気仙沼観光おすすめ22選!グルメから観光まで自然の恵みいっぱいのスポットまとめ

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 宮城県の北東部に位置する気仙沼は、三陸海岸に面しています。鋸の歯のようにギザギザと複雑に入り組んだリアス式海岸が特徴です。三陸海岸での沿海漁業や養殖業だけでなく、世界三大漁場である三陸沖での沖合漁業、さらには遠洋漁業まで、幅広い水産業が盛んで、日本有数の水揚げ量を誇る、世界に開かれた漁港です。

 2011年3月11日の東日本大震災により地震と津波で甚大な被害を受けましたが、多くの人の努力と絆で活気を取り戻してきています。たくさんの海の幸と自然あふれる観光スポットのつまった気仙沼をご紹介します。

気仙沼大島大橋 

写真提供:(一社)気仙沼観光コンベンション協会

 2019年4月に開通した気仙沼大島大橋は、東北最大の離島、気仙沼大島と本土をつないでいます。橋脚間の長さは297メートルと、アーチ橋としては、東日本最大級を誇ります。

 片側1車線の道路の脇に歩道があるため、橋のたもとにある駐車場に車を置き、徒歩で渡ることも可能です。大島瀬戸と呼ばれる大島と本土側の鶴が浦に挟まれた美しい海の景色や気仙沼の市街地を橋の上から楽しめます。観光の記念写真の撮影スポットとしてもおすすめです。

シャークミュージアム

写真提供:(一社)気仙沼観光コンベンション協会

 気仙沼に水揚げされる魚介類の中でも、日本一の水揚げを誇る魚がサメです。その気仙沼に、サメの生体や不思議を展示する日本唯一のサメの博物館があります。漁船と海の恵みで賑わう気仙沼の人々の海との絆を学ぶ体感型のミュージアムです。

 館内は、シャークゾーン、震災の記憶ゾーン、絆ゾーン、海と生きるゾーンがあります。再び活気を取り戻した気仙沼の海と港の様子を学ぶこともできます。

氷の水族館

 

 漁場で水揚げされた魚介の流通に欠かせないのが氷です。氷の水族館は、港町・気仙沼で培われた製氷技術を活用した施設です。透明の氷に気仙沼港で水揚げされる80種類450匹の魚が展示されています。

 館内はマイナス20℃と大変寒いですが、無料で貸し出されている防寒着を着用して見学できます。三陸の海をテーマにしたプロジェクションマッピングは、氷の中の魚たちがまるで動き出すように天井部や壁を泳ぎ回り、まるで自分が海の中にいる気分になれるのが魅力です。氷像や氷の壁、氷彫刻が展示された、氷のアートも楽しめます。

浮見堂

写真提供:気仙沼観光推進機構

 浮見堂は東日本大震災で被災したあと、2020年に再建されました。再建後は、あずまやの広さが4メートル四方に、遊歩道は30メートル延長され、幅も3メートルと震災前よりも広く作られています。

 朱色の柱、海上に作られた遊歩道は、気仙沼内湾のシンボルです。2020年7月に夜間のライトアップも復活し、昼も夜も散歩コースとして楽しめます。同じく再建された三代目えびす像は、全国でも珍しい立ち姿のえびす像です、二代目はタイでしたが、三代目はカツオを釣り上げ、気仙沼の大漁を願っています。

野杜海(のどか)

写真提供:気仙沼観光推進機構

 

 野杜海(のどか)は、2019年7月に気仙沼大島の旧フェリー乗り場にオープンしたグルメスポットです。施設名は、敷地内に広がる芝の「野」と、島の緑をイメージした「杜」、気仙沼大島の「海」にちなんで名づけられました。

 野杜海(のどか)には「地産地消」をコンセプトにしたカフェや鮮魚店などが、5店舗集まっています。各店舗では、魚介はもちろん、野菜や特産の柚子など地元食材をふんだんに使ったメニューを提供。地元の新鮮な魚介類や野菜が買える産直施設や、カキやホタテなどの浜焼きコーナーも魅力的です。

迎 ムカエル

写真提供:気仙沼観光推進機構

 施設内の洋食レストランや和食店、カフェなどの飲食店では、美しい内湾の景色を眺めながらゆったりと食事ができます。なかでも海側のテラスは、気仙沼湾が一望できる人気スポットです。またサメ革専門店や衣料品店などでは買い物も楽しめます。

結 ユワエル 

写真提供:気仙沼観光推進機構

 気仙沼の内湾に誕生した複合商業施設の中でもスローストリートとして誕生したのが、結 ユワエルです。宮城名物の揚げかまぼこを、揚げたてで食べられる「揚げとっと」があります。洋服やインテリア雑貨が並ぶ「マルコウ」は、気仙沼のおしゃれ女性に人気のお店です。気仙沼土産も購入できます。

 日本初のバスケハーフコート併設のカフェ&Bar「F.C.U.P」では、昼は子ども、夜はスポーツ好きな大人たちが集う遊び場となっています。地元の人も観光の人も立ち寄りたい施設です。

拓 ヒラケル

写真提供:気仙沼観光推進機構

 拓 ヒラケルは、気仙沼内湾地区の地元の人と観光客が気軽に訪れ、交流できるコミュニティスポットです。

 気仙沼港で水揚げされた魚介類を生魚で販売している「気仙沼生鮮館やまひろ」では、刺身や海鮮丼、お寿司、郷土料理のお惣菜などを自由に購入し、施設内のテーブルで食事ができます。

 また気仙沼初のジューススタンド「みやかふぇ」は、旬な野菜や果物を水や砂糖を使用しない、素材の甘さが際立つフレッシュジュースを提供。そして気仙沼クラフトビールが飲める醸造所「BLACK TIDE BREWING」では、最大15種類のビールが飲み比べできます。お気に入りのビールに出合えるかもしれませんね。

創 ウマレル 

写真提供:気仙沼観光推進機構

 気仙沼市の中心部・内湾地区で、市民が主体的になり、まちを創造していく起点地として整備された施設が「創 ウマレル」です。 気仙沼市民の起業を応援するチャレンジショップや、バドミントンやソフトバレーボール、バスケットボールの3×3などが楽しめる軽運動場があります。

 また気仙沼市のコミュニティFM「ぎょっとFM」のスタジオも入っています。音楽スタジオや研修室、誰でも自由に弾けるまちかどピアノが置かれたラウンジもあり、海を眺めながら人と人が交流できる公共施設です。

気仙沼海の市 

写真提供:(一社)気仙沼観光コンベンション協会

    気仙沼市魚市場に隣接した気仙沼海の市は、三陸の海の幸がそろう観光物産施設です。

 回転寿司「いちば寿司」では、気仙沼魚市場で水揚げされた旬の魚介類を中心に、名産のフカヒレやカツオ、サンマなどを堪能できます。また、冷凍は使わず生魚の刺身が並ぶ「カネト水産」や、宮城県北部鰹鮪漁業組合直営のまぐろレストラン「北かつまぐろ屋」、旬の魚介をバルスタイルで提供する魚屋経営の「リアスキッチン」など、気仙沼だから味わえるグルメスポットが満載です。

気仙沼お魚いちば

写真提供:(一社)気仙沼観光コンベンション協会

 気仙沼お魚いちばは、気仙沼市の内湾にあるグルメとお買い物スポットです。気仙沼魚市場で水揚げされたばかりの魚はもちろん、地元で製造されたふかひれ濃縮スープなどの水産加工品やお土産が手に入ります。

 全国屈指の水揚げを誇る気仙沼港のサンマを加工した「あぶりさんま」は、第42回農林水産祭で天皇杯を受賞した、人気商品のひとつです。併設するレストランでは、旬の素材を使った海鮮丼や気仙沼の海の幸を堪能することができます。店頭で買った商品を産直発送してくれるので、新鮮な状態でお土産を届けることができます。

気仙沼漁港・気仙沼市魚市場

写真提供:(一社)気仙沼観光コンベンション協会

 世界三大漁場のひとつ・三陸沖の漁場から毎日旬の魚介類が大量に水揚げされる気仙沼漁港に、気仙沼市魚市場があります。近海漁場はもちろん、遠洋漁船の母港にもなっていて、カツオやサンマ、メカジキ、サメなど全国屈指の水揚げを誇ります。

 早朝の市場では、臨場感たっぷりの魚の水揚げや活気あふれる競りの様子を約354メートルの巨大なデッキから見学できます。威勢のよい仲買人の競り落とす様子は、エネルギッシュで圧巻の風景です。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 

   

   東日本大震災の様子を伝える施設「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」が、2019年3月に開館しました。施設自体は、宮城県気仙沼向洋高校の校舎を利用しています。

 伝承館では、震災当時のまま残っている破壊された校舎や、津波で流され折り重なった車、教室内の様子を伝えています。将来にわたり震災の記憶と教訓を来場者に語り続けることで、災害への備えや津波死ゼロのまちづくりに寄与することを目的としています。

小泉海岸 

写真提供:気仙沼観光推進機構

 白砂青松100選に認定された小泉海岸は、松原の前に白い砂浜が広がる遠浅の海水浴場です。2006年には「快水浴場百選」にも選定され、遠方からもサーファーが訪れる有名スポットでした。

 震災後は5年間の工事を経て海水浴場が整備されたため、サーファーの姿も見かけるようになるなど、再び以前の姿に戻りつつあります。ジョギングや散歩を楽しむ多くの人に愛される、癒しの場所です。

十八鳴浜 

写真提供:(一社)気仙沼観光コンベンション協会

 十八鳴浜は、気仙沼大島の北東部の大初平にある長さ200メートル、幅約30メートルの砂浜です。黄褐色の砂浜は石英粒で、踏むと「クックッ」と鳴くことから、数字の9になぞらえて「クッ(9)」と「クッ(9)」で十八鳴浜と名づけられました。

 鳴き砂は、石英の粒同士がこすれて音が鳴る仕組みですが、砂が汚れると音がうまく鳴りません。そのため、十八鳴浜周辺が手つかずで残されていることから、訪れる際は駐車場から海岸まで徒歩15分ほど山道を歩きます。自然環境保護のため、ゴミは持ち帰りましょう。

潮吹岩 

写真提供:(一社)気仙沼観光コンベンション協会

 潮吹岩は、気仙沼の市中心部から10キロほど南下した、気仙沼湾の入口・岩井崎にあります。周辺の海岸は、石灰岩地質の岩場が続いていて、長い年月をかけて波によってギザギザに削られた岩場の割れ目から、クジラの潮吹きのような光景を見られます。

 波のうねりが強い日に起こる確率が高い現象で、ときには、10メートル以上も高く吹き上がります。波が打ち寄せるたびに潮が噴き上がる様子はとてもダイナミックで、見飽きることはありません。

小田の浜海水浴場

(一社)気仙沼観光コンベンション協会
写真提供:(一社)気仙沼観光コンベンション協会

 気仙沼大島の東部に位置する小田の浜海水浴場は、半円形のカーブを描いた美しい砂浜が特徴です。環境省選定の「快水浴場百選」で全国2位「特選」の評価を受けるほど、美しい景観と水質環境に優れていました。

 一時は東日本大震災の影響を受けましたが、地元住民や全国のボランティアの清掃活動により環境が改善されました。今は波が静かな遠浅の海水浴場として以前の活気を取り戻しています。

田中浜 

 気仙沼大島の東岸に位置する田中浜は、海水浴場に指定されてはいないものの、水遊び程度なら遊べます。潮風を浴びながら散歩をしたり、砂遊びや貝殻拾いをしたりとのんびり過ごせるスポットです。

東北ツリーハウス観光協会 4号ツリーハウス 

写真提供:気仙沼観光推進機構


 東日本大震災の経験から、友人や家族のように喜びや楽しみをわかちあえる魅力的な場所として設立されました。気仙沼市街から車で約40分、唐桑町鮪立に建てられた4号ツリーハウスは、立命館大学の協力によって完成しました。大漁旗があしらわれた屋根が目印、天井にある小さな鐘は鳴らせます。

 鮪立湾に沈む美しい夕日を眺めることができるツリーハウス。このエリアは、カキやホタテの養殖が盛んです。港を見下ろす大きな桜の木のふもとで、豊富な海の幸を食べたり、海の遊びを楽しめます。

東北ツリーハウス観光協会 5号ツリーハウス 

写真提供:気仙沼観光推進機構

 気仙沼駅から車で15分ほどの場所にあるツリーハウスです。山と清流に囲まれ、周辺には美しい棚田が広がり、地酒用の酒米が作られています。3つの梯子で登ることができる大きなケヤキの木で作られたツリーハウスは、枝ぶりの美しさを活かした、大樹に包まれる感覚になるよう設計されています。

 雲に浮かぶ船をイメージした最上階は、個性的な造形の手すりや、色鮮やかな壁などを見ているだけでも楽しい気分。高い枝からぶらさがっているブランコや、併設のストライプのウッドデッキなど、子どもも喜ぶかわいらしいツリーハウスです。側にはカフェがあり、外で遊びながらもお茶や軽食をいただくことができます。

リアス・アーク美術館

写真提供:(一社)気仙沼観光コンベンション協会

 リアス・アーク美術館は、気仙沼の町を見下ろす高台にある、東北・北海道の現代美術を紹介する公立美術館です。地域の歴史や民俗資料を伝える博物館でもあるとともに、津波の災害史や文化史の調査研究も行う、まさに総合博物館的存在の施設です。

 常設展示「東日本大震災の記録と津波の災害史」では、被災写真や被災物などを紹介。学芸員たちが自ら被災しながらも、2年の月日の間、命がけで撮影・収集した渾身の展示物です。津波について知識を深めることで、海と共存する地域の未来について考えさせられるでしょう。

また「食」を軸とした歴史や民俗資料、収蔵作品を紹介するアークギャラリーや、住民の創作活動を支援するワークショップなどの機能も複合的に果たしています。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、館内はマスク着用が義務づけられているほか、入館時は手指のアルコール消毒、ソーシャルディスタンスの維持を実施しています。

角星店舗

写真提供:気仙沼観光推進機構

 気仙沼市で百余年の歴史を誇る蔵元「角星」の昭和初期に建築された酒蔵兼酒販店で、国の登録文化財に指定されています。伝統的な切妻桟瓦葺(きりづまさんがわらぶき)の土蔵風が特徴の、木造2階建てです。

 不等辺四角形の敷地に合わせて設計されましたが、店の正面を海側に向けるために柱や梁、腕木、瓦などに角度をつけるという、卓越した大工技術を惜しみなく注ぎ込んだ店舗建築です。東日本大震災で2016年に再建、現在も営業しています。

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