冬も終わりが近づき、お出かけしやすい季節になってきましたね。ライトアップと聞くと秋や冬のイメージがありますが、実は春にも美しい光のアートが楽しめることをご存じでしたか？
岡山県津山市の「衆楽園」では、4月10日まで「夢」をテーマに創作された光のアートが登場します。夜になると、庭園がさまざまなアーティストが手掛けた作品で彩られ、幻想的な空間に大変身！
日中では体験できない夜の庭園を歩くわくわく感もあり、大人だけでなく子どもも夢中になりそう。3月下旬ごろには桜も咲き、満開の夜桜とライトアップを一緒に楽します。この春は感性が刺激されるフォトジェニックな庭園へ出かけてみませんか？
「衆楽園」は中央に大きな池のある近世池泉回遊式庭園。池の中央に浮かぶ島には、ひときわ大きなミラーボールアート「夢の花」が水面を照らします。「宇宙と和式美」をテーマに光と反射の空間作品を創るアート集団「MIRRORBOWLER（ミラーボーラー ）」のダイナミックな作品は必見です！
過去に世界遺産「アンコールワット」や「姫路城」をライトアップで飾ったアーティストチーム「ATWAS（アトワズ）」のデジタルアートも見逃せません。夜の闇を照らす光に音と映像を合わせた幻想的な空間では、今までに味わったことのない感動を覚えるはず！
今回展示されている「津山カレイドスコープ」、「四季の幻」はどちらも津山市をイメージして作られたもの。ここでしか見られない、デジタルアートと庭園が組み合わさった作品を楽しんでみて！
庭園の奥へ進んで行くと、まるで別世界に迷い込んだかのような美しさを解き放つ「LIGHT OF LIFE」が姿を表します。命の象徴をイメージして作られた曲線美が織りなすアートは、見るものを引きつける不思議な魅力が！
竹の優雅な曲線で構成された芸術作品「樹の精」も必見です。園内はどこでも撮影OK（※自撮り棒・三脚は不可）なので、家族や友人と一緒に写真を撮って見せ合うのも楽しそう！ぜひフォトジェニックな風景撮影にチャレンジしてみてくださいね。
<文＝宮本沙織>
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