がんばる力・集中力・運動能力・思考力・人間力!ボルダリングで強くなる子どもの5つのチカラ【あそびの裏側 01】

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ボルダリングは親子で楽しむイチ押しのアクティビティ

体づくりや健康のためにも、子どもにはなにかスポーツをやってもらいたいな…休みの日も家でゲームや動画配信に夢中になっている姿を見ると、ついついそんな思いを抱いてしまいますよね。

とはいえ、野球やサッカーのようなチームスポーツにはまったく興味を示さなかったり、パパやママと一緒がいいと言われてもなかなかまとまった時間が作れなかったり、自分の子どもに合ったスポーツを探し出すのも一苦労…。そんな人たちにぜひ試していただきたいのが「ボルダリング」です!

 

ボルダリングは、人口の壁に取り付けられたホールドと呼ばれる突起物を利用し、ゴールまで登っていくクライミングスポーツ。「課題」と呼ばれるコース設定があり、それぞれ使用できるホールドが決められています。

手軽にはじめられるスポーツとしてもともと人気はありましたが、2021年の「東京オリンピック」で正式種目に初採用されたことで注目度がアップ!一度は本格的にやってみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

屋内なので天候を気にすることもなく、はじめるにあたって必要なモノもなし。子どもにとっても遊びの延長感覚で楽しめるので、すごく入り込みやすいのがポイントです。30分程度でもすごく運動になるので、忙しいパパやママも、空いた時間にふらっと行ける手軽さも魅力。親子で楽しむにはぴったりのアクティビティです。

「ジャングルジムやうんていなど、遊具で遊ぶのが好きな子や好奇心が旺盛な子は、きっとボルダリングにハマると思います。それに、子どもの成長過程ではじめることでたくさんのメリットがあるんですよ」

そう話すのは、埼玉県・新座市でボルダリングジム「route f」を運営する佐藤圭介さん。ボルダリングをはじめたのは、たまたま自宅の近所にできたジムに友達と遊びに行ったのがきっかけになったそう。

「もともと高いところが好きだったのもあるのですが、なんと言ってもゴールまで登れたときの達成感が楽しくてハマりました。とにかく暇があれば登りたくて。最終的に好きなときいつでも楽しめるように自分でジムを設立しちゃいました(笑)」

「route f」を拠点に、ボルダリングの楽しさをより多くの人に伝えたいという佐藤さん。その想いはジムの名前にも込められています。

「私たちが提供する課題( Route )を通して、自由に( Freedom )、楽しく( Fun )登り、フラットな人間関係( Flat)を築く場所を提供したいという想いが『route f』という名の由来です。自由に楽しく登っていただき、ボルダリングを通じて子供から大人までいろいろ人が集い繋がっていけるようなジムにしていきたいと思っています」

大人も子どもも楽しめる場所づくりを目指している「route f」は特に子どもに対しての意識が高く、ジムの構造にも工夫が施されています。また、気軽にお試しができるように、30分1000円~のリーズナブルな「お試しプラン」も用意。しかも対象年齢が5歳~と、ほかのジムよりも低めに設定しているのが大きな特徴です。

「いろいろなジムを見てきた中で、初心者や子どもが居づらい雰囲気のところもあって。それはこだわりの部分なので良し悪しではないのですが、『route f』はもっとライトに楽しめる場所にしたかったんです。子どもから大人まで一緒に楽しめる空間を作るため、あえてキッズ用と大人用の壁を分けていませんし、中央の広々とした芝生エリアを囲むように壁を配して、みんなが同じ空間で楽しめる設計になっています。また、壁の高さも高すぎず、はじめての人でも怖がらず楽しめることを意識しました」

 

そんな雰囲気づくりが功を奏し、親子で遊びに来る人も多いという「route f」。佐藤さんがそこまで子どもに注力する理由は、子どもにこそボルダリングをはじめてほしいメリットがあるからだと言います。

子どもにおすすめしたいボルダリングのメリットとは? ≫

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