南国リゾート気分を味わえる!サンビーチ日光川ってどんなところ?

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夏休みの定番といえばプールでしょう。単なる水遊びの場ではなく、足を踏み入れるだけでリゾート気分を味わえる施設としてプールは人気です。また、ファミリー層からデートのカップルまで、幅広い客層からプールは愛されています。1日中遊んでも満足できるプールで、夏の楽しい思い出を作りましょう。この記事では、名古屋を代表する巨大なプール施設、サンビーチ日光川の施設概要やおすすめポイント、営業時間、アクセスなどについて深く掘り下げてまとめています。

「名古屋のワイキキ・ビーチ」の異名も!サンビーチ日光川の概要

愛知県名古屋市にある日本最大級の淡水プールがサンビーチ日光川です。館内は「ビーチプール」「ウェーブプール」「キッドプール」の3種類に分かれており、来場者を飽きさせません。また、ウォータースライダーなどのアトラクションも豊富です。全体的には南国をイメージした設計が特徴的であり、「名古屋のワイキキ・ビーチ」とも呼ばれています。プールサイドでありながら白浜があったり、デイゴやハイビスカスを観賞したりできるのも心躍る醍醐味です。毎年7月から9月初旬まで開館しており、関東圏に限らずたくさんのお客でにぎわっています。

子連れでも楽しい「ウェーブプール」「キッドプール」

サンビーチ日光川にある3つのプールで、最も本物の海に近い感覚を味わえるのが「ウェーブプール」です。ふだんはゆるやかな波の上下が心地いいものの、時折押し寄せる高い波が絶妙なアクセントになってくれます。最大で50センチを超える波の迫力は、本当に南国へとやって来たような感覚です。そして、プールの深さは最深部でも1.4メートル程度なので、大人の来場者なら溺れる心配もありません。泳ぎが苦手な人も浮き輪を使って漂いながら、リラックスできる空間です。水深が浅い部分でもウェーブプールは十分に楽しめます。波が寄せては引く場所に、体を浸けているだけでも涼しげな気分を味わえるでしょう。また、ビーチボールなどを使って遊ぶのもおすすめです。浅い場所なら小さな子どもがいる団体でも安心してプールを満喫できます。

子連れのお客なら「キッドプール」も足を運びたいポイントでしょう。水深は30センチほどなので、水に慣れていない幼児でも危険なく利用可能です。園内にはコンパクトなサイズの玩具も持ち込みが許されているため、泳ぐ以外の楽しみ方でもプールを堪能できます。目玉になっているのは海賊船をモチーフにしたアスレチックです。疲れたときの休憩所のように使っても、子どもとかくれんぼをしてもいいでしょう。また、遠目から見てもかなり豪華な目印になっているので、絶好の記念撮影ポイントでもあります。常に笑い声が絶え間ないキッドプールなら、子どもたちも新しい友達を見つけて遊べるでしょう。

カップルにも大人気の「ビーチプール」は外国のムード!

大人同士の来場者は、「ビーチプール」目当てで訪れているケースも少なくありません。ビーチプールはサンビーチ日光川の売りであり、国内にいながら海外旅行の気分を疑似体験できる演出が見事です。たとえば、ビーチプールに使われている白砂は、ほかの国内プールにはないオリジナルの特徴といえます。サラサラとした感触の砂を踏みしめるたび、リゾート気分は高まっていくでしょう。また、海水浴のかわりにビーチプールを楽しんでいる来場者もいます。海に行きたくてもなかなか時間がとれない都市圏の住人にとっては、名古屋市内で砂浜を再現しているこのゾーンが、癒しとなるはずです。

一方、プール自体には波がありません。なぜなら、これはあくまでリラックスした空気感を味わってほしいという演出だからです。そのため、ビーチプールではにぎやかに遊ぶというよりも、ゆったりとくつろいでいる来場者が目立ちます。また、ビーチプール周辺にはサンシェルターを張ることも可能です。たくさんの屋根が並んでいる光景はとてもカラフルで、目に焼きつけられるでしょう。プールに入らず、砂浜で日々の疲れをとるのもひとつの過ごし方です。

さらに、細部のこだわりが来場者の心を打ちます。ビーチプールでは南国の木や花が並んでいて壮観です。鮮やかな色の植物を眺めていると、ここが名古屋という事実を忘れてしまいそうになるでしょう。また、ヤシの木も本物を使用しています。ワイキキにはなかなか足を運べなくても、「名古屋のワイキキ・ビーチ」は気軽に来場できるので、夏休みには何回も遊びにきたくなる快適さです。

大興奮の「ウォータースライダー」で大はしゃぎ!

サンビーチ日光川ではアトラクションも充実しています。中でも、ウォータースライダーは連日、長蛇の列ができるほどの人気です。種類は全部で6基であり、好みによって選んでみましょう。まず、最も巨大なスライダーは3基地用意されていて、いずれも90メートル級の長さを誇っています。滑り始めてから長く楽しめるため、大満足の作りです。ポイントは連続するコーナリングで、絶叫しながらも終わったら思わずリピートしたくなります。

巨大なスライダーではスリルが強すぎるなら、通常スケールのスライダーに挑戦してみましょう。コーナリングもほどよい数に抑えられており、子どもでも安全です。この通常スライダーは2基用意されています。さらに、ゴムボートでスライダーを滑るタイプの1基も注目です。降下したときにボートが上げる水しぶきが快感で、巨大スライダーに勝るとも劣らない人気アトラクションとなっています。ゴムボートのスライダーは渓流下りをイメージしてデザインされました。そのため、コースは岩間を縫うように設計されており、興奮が味わえます。不規則的なコーナリングで揺さぶられながら、コースをはみだしてしまうのではないかとドキドキせずにいられません。

そして、6基のスライダーはすべて無料になっているのがメリットです。そのため、スライダーにはリピーターが集まってきており、何度でもスピード感を体験できます。滞在中に、3種類のスライダーをすべて制覇してみるのもいいでしょう。身長120センチ以上なら利用できるので、親子で挑戦してみるのも思い出になります。

随所に感じられる来場者への気配り!

サンビーチ日光川の魅力はプールやアトラクションだけではありません。園内を回っていくと、随所に来場者への気配りがなされています。ストレスなく1日を楽しんでもらうためのこだわりが、来場者から愛されている所以です。たとえば、サンシェルターのレンタルサービスは多くの利用者を生んでいます。日よけの目的はもちろん、リゾート気分になるためにスタイルを重視している来場者も少なくありません。持ち運びがたいへんなサンシェルターを来場後に調達できるのはとてもうれしいポイントです。

次に、「木製サンデッキの設置」により、来場者はいつでもどこでも気軽に休憩をとれるようになっています。サンデッキはプールの外周にそって設けられており、エリアの長さは350メートルです。少し疲労を覚えたときや、軽食をとりたいときにすぐ利用できます。さらに、木の感触は素肌になじみやすく、長時間座るのにぴったりです。プールにはつきものの管理棟すら、サンビーチ日光川のこだわりが反映されています。エントランスは吹き抜け形式になっており、夏の日差しが一気に降り注いでくる眩しさです。日頃の忙しさを引きずってやってきた人も、エントランスをくぐると一気に南国のスイッチへと切り替えられるでしょう。

アクセスが便利!お酒が飲みたい人は公共交通機関で

海水浴では往々にして「ドライバー問題」が起こります。車で海まで向かうと、ドライバーの負担が大きくなるからです。車を運転するには、絶対にお酒を飲んではいけません。また、復路の体力を考えて海水浴場でも心から楽しめなくなる人はいるでしょう。しかも、グループ内に車を持っている人、免許がある人が限られていたなら、毎回ドライバーは固定されてしまいます。本来ならみんなで心が躍るはずの海水浴も、ドライバーだけはただただ疲れる旅になる恐れすらあるのです。

その点、サンビーチ日光川はアクセスの便に恵まれており、公共交通機関でも来場できます。JR名古屋駅や名港線東海駅からバスが出ているので、途中までは電車を利用してから乗り換えるのが効率的でしょう。しかも、バスは日光川公園の敷地内まで入ってきてくれます。バス停からサンビーチ日光川の距離は徒歩で3分程度なので、たどり着くまでに苦労はしません。駅からバスまでの道のりはやや長いものの、復路ではゆっくり体を休められる時間にもできます。さらに、最終バスにも余裕があるので、閉園の直前までたっぷりサンビーチ日光川を遊びつくせるでしょう。ちなみに、名古屋駅までの最終バスは19:39発、港区役所へは19:30発です。閉園時間は遅い時期でも18:00なので、着替えて一服してから帰ることができます。

レストランに屋台も充実!フードメニューに舌づつみを打とう

プールで思い切り遊ぶとお腹も減るはずです。サンビーチ日光川はフードサービスも豊富なので、エネルギーを充電して1日中はしゃげます。まず、「レストラン・サンビーチ」はラーメンやカレーといった定番メニューをしっかり押さえている飲食店です。ボリュームも十分で、育ち盛りの子どもと入っても満足できるでしょう。また、名古屋だけあって地元の名物がそろっているのもおすすめのポイントです。「味噌串カツ」「味噌カツ丼」「どて丼」などは県外の来場者も観光気分で味わえます。中でも「きしめん」は疲れた体に炭水化物を補給できる一品です。ちなみに、レストラン内ではアルコールの販売はされていません。そのかわり、ノンアルコールビールが喉を潤してくれます。

屋外のフードコーナーもサンビーチ日光川をいろどる大切な要素です。ラインナップは年度や時期によっても変化するため、訪れるたびに新鮮な印象をもたらしてくれます。たとえば、珍しいスイーツやお祭り風の鉄板付き屋台、アイスクリームなどがこれまで販売されてきました。すでに来場したことがある人も、新しく加わったメニューを確かめにフードコーナーへと寄ってみましょう。なお、このエリアは館内で唯一、ビールを販売しています。アルコールの持ち込みは禁止されているため、キンキンに冷えたビールを購入できるのは貴重です。真夏にほろ酔い気分でビーチに出れば、ますますリゾート感がふくらむでしょう。

子どもは安く遊べる!サンビーチ日光川の入場料金

一般入場料金

  • 大人:1,500円
  • 小人(小中学生):700円
  • 高齢者(名古屋市内在住の65歳以上):500円
  • 幼児(6歳未満の未就学児童):無料
    ※なお、サンビーチ日光川の入場券は全国のファミリーマートでも購入可能です。

団体はお得に遊べる!サンビーチ日光川の割引サービス

サンビーチ日光川では「団体割引」を実施しています。30名以上の団体客は1割引、100名以上なら2割引で入場可能です。

団体入場料金(30人以上)

  • 大人:通常1,500円→1,350円
  • 小人(小中学生):通常700円→630円
  • 高齢者(名古屋市内在住の65歳以上):通常500円→450円

団体入場料金(100人以上)

  • 大人:通常1,500円→1,200円
  • 小人(小中学生):通常700円→560円
  • 高齢者(名古屋市内在住の65歳以上):通常500円→400円

なお、障害者手帳提示で本人と介護者の2名は入場料金と駐車場料金が全額免除されます。

時期によって変わる!サンビーチ日光川の営業時間

7月1日~7月13日の営業時間

  • 10:00~17:30

7月14日~8月31日の営業時間

  • 9:00~18:00

9月1日~9月2日の営業時間

  • 9:00~17:30

定休日

  • なし

※ただし、気象状況によって臨時閉園はあり。

バスにはどこから乗ればいい?サンビーチ日光川のアクセス

公共交通機関を利用する場合

  • JR線「名古屋」駅から「サンビーチ日光川行き」バスで約30分
  • 名港線「東海」駅・「六番町駅」から「サンビーチ日光川行き」バスで約20分

車を利用する場合

  • 国道23号名古屋市方面より「藤前流通団地IC」左折してすぐ
  • 国道23号桑名方面より「藤前流通団地IC」右折後、交差点を右折してすぐ
  • 第2東名高速より「飛島IC」から国道302号線を北上、名四国道「梅之郷IC」から名四国道に。日光川大橋を渡り「藤前流通団地IC」で降りてすぐ

サンビーチ日光側には専用駐車場がそなわっています。1,000台余の車が停められる規模があります。ただし、割引はないので利用時には注意しましょう。

サンビーチ日光川の駐車場詳細
住所:名古屋市港区藤前5丁目901(同敷地内)
営業時間:プール営業時間のみ有料で利用可能
駐車台数:1,000台余
料金:普通自動車500円・大型自動車200円・自動2輪車300円
※割引なし

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