩。移動はレンタサイクルが便利だ。グルメでは久高島特産のイラブー汁や久高島の麦を使ったクラフトビールがおすすめ。

テダ御川

琉球国王が久高島を参拝する際に、この地で豊かに湧き出る水をいただき、休息を取った場所。かつては豊かな水があふれていたが、昭和初期の近隣の採石のため泉は枯れた。今でも東御廻りの聖地として人々から崇められている。

カンチャ大川

19世紀中頃、地域住民が自らの私財で難工事の末に完成させた用水。

知念大川

知念城跡近くにある。東御廻り（アガリウマーイ）の名所地となっている。

新原ビーチ

南城市玉城にある白い砂浜が２ｋｍにわたって続く遠浅の天然ビーチ。グラスボートが運航しており、干潮時には貝殻拾いなど海辺の散歩もおすすめ。近くにペンションもある。

グスクロード

全長約4ｋｍにおよぶグスクロード沿には糸数グスク・グスクロード公園・玉城グスク・ミントングスク・垣花グスクと多くの史跡がある。

新原海底観光センター

うみかぜホースファーム