空中公園でハイキングを満喫
山頂では「山頂展望コース」や「ボードウォーク」など、初心者でも気軽に楽しめる5つのなだらかな遊歩道が整備され、コースによって趣の違うロケーションが楽しめます。1コース120〜180mで、それぞれ3〜8分程度で回れる気軽な散策コースです。ここでは遊歩道内にあるおもな名所を紹介します。
山頂展望台
「山頂展望コース」にある標高452mの山頂展望台から360度の大パノラマが楽しめます。
展望台では富士山と駿河湾を目の前に、天城や箱根、沼津港なども見渡せます。
山頂展望台の横にある、景色が絵画風に見える撮影スポット。
山頂展望台のすぐそばにある「源頼朝公ブロンズ像」。頼朝公が葛城山で鷹狩りをしたという言い伝えにちなんで造られました。
さえずりの丘展望台
さえずりの丘展望台は、パーク西側に配された小径「ボードウォーク」の一番奥にある展望台。富士山とは逆側の景色が望め、眼下には山間に広がる修善寺の街などが見下ろせます。
「さえずりの丘展望台」は、草木に囲まれた約120mのボードウォークを抜け、石段を上った先にあります。
恋人たちの聖地「幸せの鐘」
さえずりの丘展望台のすぐそばにある「幸せの鐘」。恋人の聖地に認定されたこの場所で、鐘を2人で鳴らすと願いがかなうと言われています。この展望台の下には、2人で景色を望めるベンチもあります。
足湯に浸かってぽっかぽか
山頂展望コースの手前では、絶景を目の前に無料で足湯が楽しめます。タオルとビニールソックス(各100円)の無人販売も。
まだある空中庭園の見どころ
空中公園には、ほかにも見どころがいっぱいです。
富士見テラスの横に鎮座するのが、「葛城神社」。平安時代からの続く由緒ある神社で、葛城山の名前はこの神社が由来になっています。
木を使った温かみのある遊具が並ぶ「丸太アスレチック広場」。傾斜を生かした広場にはボルダリングウオールやターザンロープなどのさまざまな遊具があり、子どもだけでなく大人も童心に返って楽しめます。広場の眼下に広がる景色も見ものです。
鎌倉時代からこの地に鎮座する「百体地蔵尊」。山頂展望広場の階段を下りた場所にあり、現在は100体以上のお地蔵様が並んでいます。
赤い「胸掛け」に願い事を書いてお地蔵様にかけ、願いが成就したら黄色い胸掛けをかけてお礼参りをします。胸掛けは「かつらぎ茶寮」で販売(胸掛けの赤1枚300円、お礼参り用の黄1枚500円)。
季節ごとに美しい空中庭園
春は桜やツツジ、夏はアジサイやユリ、秋は紅葉、冬は梅や河津桜と、一年を通して四季折々も花が楽しめるのもパノラマパークの魅力です。
4月中旬より開花が始まる約35,000本のツツジは圧巻。最盛期には山頂を覆いつくすように咲き乱れ、5月初旬頃までロープウェイや公園内のさまざまな場所から観賞できます。
おもな花の見頃時期
【河津桜】2~3月
【ソメイヨシノ】3月下旬〜4月上旬
【アジサイ】5月~7月初旬
【紅葉】11月下旬~12月上旬