大地の芸術祭オフィシャルツアー   シャケ川のぼりコースを体験してきた!

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大地の芸術祭オフィシャルツアーを見る👉

こんにちは。アソビュースタッフの北川さおりです。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」のオフィシャルツアーがあるのを知っていますか?ツアーでは越後湯沢や十日町など、新潟発のバスに乗って、厳選されたアートを楽に巡ることが出来ます。今回はいくつかあるツアーの中でも、「シャケ川のぼりコース(信濃川・河岸段丘編)」の魅力を北川が細かくリポートします♪

 シャケ川のぼりコース(信濃川・河岸段丘編)を体験!

 

7:48  [東京駅発] 


2階建ての新幹線「Maxとき305号」で新潟へ!

2階建ての新幹線に乗車するのは、はじめて!  ピンクと青のカラーもかわいい♡

寝坊せずに、早起きできた! と自分を褒めつつ、東京駅で朝ごはんとコーヒーをゲット。はじめてのツアーひとり参加に緊張しながらも、新潟行きの「Maxとき305号」へ乗車します。すると、私と同じようにひとりで新幹線に乗る女性が多いことに気づきました(ホッ)。越後湯沢駅まで約1時間20分の旅を楽しみます。

 

9:09  [越後湯沢駅到着]  


あっという間に「越後湯沢駅」到着!

9時20分までに越後湯沢駅東口の受付へ。

気持ちの良い景色を見ながらウトウト…、あっという間に到着しました(笑)。越後湯沢駅の改札を出て、右方向の東口へ向かいます。東口へ行く途中も“大地の芸術祭”とかかれた旗がいくつもあったので、迷わず向かうことができました。まずはツアーの受付をします。

バスもなかなかイケてる!

受付とお手洗いを済ませたら、バスへ。 スタッフの方が「◯◯ツアーの方はあちらのバスですよ〜」と丁寧に教えてくれました。
 

ツアーには「大地の芸術祭」作品鑑賞パスポートが必須!

ちなみに作品鑑賞パスポートは事前にオンラインで購入し、当日受付で引き換えるとスムーズですよ~!(公式オンラインチケットはコチラから購入可能)

 

 

9:30  [ツアー出発]


大地の芸術祭オフィシャルツアー、スタート‼

スケジュールをガイドさんが詳しく説明してくれます。

席はあらかじめ決められているので、“どこに座ったら…(汗)”と、迷わなくてすみました。この日は平日だったこともあり、ゆったりとした雰囲気。

人数が揃い、いよいよ出発! まずは、ツアーに同行するガイドさんによるスケジュール説明からスタートします。基本的なツアー流れは、バス移動→作品鑑賞→バス移動…の繰り返し。鑑賞前には作品情報やオススメのポイントまで、ガイドさんが丁寧に解説してくれます。しかもバスの中はクーラーもきいているので、涼しくて快適!  “バスツアーって、なんて楽なんだ…”と早くも感動してしまいました。

配られたワッペンシールは見えるところに貼ります。シャケのマークがかわいい♡ 

もうひとつ、バスツアーの良いところを発見しました。それはアートだけでなく、新潟の田園風景もゆっくり鑑賞できること。バスなら思う存分、景色に集中できます!

のどかな田園風景を見ていると、とっても癒やされます(またウトウト…)。

「シャケ川のぼりコース(信濃川・河岸段丘編)」は、越後湯沢駅の他に十日町駅(10時20分集合)からでも参加可能。なので十日町の温泉や夕食を1泊2日で楽しむアート旅なんていうのもできちゃいます♪(次は絶対泊まりで参加したい! と心に誓いました)

 

10:40  [作品鑑賞] 


最初の作品「シュー・ビン《裏側の物語》」に到着

ツアーでは「バスが11時に出発するので、それまでに戻ってきてください~」といったように、決められた時間内で作品鑑賞をします。外観もしっかり見たい! じっくり写真を撮りたい! など時間を自由に使えるのもツアーの良いところ。

まるでジブリに出てきそうな佇まい! どんなアートが見られるのか、ワクワク!

最初に訪れたのは、中国を代表するアーティスト「シュー・ビン」による作品。水墨画をモチーフにした巨大なアートを楽しめます。

アート作品の前には、必ず作品番号が書かれた看板が設置されていて、ガイドブックをもっていれば作品づくりの背景もチェックできます。

T-200、T-201、T-344…といったように、場所によっては一度にたくさんのアートを鑑賞することができます。

「裏側の物語」という作品名だけに、裏におもしろい仕掛けが!? 

“なぜこの作品を作ったんだろう…?” “この作品のここが好きだな〜”と色々考えたりしながら、20分間じっくり鑑賞することができました。次は里山で出会える動物のアートが楽しめる「里山アートどうぶつ園」に向かいます。

 

子供も大人の楽しめる「里山アートどうぶつ園」へ

ここ「里山アートどうぶつ園」では、今でも里山で出会うことのできる動物や伝説・伝承の中に登場する不思議な姿の動物などをモチーフにしたアート作品を楽しめます。

10名以上のアーティストが作った“動物アート”がたくさん!気持ちよさそうに芝生を走り回っている子供もいました。

見るだけでなく、ここでは作品に触ったり、体験したりできます。例えばフワフワッと空気が入った「高橋士郎・気膜造形《かえる》」は、フワフワの青い蛇に触ることができます!

また、大地の芸術祭ではほとんどの作品で撮影が可能なので、アートを背景にフォトジェニックな写真を撮影できるのも嬉しいポイント。

「蛙に食べられる~!?」といったように、写真を撮るのも楽しくなります。

 

公園にお風呂が出現!? こちらは「及川春菜《好餌》」作品。え!?なんだろう…?と考えるのも、アート巡りの魅力。

 

個人的に一番好きな“動物アート”「柴田美千里《きつねのダイブ》」。お尻としっぽがかわいすぎる!

 

「里山アートどうぶつ園」の同じ敷地内にある「関口恒男《越後妻有レインボーハット2018》」。作者がDJをし、作品の中でダンサーが踊るイベントも開催するそう!(一緒に踊りたい…!)

 

たくさん歩き回ったら、お腹も空いてきました。次はお待ちかねのランチタイム! ということで、今日の昼食場所である「キナーレ」へ向かいます。

 

12:00  [越後妻有里山現代美術館[キナーレ]] 


「キナーレ」でおいしいランチ&アート巡り!

ランチまで時間があるので、先に館内を自由に探検します♪ 「越後妻有里山現代美術館[キナーレ]」は越後妻有の地域や自然、民俗、地形などをテーマとした、体験型のミュージアム。今年は「レアンドロ・エルリッヒ《Palimpsest: 空の池》」の作品や「2018年の<方丈記私記>」が楽しめます。

建物が水に映って、鏡みたい!? と思いきや、美しい絵が描かれていました。池の中は、子供も大人も歩いて遊べるアートになっています。

 

冷たくて気持ちいい〜!

今回、さらに注目なのが「2018年の〈方丈記私記〉~建築家とアーティストによる四畳半の宇宙」。約30組のアーティストが、2.73m四方という小さな空間でアートを表現しています。

例えば越後妻有の雪をデジタルで再現した「asoview!《ASOBIBOX》」やリヤカーを改造した移動式屋台で、市内の和菓子店の商品や農家さんとのコラボレーションから生まれた「YORIKO《越後妻有 コラボ甘味屋台》」など、個性豊かな作品は一日居ても飽きないくらいおもしろい! 小さなアートが集まって、まるで村のような温かい雰囲気だなと思いました。
 

左上:大人気の「開発好明《モグラTV》」。穴の中にゲストを招いて、毎日トーク番組を放送しているとのこと。(暑そう!) 右上:お酒を提供するバーカウンター「KIGI《スタンディング酒BAR 酔独楽・よいごま》」も! 左下:「東京藝術大学美術学部建築科藤村龍至研究室《A SHELTER OF THE DIGITAL》」からは珈琲のいい香りが♡ 右下:子供がずっと遊んでいた「asoview!《ASOBIBOX》」は、アソビュー作のアートです♪

 

ランチもアート!「EAT & ART TARO《ザ おこめショー》」に参加♡

お米ガイドさんにお米の食べ比べ方を教えてもらいます!

シャケ川のぼりコースでは、芝居風レストラン「上郷クローブ座レストラン」、やきものミュージアム&レストランの「うぶすなの家」、各集落のお米を食べ比べする「ザ おこめショー」のいずれかで昼食が楽しめます(日程によって決まります)。

今回の昼食は「ザ おこめショー」(お米好きの私は心の中でガッツポーズ)! ショーでは、「お米ガイド」さんに越後妻有のお米基礎知識、土地・地形・つくり手によって少しずつ異なるお米の魅力を学ぶことができます。

越後妻有のお米・四種類が配られます(見た目は一緒…汗)。

実際にお米だけを食べ比べしてみると、”十日町エリアの1よりも松之山エリアの2のほうが甘い? 松代エリアの3が硬くて好きかも…”とお米にも細かな違いがあるということを発見。越後妻有のお米について学べただけでなく、「お米を味わう」楽しさを体験できました!

大きなおにぎりが2つもついてきて、ボリューム満点♡

ショーを楽しんだあと、いよいよランチ。さきほど食べ比べしたお米の中から、お気に入りの地域のおにぎりを2つ選ぶことができます。さらに旬の食材をふんだんに使ったランチBOXと、温かいお味噌汁を受け取ります。

越後妻有の食材を使ったおかずを一つひとつ味わいながら、真っ白なおにぎりをパクリ。食べ比べをしたあとだからなのか、お米の味が何倍もおいしく感じました。

 

13:20  [作品鑑賞] 


午後のアート鑑賞スタート!

お腹もいっぱいになったところで、午後のアート鑑賞へ。中でも特にお気に入りだった3つをご紹介します♪
 

「田島征三《鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館》」

看板にはかわいい動物が! 

廃校になった真田小学校が舞台のアートでは、学校全体が“空間絵本”となり、中を進むとストーリーが展開します。入り口には巨大な鹿威しがあったり、マムシのお腹の中を潜ったりと楽しい仕掛けがたくさん!

オバケが吊るされている入り口を抜けて、小学校へ入ります。

構内のいたるところに活き活きと生活をしていた生徒や先生、オバケのオブジェが飾られていて、フォトジェニックな雰囲気。小学校の教室に入るのはかなり久しぶりだったので、とっても懐かしい気持ちになりました。

どこを撮ってもインスタ映え‼ 黒板も懐かしい…(遠い目)

 

カラフルなオブジェが飾られている体育館はとっても素敵! ずっと見ていても飽きません。

 

「ジミー・リャオ《Kiss & Goodbye(土市駅)》」

台湾のベストセラー絵本作家として活躍している「ジミー・リャオ」さんの作品。

JR飯山線を舞台とした新作絵本「幸せのきっぷ Kiss & Goodbye」 を軸にした作品。豪雪地帯である越後妻有地域で見られる通称「かまぼこ型倉庫」に着想を得てデザインされたとのことで、カラフルな外観がフォトジェニック! 

中に入ると、絵や動画、音楽など絵本の世界が楽しめます。

 この作品の隣には、十日町の名産品を購入できるお土産ショップがありました。キウイのようなフルーツ「さるなし」のジャムやジェラートなどが人気とのこと。スイーツよりも気になったのが…

ク、クマ‼‼‼ 山に囲まれた十日町ならではの風景…でしょうか? 

 

アートを見に来た方に、冷た~い麦茶を無料でプレゼント。こんな粋なはからいも素敵!

 

「ダミアン・オルテガ《ワープクラウド》」

まるで雪が降っているみたい? 

繊維工場だった空間を利用していて、糸と白い珠がたくさん吊るされています。シーンとした室内で見ていると、雪景色の中にいるみたい。フォトジェニックな写真を撮りたいなら、絶対行くべきだと思います!

一つひとつ丁寧に編まれていました。

 

19:00  [越後湯沢駅]   


ツアー終了! お土産を買って、東京へ。

新潟といえば笹だんご! ということで、帰りの車内でパクリ♡

アートもたっぷり楽しんで大満足! どんなに疲れても、バスツアーなので最後まで楽に過ごせました。越後湯沢駅には新潟の名産品を購入できるお土産ショップがたくさんあり、私は大好きな笹だんごを購入。他にもへぎそばや日本酒などおいしい名産品がズラリと並んでいるので、チェックしてみてください~♡

まとめ

#編集後記 ~ツアーのココがイイね!~
・アートの写真を撮るのが楽しい!
・涼しい、疲れない。バスって快適♡
・新潟の歴史、魅力も学べる!
・ひとりでもツアーなら寂しくない!
・将来、子連れで参加してみたい(夢)


今まで、アート巡りって“アートを見て回るだけ”と思っていました。このツアーではガイドさんが作品の背景はもちろん、芸術祭の歴史や新潟の魅力、裏話といったように、色々なことを教えてくれるので、ひとりで行くよりも何倍も楽しめると思います。

しかも、バスの快適さをこのツアーであらためて実感(笑)。涼しいし、疲れないし、荷物も置いておけるし、小さいお子さんから年配の方まで参加できるのもポイントだと思います。

いつか私も子供と一緒に参加したい!この楽しさを見せてあげたい!とそんな妄想が膨らむくらい、大満足のツアーでした♪
 

北川が体験した「シャケ川のぼりコース」の詳細👉


※ちなみに、もう一つのツアー「カモシカぴょんぴょんコース~里山・土木編~」(昼食付き)もおすすめです!

 

おまけ。

▼大地の芸術祭オフィシャルツアーの動画もチェック♡

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