【最速レポ】お台場「チームラボボーダレス」が大幅リニューアル!魅力倍増の新作を紹介

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森ビル株式会社ならびにアート集団・チームラボが7月14日に「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(以下、チームラボボーダレス)」にて「ギネス認定式」を実施。単一アート・グループとして世界で最も来館者が多い美術館「Most visited museum(single art group)」として同館が認定されました。

式の冒頭ではチームラボの松本明耐氏があいさつ。「僕らチームラボは世界との境界の認識をコンセプトとして活動してきました。この場所はとてもとても僕らにとって大事な場所です。作品との境界や鑑賞者との境界、そういったものを鑑賞者に感じていただきたい、体験していただきたいとつくりました。今回、世界記録として認定されたことはとても光栄です。これからもアート通じて世界と境界という認識の模索を継続していきます。いつも応援ありがとうございます」と喜びを語りました。

また、認定についてギネスワールドレコーズ公式認定員ジャスティン・パターソン氏は「私たちは世界をより面白く楽しく、ポジティブな場所をすることを目的に世界中で認定・登録しています。世界は不思議に満ち溢れています。個性を尊重し熱意を持ってとりくむことが新しい価値を創造すると信じています。今回、偉業を世界に発信できることを大変うれしく思います。この記録は世界一と認定されたと同時に新しいカテゴリーということで世界で初めての認定となっています。本当におめでとうございます」とお祝いしました。

 

チームラボボーダレスとは

「チームラボボーダレス」はエプソン製の約500台のプロジェクターを駆使し、来場者の動きを感知しリアルタイムで作品を変化させる最新鋭のデジタルアートが楽しめるミュージアム。2018年に開館し、他の展示会場との連動や、来場者が作品に一体化することでボーダレスな世界を構築するなど参加型のアート体験が魅力となっています。

 

「人々のための岩に憑依する滝」

リニューアルで魅力倍増!新作をご紹介

7月15日からはミュージアム内の展示を一部リニューアル。「運動の森」では、飛石と微生物に光や音を組み合わせた「インビジブルな世界のバランス飛石」や吊り橋などのアスレチック要素と台風の渦をミックスした「タイフーンの上のエアリアルクライミング」、ケンケンパのリズムで記号を踏むと蝶や鳥が足元で舞う「弾む水の天才ケンケンパ」が新たに発表されました。

 

「インビジブルな世界のバランス飛石」

 

「タイフーンの上のエアリアルクライミング」

 

「弾む水の天才ケンケンパ」

また「Borderless World」エリアの「光の彫刻」空間には、スモークと光の組み合わせでさまざまな色彩と形を生み出す「Chromatic Light Wall」や「Nucleus of Life」など5作品を新たに追加。チームラボが結成以来書き続けている「空書」シリーズの最新作「反転無分別、境界を越えて描かれる – One Stroke, Cold Light」も登場しました。

 

「Chromatic Light Wall」

 

さらに世界とボーダレスにつながることができる「世界とつながったお絵かき水族館」では、東京会場と上海会場を巨大なバーチャル水族館で繋げ来場者が描いたマグロが行き来できるよう進化。じっと水槽を見つめていると上海から「From Shanghai」と書かれた旗を持った魚群が表れます。

 

「世界とつながったお絵かき水族館」

なお、「お絵かきファクトリー」では、上記作品などで描いた魚や生物を使いオリジナルグッズが作れるようにもなりました(有料)。Tシャツやタオル、缶バッジに即時プリントされるため、ミュージアムでの体験を手軽に持ち帰ることができます。

「お絵かきファクトリー」

ご紹介した作品以外にもアップデートや新たな作品を同日追加。盛りだくさんのコンテンツで来場者をボーダレスな世界へといざなってくれます。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、チケットは日時指定で販売中。マスク着用と手洗い消毒を心がけ、間隔をあけてゆったり&ひんやり涼しいミュージアムで夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

文・撮影:相川真由美

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