大阪城・京橋・市内東部のパワースポット

陶器神社

坐摩（いかすり）神社の境内西向きに鎮座、火除の神として、とくに陶器商人に崇拝されている火防（ひぶせ）陶器神社。明治40年（1907）、西区靱南通1丁目から移されたもの。かつて北は筋違橋（すじちがいばし）から南は四つ橋までの西側に、陶器問屋街約200軒が軒を並べていて、陶器神社はその守護神として愛宕山将軍地蔵を祀っていたと伝えられる。現在の神社境内にある陶器の灯籠（とうろう）は、前の神社から移されたものだという。毎年7月21〜23日の「陶器祭り」で展示される、皿・茶碗などの陶器で飾りつけた瀬戸物人形は、大阪の夏の風物詩として有名。当日、周辺の陶器問屋街では陶器の廉売りも開催。

大阪カテドラル 聖マリア大聖堂

戦国の世に散った細川ガラシャの像がたたずむ。ステンドグラスも美しいカトリックの大聖堂。

玉造稲荷神社

大阪市中央区玉造2丁目に鎮座している神社。素盞嗚尊と神大市比売との間のお子さまで衣食住を司る神を主神とし、稲の精霊であり、穀物の神として古くから崇敬されてきた。境内には、昭和61年に会館され、神社に伝わる古代玉遺物を展示する「難波・玉造資料館」、大阪城で生まれた豊臣秀頼公の像、利休ゆかりの井戸を再建した「利休井」、新型コロナの沈静化を願い令和2年に植樹された「梅薬師の梅」など見どころ満載のスポットが点在している。

南御堂

大阪府大阪市にある真宗大谷派の寺。「難波別院」の支院で、1959年に本願寺の12代目が「大谷本願寺」を建立したのが始まりとされている。定例法話や開法会などを開き、地域の方が参加している。仏前結婚式や初参式を行っている。

真宗大谷派難波別院（南御堂）

坐摩神社

大阪府大阪市にある神社。神功皇后の時代に坐摩神を祀ったのが起源とされており、平安中期の法典「延喜式」には、攝津國西成郡の唯一の大社と記載されている。「住居守護の神」「旅行安全の神」「安産の神」として信仰されており、最終の神階は従四位下勲八等。

高津宮（高津神社）

大阪府大阪市にある866年創建の神社。主祭神は仁徳天皇、履中天皇や応神天皇も祀られている。境内は写真スポットとしても人気の緑豊かな仁徳庭園や高津公園、結婚式場や 披露宴会場などもあり広々としている。梅や桜も植えられており、見頃を迎えると花見客が多く訪れる。4月上旬には高津宮桜まつりの開催あり。最も賑わいのある夏祭は7月に行われ、夏の風物詩となっている。絵馬殿で行われる竜踊りも人気。

三津寺

難波神社

大阪市中央区博労町にある神社。仁徳天皇を祭神として創建されたもので、摂津国総社として「難波大宮」あるいは「平野神社」とも。6月には境内で育った花菖蒲を奉納する「あやめ祭（菖蒲神事）」が行われ、巫女が菖蒲を刈り取る所作の神楽「菖蒲刈り」を舞う。境内には摂社・博労稲荷神社や、大阪市の指定保存樹の第1号である御神木の楠も。

北御堂（津村別院）

京都・西本願寺（浄土真宗本願寺派）の別院。北御堂は通称で、東側を通る大阪の大動脈、御堂筋の名は北御堂と南御堂（真宗大谷派難波別院）の門前を結ぶ道であることにちなむ。正式な寺院の名称は「本願寺津村別院」。寺は1945年の大阪大空襲により全焼したが、1964年に近代的大殿堂として再建した。2019年には「北御堂ミュージアム」も開館、大阪と本願寺・北御堂の関係を壁面パネルや模型で学ぶことができる。