浜松城をとことん楽しむ!天守閣リニューアル後の見どころやライトアップを総まとめ

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季節の花や紅葉も楽しめる浜松城公園

浜松城がある浜松城公園は、市中心部にありながら豊かな緑に囲まれ、さまざまなイベントも催されています。1年で特ににぎわうのが、春の桜シーズンと、秋の紅葉シーズン。春のしだれ桜や、秋のもみじの美しさは格別です。

桜の時期は、毎年3月下旬から4月上旬の2週間ほど。ソメイヨシノを中心に、しだれ桜、山桜など、約330本の桜が咲き誇る様は圧巻で、浜松有数の桜の名所として多くの花見客でにぎわいます。屋台も多く出店し、花より団子派の方も存分に楽しめる2週間です。


紅葉狩りを楽しむ観光客は、市内外から訪れます。カエデ、ケヤキ、イチョウなど紅葉する樹木の種類が多く、広い園内をのんびり散策しながら秋の1日を満喫できます。

季節限定のライトアップにも注目!


2021年2月現在、浜松城では毎日夜間のライトアップが行われていますが、桜や紅葉の時期には、公園内でもライトアップが実施されます。


浜松城公園内にはほかにも施設がたくさん

浜松城を楽しんだら、公園内の日本庭園や中央芝生広場などを訪れるのもおすすめです。

公園内の静かな環境に囲まれた日本庭園は、滝・東屋・池などを見て回る、深山(みやま)式回遊型の庭園。


自然の地形の高低差を生かし、上中下の三段の池と滝が設けられ、これらを観賞するため園路のほか、石橋や木橋も整備されました。


庭園づくりには城や地域の景観が意識され、東屋は浜松城に、斜面を伝い落ちる滑滝は天竜川に見立てられています。


石組みは浜松城の野面積みの石垣と同じ、三ヶ日や湖西の石を使用。郷土色豊かな雰囲気を醸し出しています。


また、中央芝生広場は約7,000㎡の広さを誇ります。週末には、子供たちの絶好の遊び場として市民のオアシス的役割を果たしている場所。浜松城を望みながら開催されるイベントなどもここで行われています。

 

家康が過ごした浜松城の魅力に触れてみては

公園内をひとしきり歩いたら、駐車場の付近には、豊かな自然に囲まれたテラスがあるスターバックスコーヒーにも立ち寄って、休憩を忘れずに。

天守閣の展示はもちろん、いたるところに歴史の面影を感じる城郭のすべてが、家康の過ごした時代へと誘ってくれる浜松城。まるで博物館を見てまわるかのように、じっくりと楽しめます。中でもリニューアルした天守閣に佇む3D像は必見。若き日の家康公に、ぜひ会いに行ってみてはいかがでしょうか。

取材・文/平野和宏(WORDS POWER)
撮影/山本章貴

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