久留米観光のおすすめスポット13選!由緒ある神社からファミリー向けスポットまで

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九州新幹線を利用すれば博多から20分ほど、熊本からは30分ほどと、各方面から日帰りで遊びにいくのにもちょうどいい久留米市は、福岡県南部の町。筑後地方の中心的都市です。ふわふわの食感ながらコシもある筑後うどんや焼き鳥、ラーメン、餃子などのおいしいものが目白押しで、グルメの街として知られています。ファミリーで1日楽しく過ごせる「福岡県青少年科学館」や安産祈願で知られる「水天宮」など、お出かけ先としても魅力がいっぱい。この記事では、久留米市で訪れたい見どころスポットを13つ紹介します。

福岡県青少年科学館

 「福岡県青少年科学館」は遊びながら科学を学べるスポット。館内には物理現象や科学の原理を利用した遊べる装置がたくさんあり、アトラクションのように体を使って体験するだけで、科学をより身近に感じることができます。

 科学技術の結晶・ロボットも数多く展示し、好奇心いっぱいの子どもたちを飽きさせません。また映像と星空が織りなす人工の宇宙「プラネタリウム」や、科学現象を間近で見られる「サイエンスショー」は、大人でも十分楽しめます。雨の日の観光にもおすすめの室内施設です。

久留米市鳥類センター

写真提供:公益財団法人 久留米観光コンベンション国際交流協会

 中央公園にある「久留米市鳥類センター」は、名前の通り鳥類を中心に飼育している鳥の動物園です。ペンギンやクジャク、フラミンゴ、モモイロペリカン、フクロウなど、世界各国の鳥が勢揃い。ほか、キツネやタヌキ、リスザル、ケヅメリクガメといった小動物も展示飼育しているので、愛らしい姿に出会えます。さらに、敷地内にはメリーゴーランドや観覧車のある遊園地「スカイパーク久留米」も。生きものに癒されてのんびりしたり、遊園地で楽しんだり過ごせるスポットです。

 水辺と緑に囲まれたロケーションが、一枚の絵画のように美しい「久留米市美術館」。前身の「石橋美術館」から2016年にリニューアルした「久留米市美術館」は久留米発のタイヤメーカー「ブリヂストン」の創業者・石橋正二郎氏の名を冠した「石橋文化センター」の中核施設です。
 芸術に造詣が深い人々もとりこにする展覧会を開催していますが、展示の入れ替え時期は休館。訪れる前に、目当ての展覧会の開催期間を公式ホームページでチェックしておくことをおすすめします。

久留米市役所展望ロビー

 高さ91.3mと、福岡県内でも有数の高さを誇る久留米市庁舎を訪れたら、最上階の20階にある「展望ロビー」に注目を。
 展望ロビーからは久留米市内を一望できるのはもちろんのこと、南は長崎の雲仙普賢岳、北は筑後川の流れる筑紫平野と、久留米の雄大な景色を楽しめます。足元には、モダンな昭和初期の建築物「石橋迎賓館」の姿も。同じフロアの喫茶店で景色を楽しみつつほっとひと息つける、知る人ぞ知る穴場スポットです。

天建寺橋

 筑後川にかかる「天建寺橋」は、久留米市と佐賀県三養基郡みやき町を結ぶ全長426mの橋です。
 筑後川で唯一の斜張橋で、斜めに張ったワイヤーで橋げたをつるスマートな姿が美しく、筑後川の風景をより引き立たせる新たな観光スポットとして注目を集めています。

 現在の橋は1999年に建設された2代目で、初代の天建寺橋は、1950年に起こった渡し船の転覆事故を受けて建設されました。橋の近くには事故で亡くなった6人の子どもたちを偲ぶ「学童遭難乃碑」が建てられ、今も祈りが捧げられています。

北野天満宮

 創建は1054年、京都の「北野天満宮」から菅原道真の分霊を祀った神社です。道真公といえば、かつての都・平安京から、福岡県の太宰府へと左遷されたおり、公が大切にしていた梅が後を追って飛んできたという「飛び梅」伝説が有名ですが、この北野天満宮の境内にも飛び梅になぞらえた梅の木「神梅」があります。

 そのほかにも色鮮やかな楼門や樹齢900年の大樟など、歴史が感じられる見どころが多数。学業成就を祈願する人々が訪れるほか、毎年10月の第3日曜日には県の無形文化財に指定されている北野天満宮秋季大祭「北野くんち」が行われ、多くの人でにぎわいます。
※2020年8月25日現在、新型コロナウイルス感染症対策のため、2020年の「北野くんち」は拝殿での神事のみ開催です。

水天宮

 子授けや安産にご利益のある「水天宮」の総本宮です。「戌の日に水天宮で安産祈願」という風習は、多くの人が知るところ。ここ久留米の水天宮にも、戌の日になると安産を祈願する妊婦さんが大勢訪れます。
 実は水難除けにもご利益があり、海で仕事をする人やマリンスポーツを楽しむ人も足を運びたいスポットです。また、本殿の周囲に植わったさまざまな種類の椿は、早春になるとひっそりと咲き、訪れる人の目を楽しませてくれます。

高良大社

 高良山の中腹に建つ「高良大社」がこの地に鎮座したのは、仁徳天皇の世である367年とも390年ともいわれています。筑後国一の宮として、古くから人々の信仰を集めてきました。
 鎮座・創建から1600年以上が経った今でも、厄除け、延命長寿、福徳円満といったご利益を求める人々が参拝に訪れています。三の鳥居から続く131段の階段の上に立てば、眼下に広がる久留米の市街地。境内には眺めのいい展望所もあり、悠久の歴史を感じながら美景を堪能できるスポットです。

久留米百年公園

写真提供:公益財団法人 久留米観光コンベンション国際交流協会

 1989年に久留米市の市政100年を記念して作られた「久留米百年公園」は、市内を流れる筑後川にも近く、市街地にありながら自然を心地良く感じられるスポットです。

 園内を散策したり、芝生広場でくつろいだりと、久留米市民がゆったりとした時間を過ごす憩いの場所は花の名所としても有名で、4月には名物の「久留米つつじ」をはじめとした約12万本ものツツジが咲き乱れます。植物を買い求める人でにぎわう大規模な植木市「久留米つつじまつり」も4月開催されます。つつじ狩りで華やかなひとときを過ごしてみては。

高良山

写真提供:公益財団法人 久留米観光コンベンション国際交流協会

 耳納連山の西端に位置する標高312メートルの「高良山」は、霊山として古くから人々の信仰を集めてきました。山の中腹には今も「高良大社」が建ち、近隣に暮らす人々の大切な場所であることを感じさせます。
 一方で、山の自然を楽しむには絶好のスポットでもあり、日帰り登山やトレッキングに訪れる人も少なくありません。高良大社の奥宮や山中に点在する神社、国の天然記念物に指定されている孟宗金明竹林など見どころも多く、歩きながら由緒ある山の景色を堪能できます。

久留米森林つつじ公園

 高良山の山頂近くに構える「久留米森林つつじ公園」は、「久留米百年公園」と並ぶツツジの名所です。久留米つつじや平戸つつじをはじめ、100種61,000株のツツジが斜面に咲き誇る光景は、時間を忘れて見とれるほどの美しさ。
 ツツジが見頃を迎える4月中旬のみならず、初夏の新緑、秋の紅葉など季節ごとに豊かな自然を楽しめます。筑後平野をパノラマで見渡せるロケーションも圧巻の一言です。ドライブやトレッキングの中継地点としても活用できます。

巨峰ワイナリー

写真提供:公益財団法人 久留米観光コンベンション国際交流協会

 自然豊かな耳納連山の中腹に位置する、1972年創業の「巨峰ワイナリー」。ここは、日本で初めて巨峰を100%使用したワインを製造した醸造所です。

 併設のレストランでは、地元の食材を使った料理とともに、巨峰のほかいちごやみかんなど、旬のフルーツが原料の「生ワイン」を楽しめます。筑後平野を一望できるロケーションのよさも魅力。遊歩道や森の中の木陰を歩けば、都会の喧噪を忘れてゆったりと過ごせます。自然の恵みを五感で感じつつ、お腹も心も満たされるスポットです。手土産にはショップで購入できるできたてのワインがおすすめです。

源泉掛け流し温泉久留米 游心の湯

写真提供:源泉掛け流し温泉久留米 游心の湯

 「游心の湯」は、遊び疲れたときに立ち寄りたい、源泉かけ流しの日帰り温泉施設です。
 四季の風を感じつつゆったりと過ごせる露天風呂、高濃度炭酸泉、フィンランド式サウナで提供されるロウリュなど、体の芯から温まり、リフレッシュできる設備が満載。定食からスイーツまで幅広いメニューが揃う食事処のほか、ボディケアのためのリラクゼーション施設、さらにヘアカットサロンも併設しています。上津バイパスからすぐの好アクセスです。

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