北海道で“育む”旅。親子で過ごす小樽での1日

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大自然の中で見届ける、我が子の成長。

暑い夏にも涼しい空気が澄み渡る北海道は、いつもとちょっぴり違う笑顔を引き出してくれそうです。雄大な北の地で、親子で心が躍る体験を探してみませんか?

 

今回は、石狩湾を望む景観が美しい小樽を訪問。新千歳空港や札幌からのアクセスも良く、少し足を延ばすとすぐに海の景色がお出迎え。

青の洞窟を巡るクルージングや趣のある喫茶ホールでのカフェタイム、ガラス工房での吹きガラス体験と、新たな感動に包まれる1日となりました。

 

 

北海道にやってきました。

今日の主役、タイセイくん。

小さい頃の旅の思い出は大人になっても覚えているもの。今回、日々の生活を彩るアクセントとして、親子で楽しむ北海道への旅を計画しました。

 

東京から飛行機に乗り約1時間半で新千歳空港に到着。いつもより広い空と大地に興奮気味です。

目的地は小樽。石狩湾に面するモダンな雰囲気の港町で、ガラス工芸やオルゴールの町としても知られています。

 

自然も文化もある小樽でワクワクをたくさん感じ、親子ふたり心を育む旅にできたらなぁと思います。

 

冒険のはじまりは青の洞窟から

旅の初めには、「船で洞窟を探検する!」という、アドベンチャーなアクティビティを選びました。

しぶきが飛ぶかもしれないのでレインコートをどうぞ!と手渡されて乗船。そんなにスピードが出るの?

乗船すると、キャプテンのご挨拶。元漁師さんなのだそうです。そうこうしている間に、スピードと風がすごい!

ぶわんぶわん揺れる船に笑いが止まりません。

洞窟を巡るだけのツアーだと思っていたのですが、洞窟までの道のりにある大きな岩場やリゾートホテルの跡地などを通りながら楽しく説明してくれました。

 

海を覗くと綺麗な青色。透明度が高く水深が浅いので底にウニがいるのが見えることもあるとか。

船に揺さぶられる(?)ことおよそ30分、大きな洞窟が見えてきました。頭上には鳥がたくさん飛んでいて、洞窟を守っているようです。

ここまでくると海の表情が変わり、より明度の高いブルーに。自然の神秘を感じる、しんとした空気に包まれました。

 

ほんのりと光って見える水面に、しばし静寂。

 

 

 

「帰りは飛ばします!ちょっと船がバウンドしますよ!」とキャプテン。飛んでいきそうな猛スピードに、わーっと歓声が。

髪の毛セットしたのにー!と笑うタイセイくん。こういうのもいい思い出ですね。

 

 

北海道のお寿司をランチで堪能

叫んだらお腹がすいた!ということで、車で5分ほどのところにあるお寿司屋さんへ。地元の方おすすめのお店です。

ちょっぴりウニが苦手だったタイセイくんもここのウニはおいしい!と大満足。あら汁の身まで綺麗に完食しました。

 

 

〆のアイスは「北一硝子三号館」の喫茶ホールで

ゆっくり休憩しながら甘いものが食べたいね!と向かったのが「北一硝子三号館」の中にある、北一ホール。

 

なんと、店内のあかりは、ガラスでできた石油ランプのみ。毎朝9時に全て手作業で火が灯されます。

はじめてのインスタントカメラに興味津々の様子。ママ撮ってあげる!とパチリ。

 

残念ながら店内が暗くて映りませんでしたが、心の中には刻まれているはず。

ゆっくりお話しながらカフェタイムが過ごせました。

 

 

ガラスと向き合う真剣なまなざし

午後は、自分専用グラスを作りにガラス工房へ。小樽には、おどろくほどたくさんのガラス工房があります。ひとつひとつ表情の違うハンドメイドのガラス。使うたびに可愛さが増す不思議な魅力があります。

今回は、小樽運河沿いにある工房「小樽 il PONTE(イルポンテ)」で吹きガラスを体験しました。

吹きガラスは、溶かしたガラスにパイプで息をふーっと吹き入れて器の形をつくる手法。

固まるのが早いのでスピーディにガラスを伸ばして形を作っていきます。

溶けたガラスが近づくと、じわじわと熱が伝わってきて、緊張の面持ち。

このまま工房でゆっくりと冷やしてもらい、2、3日後には手元に届きます。「使うのが楽しみ!」と少し緊張もほぐれました。

アクティビティにものづくりに、新鮮な体験をたくさん詰め込んだ1日でした。

 

 

新千歳空港から小樽までのアクセス

電車で行く場合(75分程度)

新千歳空港から<JR快速エアポート>に乗り小樽駅まで約75分。「小樽築港」、「南小樽」、「小樽」の3駅から目的地に近い場所で降りるのが便利です。

車で行く場合(約70分)

高速道路(道央自動車→札樽自動車道)を利用して小樽ICで降車。小樽駅周辺までは小樽ICから国道5号を小樽方面に進み10分ほどです。

高速バスで行く場合(約100分)

札幌から「高速おたる号」で約1時間。新千歳空港から札幌までのバス(約1時間20分)もあります。

 

旅の思い出を現像しました。

モダンな小樽の町をぶらぶら歩きながら撮った写真を現像。どこかノスタルジックで暖かい風景ばかりです。

しぶきが舞う青の洞窟クルージング。
(インスタントカメラ)
楽しくて、ちょっと指が入ってしまいました。
(インスタントカメラ)
お話が面白かった、キャプテンの背中。
(インスタントカメラ)
青の洞窟に向かう途中の断崖絶壁。
一部はプライベートビーチとして売り出し中なんだとか。
(インスタントカメラ)
小樽の商店街で不思議な看板発見(インスタントカメラ)
ノスタルジーな小樽の商店街(インスタントカメラ)
廃線となった手宮線(てみやせん)の線路跡を歩くふたり。
(一眼レフカメラ)
運河のほとりでほっとひと息(一眼レフカメラ)
ガラスの風鈴が店先で涼しげな音を立てていました。
(一眼レフカメラ)
運河を通る船(一眼レフカメラ)
蒸気の音で時間を知らせる、珍しい蒸気時計。
(一眼レフカメラ)
パネルを見つけたら顔入れたくなるよね。
(インスタントカメラ)
小樽の路地をケンケンで進む。(一眼レフカメラ)

文:中野亜沙子
写真:伊東義史

 

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