全国トップレベルの指導を受けられる剣道orなぎなた体験でSAMURAIの世界に触れよう!

あそびのジャンル
タグ

剣を振るって、バッタバッタと相手を斬りつけるイメージの「侍」。世界的にも人気がある侍(SAMURAI)の世界に触れられるのが、アソビュー!の「全国トップレベルの指導で武士、侍、剣士の文化を知る!剣道 or なぎなた体験」プランです。

剣道、またはなぎなたを通して、「侍」の文化を知ることができる体験プランに、日本文化に興味津々の外国人男女3人が参加。初体験の連続に大興奮となった、なりきり剣士体験をレポートします!

大阪南部にある大阪体育大学で行われるこのプランですが、教えてくれる講師陣も超豪華! 剣道の神﨑浩教士八段と村上雷多六段、なぎなたの天川彰子教士は、3人とも競技者として日本一に輝いた経験がある猛者なんです。
 

剣道の講師を担当してくれる、大阪体育大学剣道部総監督の神﨑浩教士八段。「全日本学生剣道優勝大会」優勝、「全国教職員剣道大会」優勝のほか、「全国都道府県対抗剣道優勝大会」は3度優勝。

剣道を教えてくれる村上雷多六段。「全日本選手権準」優勝、「全国教職員大会」優勝・個人2位、「全日本都道府県大会」準優勝、「全日本学生大会」優勝などの実績がある。

なぎなたを教えてくれる、天川彰子大阪体育大学なぎなた部監督。競技者としての実績は「全日本学生なぎなた選手権大会」優勝、「全日本なぎなた選手権」優勝、「国民体育大会」優勝など。
 

体験に参加したのは、カナダ出身のソアさん、フランス出身のジムさん、ウクライナ出身のバダリナさん。日本文化に興味を持って来日し、今では日本で暮らす3人ですが、全員、剣道、なぎなたともに初めての体験です。

実際の体験プランでは、剣道もしくはなぎなたのどちらかを選択して参加(記事では構成上3人が両方を体験していますが、両方体験する場合は2度申し込むことになります)。複数名で参加し、剣道となぎなたに分かれて体験した場合でも同時進行で行われますので、終了時間は変わりません。
 

道着に着替えて体験がスタート!

 

約2時間のなりきり体験は、着替えからスタート。アシスタントの学生に手伝ってもらいながら剣道着と袴、防具をつけていくと、自然と気が引き締まっていくようです。未経験者ながらも、着替えを終えた3人の立ち姿は不思議と強そうに見えてきます。

身なりを整えるに連れ、表情がどんどんキリリとしていくソアさん。
なぎなたでは、白の稽古着と袴を着用。この凛とした着装に憧れてなぎなたを始める人も多いんだとか。

 

初めて着るなぎなたの稽古着にバダリナさんもワクワクしている様子。

正座や座礼などの所作を学んだのち、竹刀やなぎなたの持ち方、打ち方について講師からレクチャーを受けます。初めて握る竹刀の感触やなぎなたの長さなどに、驚きの連続となった3人。未体験の世界に時間を忘れて没頭していきます。

相手に敬意を表す座礼を行う際の手は、両手の指で三角形をつくるのがポイント。

弦がある場所を上面に、左手が下、右手を上にする竹刀の持ち方を教わるジムさん。

講師の指導の下、竹刀を振る感触を確かめる3人。竹刀を振り下ろすたびに、気持ちが高ぶってくる様子。

竹刀と比べ、1m近く長い2m10~25㎝のなぎなた。中段、上段、下段のほか、刃先を上に向けた八相の構えなどがあります。

竹刀やなぎなたの扱いを覚えた3人は、新聞紙を斬るパフォーマンスも体験。目の前で新聞紙がスパっと真っ二つになった瞬間、全員が驚きとうれしさから自然と声が出ていました。

キレイに新聞紙の中心を真っすぐ斬ったジムさん。自分が斬った驚きの直後、満面の笑顔に。

「面抜き胴」「面受けすね」などの技も伝授!

 

用具にも慣れてきたところで、いよいよ打ち込みを実践。面や小手を装着し、アシスタントの学生と剣を交えます。相手の面や胴、小手に打ち込んでいきますが、普通の生活では棒で他人を叩くことはまずないので、思い切り相手に打ち込むには勇気も必要。さらに、相手に打たせる練習もあり、竹刀で打たれる恐怖も感じられます!

面に竹刀を振り下ろすソアさん。
バダリナさんは相手への遠慮もあって、思い切り打てない様子。いきなりは難しい?

時間が経つに連れ、ぐんぐんと上達していく3人。その姿を認めた講師が、3人に格好いい技も伝授してくれました。3人は剣道の「面抜き胴」、なぎなたの「面受けすね」などを教わり、繰り返し何度も練習。上手く技が決まった瞬間は、3人のみならず、教えてくれる講師やアシスタントの学生もみんな一様に笑顔になりました。剣道の「面抜き胴」を決めるバダリナさん。相手が面を打ってきた瞬間にかわし、カウンターで胴を決める。

なぎなたのすねは、剣道にはない技。すねあてを付けた相手のすねへ一撃を入れる。

 

なぎなたを横にして相手の面を防ぎ、そのまますねを決める「面受けすね」。

1対1の実戦では学んだ技術を存分に披露!

なりきり体験の終盤には、アシスタントの学生と1対1の実戦形式で対戦。習った技術を駆使して戦う3人に、講師からは「センスがいい」と称える言葉ももらえました。短い体験時間にも関わらず、一生懸命学ぼうとする姿勢が認められた証拠です。

今回の体験で覚えた技でアシスタントの学生に挑戦。

もちろん手加減はしてくれるものの、そう簡単には打たせてくれません。見事、一本を決められるでしょうか?

思い出に残る初体験をスマホで撮影&お土産もあり!

実戦形式の試合が終わると、最後は礼をもって体験を終了。所作や礼儀も教えてくれた今回の体験を通して、3人は剣道やなぎなたの技術だけではなく、武道の精神も学ぶことができたのではないでしょうか? 体験後には、講師やアシスタントの学生と一緒に記念撮影タイムが自然発生。教えてくれた講師や学生さん、学ぶ姿勢を見せた3人がお互いにリスペクトする心で、自撮り撮影が繰り返されました。なぎなたを教えてくれた学生との記念撮影に、満面の笑みを見せるソアさん。
女性同士、顔を近づけて撮影するバダリナさんもにっこり!

なお、参加者全員に、思い出にもぴったりな面手ぬぐいが1枚プレゼントされます。剣道体験者がもらえる写真の青い手ぬぐいは、「日々感思流汗之行(ひびかんし、るいかんのぎょう)」という大阪体育大学剣道部のモットーが入った非売品!

ジムさんは面手ぬぐいを持って女子学生と記念撮影。

約2時間の体験を終えた3人に、なりきり初体験の感想を聞くと、全員が目をキラキラと輝かせて思い出に残る時間を振り返ってくれました。

「面を打たれるのは怖かったんですが、そんなに痛くなかった(笑)。剣で相手を叩くなんてこれまでゲームの中でしかやったことがなかったので、すごく新鮮でした。手足のタイミングが合って、バシッと技が決まった時はすごく気持ちいい!」(ソアさん)。

「普段バスケットボールをやっているんですが、パワーやスピードが重要なバスケットと違って、剣道やなぎなたは体のバランスがより重要だと思いました。相手を打つとストレス発散になるんですが(笑)、リスペクトする心があるのもいいと思います」(ジムさん)。

「剣道のように相手を叩く経験がないので、思い切り叩いていいと相手に言われてもなかなかできなくて難しかったですね。なぎなたは、脚を動かしながら体の向きを頻繁に変えるのが個人的にはダンスみたいで、すごく楽しかったです!」(バダリナさん)。

剣道やなぎなたという「武道」を通して、「侍」の雰囲気や世界を学べるなりきり体験。SAMURAIに憧れを持つ方は、日本での思い出作りとしても体験してみてはいかがでしょうか?

  • 1
前の記事へ 次の記事へ
この記事を友だちにシェアする

おすすめ特集

アソビュー!公式SNS