神戸を観光したら必ず食べたい!ご当地グルメ14選

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異国文化を取り入れながら発展してきた「神戸」の街には、他県にはない魅力的なグルメや観光地がいっぱい!今回は神戸観光で味わいたい“ご当地グルメ14選”を解説しつつ、行列必至なそれぞれの“イチ押し店”も紹介していきます。ぜひ参考にして充実した観光を楽しんでくださいね。

神戸は開港以来、西洋文化がいち早く取り入れられた異国情緒あふれる街として、観光客が途絶えません。ご当地グルメや飲食店の数も非常に多く、いざ観光に行ったものの「何を食べよう!?」なんて迷ってしまう人も多いはず。

そこで今回は、絶対外せない神戸の“ご当地グルメ14選”をご紹介!併せて、おすすめの飲食店もピックアップしたので、楽しくておいしい神戸観光の参考にしてください。

1.長田区から生まれた神戸B級グルメ「ぼっかけそばめし」

「そばめし」は神戸市長田区の代表的なB級グルメとして、全国的に知られています。この「ぼっかけそばめし」ももちろん、この地が発祥。街の中ではソースの甘い香りを漂わす店舗が軒を連ね、地元住民に愛され続けています。

“ぼっかけ”とは、牛スジとコンニャクを甘辛く炊いたもの。これを神戸のソウルフードであるそばめしに混ぜたり乗せたりしたものが、ぼっかけそばめしと呼ばれています。基本の味付けは意外と薄味。自分の好みに合わせてソースを足し、ちょうどいい濃さにして食べるのが基本的な食べ方です。

神戸のソウルフードとぼっかけのコラボ!そばめし発祥の有名店「青森」

神戸のソウルフード“そばめし”発祥のお店として有名な「お好み焼 青森」。昭和32年に創業して以来、地元の人はもちろん、他県からも訪れる人が多い人気店です。

看板メニューは「すじそばめし」で、油を使わずに強火で炒めるのがこちらのスタイル。じっくり煮込んだぼっかけと、ウスター&とんかつの甘辛ソース2種で味付けし、鉄板上での絶妙なコテさばきでパラパラに仕上げてくれます。

意外とあっさりとした味わいですが、ソースとすじ肉の深いうま味が口の中に広がり、どんどん食が進むこと間違いなし!神戸で長年愛されてきた地元のおいしさをぜひ堪能してください。

2.霜降りと赤身の絶妙なバランス!「神戸牛」

日本三大和牛の1つとして、国内外問わず高い人気を誇る「神戸牛」。兵庫県産の純血但馬牛の血統に支えられたきめ細かな口どけの良さが特徴で、ひと口頬張れば、ジューシーな甘みと香りが口の中いっぱいに広がります。

世界一のブランド牛と称されるだけに、神戸を訪れるなら絶対に食べておきたい鉄板グルメ!その上質な味わいをじっくり噛みしめるなら、ボリュームある厚切りステーキがおすすめです。

極上の神戸牛をシンプルに味わえる「彩ダイニング」

神戸牛を最高のシチュエーションで味わいたいなら、JR、阪神電鉄「元町」駅から徒歩4分、JR「三ノ宮」駅から徒歩6分という立ち寄りやすい絶好の場所に店を構える「彩ダイニング」がおすすめです。

 

ランチ・ディナーともにメインはコース料理。A5等級および最上位の受賞牛のみに厳選した神戸牛や黒毛和牛をはじめ、野菜ソムリエが選んだ旬の野菜や市場直送の魚介など、こだわり食材をふんだんに使用した最高級のおいしさを提供しています。特にランチタイムのコースは、3,500円~と驚くほどにリーズナブル!それでいて神戸牛の希少部位のステーキや熟成したうま味が楽しめるハンバーグなど、コースの種類も多彩なのがうれしいかぎりです。

店内はモノトーンを基調としたスタイリッシュな雰囲気で、大人のデートスポットにもぴったり。全席カウンター席となっているので、目の前で焼き上げる厳選食材のおいしさを五感を使ってたっぷり堪能できますよ。

3.食べ歩きに絶対訪れたい神戸中華街!「南京町の中華料理」

JR、阪神電鉄「元町」駅東口から歩いて数分のところにある「南京町」は、横浜中華街、長崎新地中華街と並ぶ「日本三大チャイナタウン」の1つに数えられる人気の観光スポット。

通り沿いには、豚まんや焼き小籠包といった食べ歩きに最適なたくさんの店が並び、おいしそうなにおいを漂わせています。チャイナタウンらしいグルメに舌鼓を打ちながら、中華街の雰囲気を満喫しましょう!

 

南京町へ行くなら要チェック!元祖・豚饅頭のお店「老祥記」

南京町で食べ歩きを楽しむなら、‟豚饅頭(ぶたまんじゅう)”で知られる「老祥記」は欠かせません!今や中華街グルメの定番として人気の豚まんを生み出した、元祖豚饅頭のお店でもあります。

豚饅頭は中国・天津地方の天津包子(テンチンパオツー)と呼ばれる饅頭を、初代店主が日本人向けの味付けに改良して売り出したのがはじまり。1915年より開業した老祥記は、100年以上続く南京町の老舗になりました。

現在1日に作られる豚まんの総数はなんと1万3,000個!1つひとつ丁寧にスタッフの手によって包まれ、店内の大きなせいろで蒸しあげられた豚まんはいつでも出来たてアツアツです。豚まんの中の餡は肉のうま味が凝縮された濃厚な味わい。こぶりな大きさで、思わずいくつも食べ進めてしまうサイズ感になっています。

週末や休日は店前に長蛇の列をつくることもしばしば。平日の10:00~11:00、17:25~18:15ごろが比較的空いていて狙い目ですよ!

4.異国文化が息づく神戸ならではの「洋食」

開港以来、多くの外国人や外国文化を受け入れてきた「神戸」。この街を語るのに欠かせないグルメが「洋食」文化です。

オムライスやハンバーグ、ビーフシチューにカツレツと、子供も大人も大好きなメニューが勢ぞろい!また神戸ならではの洋館をリノベーションしたお店も多く、街の歴史漂う雰囲気に包まれながら洋食に舌鼓を打つのもすてきです。

 

「グリルミヤコ」の原点は船上の洋食!奇跡のドゥミグラスソースをご賞味あれ

“街の洋食屋さん”として地元民から愛されてきた、老舗の洋食レストラン「グリルミヤコ」。そのルーツは外国船の洋食なんだそう。

船のコックだった先代が降船時に持ち帰ったドゥミグラスソースは、1965年の創業以来、追い足しながら受け継いできた店の命ともいえるもの。神戸を訪れたなら、阪神淡路大震災も乗り越えてきた奇跡のソースを味わってみてください。

名物のテールシチュー、ビーフシチュー、タンシチューは、マッシュポテトで防波堤のようにお皿を縁どった芸術的な盛り付けが特徴。船の上で揺れてもシチューがこぼれない工夫が、こんなところにも息づいているんです。

そのほか、ハンバーグやハヤシライスなど洋食の定番メニューが盛りだくさん。神戸の歴史に思いを馳せながらご賞味あれ。

5.カフェとともに神戸らしい進化を続ける「パン・スイーツ」

港町である「神戸」は、パンやスイーツも独自の発展を遂げてきました。今や全国展開している有名店が"神戸発祥"ということも珍しくありません。

「おしゃれなご当地グルメを食べたい」と考えている人は、ぜひカフェへ。神戸にはところ狭しとおしゃれなカフェが軒を連ねています。

 

神戸女子に大人気!癒やしの空間で絶品ケーキ「グリーンハウスシルバ」

おいしいスイーツと癒やしの空間を求めるなら、神戸の女性に大人気の森カフェ「GREEN HOUSE Silva (グリーンハウス シルバ)」がおすすめです。JR「三ノ宮」駅から3分ほどのビル街にありながら、エントランスには木々が生い茂り、まるで森の中に佇む隠れ家のような心地良さ。

ここでしか味わえないオリジナルケーキは、関西を中心に人気があるパティシエ・ジベールYUKIKOさんが手がけた逸品!濃厚なチョコの風味が口の中に広がる「タルト オ ショコラ フランボワーズ」やふわふわ食感がたまらない「メープルシフォンケーキ」など、フランス菓子を中心とした独創的なメニューで、目にも楽しいスイーツばかりがそろいます。

また、ランチやディナーのメニューも充実。観光の合間の好きなタイミングで訪れて、おいしさに包まれる幸せなひとときを過ごしてください。ビールやワインのほか、約300種ものカクテルも用意されているので、ゆったりお酒を楽しむスポットとしてもおすすめです。

6.グルメタウン“神戸”ならではのとっておきな「朝食」

上質な1日のはじまりは、おいしい朝食から!ということで、いつもより早起きして、グルメタウン神戸のとっておきのモーニングをいただきに出かけましょう。

オーベルジュスタイルの「神戸北野ホテル」は、“世界一の朝食”と称賛されるヨーロピアン・ブレックファーストで大人気。ここの朝食を食べたいがために宿泊するという人も多いんだそう。また、神戸港に面した「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」のレストランでは、地産地消の食材を使ったぜいたくな洋食コースが味わえると評判です。

このようなホテルの朝食をはじめ、「ブーランジェリー コム・シノワ」といった人気のベーカリーやおしゃれなカフェ、老舗喫茶店など、パン好きにはたまらない朝食も!ぜひ、神戸ならではのモーニング情報を集めておいしい朝のひとときを満喫してください。

 

ビュッフェで大満足!朝食のおいしいホテルに選ばれた「ホテルピエナ神戸」

数ある神戸のホテルの中でも「ホテルピエナ神戸」は、朝食のおいしいホテルとして口コミサイトで7年連続で日本一に選出されたブレックファーストの名店。7:00~12:00(最終入店11:00)まで営業しているので、観光疲れで起きるのが遅くなっても大丈夫なのがうれしいポイントです。

朝食は心弾むビュッフェスタイル。近郊の食材を使った鮮やかな前菜をはじめ、ヨーロッパ各地のクラシックな料理や季節の果物を取り入れた色とりどりのデザートが並びます。ローストビーフや旬の魚料理といったランチやディナーのような料理もあるので、朝からしっかり食べたい人も満足すること間違いなしです。

こだわりのパンには、ホテル自家製のジャムを付けるのが定番の食べ方。中でも人気の「ミルキッシュジャム」は、神戸の人気お取り寄せグルメとしても知られるおいしさです。お土産としても購入できるので、ぜひチェックしてみてください。

7.薄焼きにどろソースが神戸スタイルの「お好み焼き」

「お好み焼き」といえば大阪のイメージがありますが、神戸のお好み焼きは“薄焼き”が特徴で、ネギ焼きの原点ともいわれています。

具には牛スジとコンニャク、そしてたっぷりのネギを入れ、もちもちの生地に包み込むのがポイント。基本的にはマヨネーズは使わずに、青のりと神戸発祥の“どろソース”と呼ばれるウスターソースをかけて食べるのが神戸流です。

 

神戸“粉もん文化”の代表格!地元民に愛されるお好み焼き「ゆき」

神戸の下町エリアである長田区には、数多くのお好み焼き店がひしめきあっています。そんな全国屈指のお好み焼き激戦区で、地元民から愛され、いつも行列のできるお店が「ゆき」。味はもちろん、家族経営ならではの温かみのある接客にも定評があります。

市営地下鉄「駒ヶ林」駅から徒歩3分。レトロな雰囲気が漂う商店街「西神戸センター街」の入り口に店を構え、食欲を誘う甘いソースの香りを外まで漂わせています。

お好み焼きはスタンダードなメニューもありますが、牛スジ肉とコンニャクを甘辛く煮た“ぼっかけ”入りの「すじ焼」や、ぼっかけとネギがたっぷりの「にくてん焼」がおすすめです。調理されたお好み焼きがテーブルの鉄板に運ばれてくるスタイルなので、手間いらずで楽ちん!熱々のうちにいただきましょう。

8.海の幸を使った神戸の名産「イカナゴのくぎ煮」

「イカナゴのくぎ煮」は、新鮮な体長2~4cmのイカナゴの稚魚を醤油、砂糖、ショウガなどで甘辛く煮た佃煮。“神戸の春の味”ともいわれる瀬戸内海東部沿岸部の郷土料理です。神戸といえばおしゃれなお店に足を運びがちですが、こういった昔ながらの味もぜひ堪能してもらいたいもの。

お取り寄せグルメとしても人気が高い神戸の名産なので、お土産にもぴったり。ご飯のお供としてはもちろん、お酒のつまみとしても楽しめ、幅広い層の人に喜んでもらえますよ!

 

神戸のお土産に!素材・技・味にこだわった「樽屋五兵衛」のご飯のお供

PIXTA

「樽屋五兵衛(たるやごへい)」は、創業80年の歴史をもつ神戸を代表する老舗の海産物問屋。さまざまな佃煮や海産物を取り扱っていますが、その中でも「生炊き イカナゴくぎ煮」は、人気のグルメ番組で「ご飯のお供部門1位」に選ばれた逸品です。

“イカナゴのくぎ煮”といっても、生姜風味や山椒味、くるみやピリ辛唐辛子、神戸牛入りなど、ラインナップはバラエティ豊かなのでいろいろな味わいが楽しめます。兵庫県内のデパートでも購入できますが、神戸市に店舗を構える本店では試食ができるのがポイント。じっくり味わいながらお気に入りを探せるのがうれしいですよね。

国産原料と技、味にこだわり、合成保存料や着色料は一切使わない上質な商品だけを扱っているので、贈りものとしても喜ばれます。

9.瀬戸内の海の幸を味わう!神戸のお寿司といえば「穴子の箱寿司」

瀬戸内に面した神戸は海の幸も豊か。中でも「穴子」は、和洋中さまざまな料理に使われている神戸で人気の名物食材です。

四角い木の枠に酢飯と具を詰め、手で押さえて仕上げる「箱寿司(押し寿司)」は、関西地域の伝統的なお寿司。ハモやサワラなど、地域によって具に使われる食材が異なりますが、神戸ではアナゴを使用した「穴子の箱寿司」が有名です。

 

肉厚な穴子とご飯の美しい断面が食欲をそそる!穴子箱寿司の名店「檜垣」

穴子の箱寿司をいただくなら、南京町にある「檜垣」がおすすめ。阪神大震災まで営業をしていた穴子の箱寿司の名店「青辰(あおたつ)」の後継店ともいわれており、地元民からの人気も高いお店です。

明石では300g以上の大きな穴子のことを‟伝助(でんすけ)”と呼んで区別しているそうで、檜垣の箱寿司にはこの伝助を使用。横から見ると肉厚の穴子と酢飯が美しい層をつくり出しており、その見た目からも食欲がそそられます。

現在は予約制のため、どうしても箱寿司を味わいたい人は前日までに電話で問い合わせをしておくのが吉。店内での食事と持ち帰りの両方に対応しているので、旅行プランに合わせたスタイルで箱寿司をいただけます。

10.ダシでいただく、ふわとろ食感の「明石焼き」

「明石焼き」はたこ焼きのルーツとされている神戸のご当地グルメで、一般的なたこ焼きと同様にふわふわの生地にタコが入っていますが、ソースではなくダシに付けて食べるのが特徴です。

あっさり味のダシにつけた明石焼きは、口の中でとろとろに!タコのプリッとした食感とのバランスがよく、何個でも食べてしまいそう。ちなみに、地元の人からは「玉子焼」と呼ばれて親しまれています。

 

明石焼きの食べ比べ!?「三ノ宮」駅近で本場明石のタコを堪能できる「たこ庵」

JR「三ノ宮」駅から徒歩3分。観光の合間でもふらっと立ち寄りやすい場所に店を構える「たこ庵」は、本場明石のタコを使った明石焼きが食べられるとあって観光客に人気のお店です。

ふわふわ、とろとろ食感はクセになるおいしさ!スタンダードな「明石焼き」と烏骨鶏の卵を使った「明石焼き(上)」があるので、食べ比べしてみてはいかがでしょう。また、ダシ汁は温かいものと冷たいものがあり、熱々の明石焼きとどちらを合わせるか悩むのもたこ焼きにはない楽しさです。

明石焼き以外にも「タコ飯」や「タコの珍味盛合せ」など、さまざまなタコ料理があるので併せて味わいたいところ。焼酎を中心にお酒の種類も実に多彩なので、神戸での思い出の一夜をおいしい明石焼きとお酒で過ごしてみては?

INFORMATION
明石焼き たこ庵
神戸市中央区旭通5-3-5 白百合ビル2F
078-242-2627

・営業時間:平日12:00~15:00/17:00~23:00、土曜・祝日11:30~22:30(日曜~22:00)
・定休日:無休

11.“味噌ダレ”で味わうのが神戸流「餃子」

神戸の餃子は味噌ダレで食べるのが特徴。JR、阪神電鉄「元町」駅の近くには「赤萬(あかまん)」「ぎょうざの店 ひょうたん 元町店」という有名店があります。

皮がモチモチで中身がジューシーな餃子。南京町の中華もいいですが、元町の餃子も捨てがたい!そんな食いしん坊は、ハシゴしていろいろな味わいを堪能しましょう!

 

餃子一筋!元町で餃子を食べるなら絶対外せない老舗店「ぎょうざの店 ひょうたん 元町店」

神戸元町で60年以上続く「ぎょうざの店 ひょうたん 元町店」は餃子一筋の老舗店で、神戸で知らない人はいないのでは?というほど有名です。歴史を感じさせる赤いのれんをくぐると、店内には8人分ほどのカウンター席だけ。レトロな雰囲気に、餃子への期待が高まります。

メニューはシンプルで、餃子と飲みもののみ。餃子は1人前7個入りで皮はモチモチ、焼き目はしっかり!餡はしっとりとした食感で、小ぶりなので女性でも2人前はペロリと食べられちゃいます。

こちらの“味噌ダレ”は赤味噌ベースで、ニンニク醤油やラー油、お酢などを自分好みに混ぜて食べるスタイル。うま味があふれ出すアツアツの餃子に冷えたビールだなんて、至福の組み合わせを味わってみてはいかがでしょうか。餃子はテイクアウトもできるので、神戸観光のおみやげにしても喜ばれますよ。

INFORMATION
瓢たん 元町本店
兵庫県神戸市中央区元町通1-11-15
078-391-0364

・営業時間:11:30~22:30(L.O.22:00)
・定休日:無休

12.三宮周辺の激戦区で食べ歩きしたい「ラーメン」

今や日本を代表するグルメの1つとなったラーメン。神戸観光の際には、ラーメンもしっかり味わうことを忘れずに!飲食店激戦区の神戸の中心地、三宮町周辺には老舗の「神戸ラーメン 第一旭(だいいちあさひ)」をはじめ、おいしいラーメン店がひしめき合っています。

和歌山ラーメンや佐野ラーメンのように、全国に名を轟かせるような“神戸ならではのご当地ラーメン”こそありませんが、昔ながらの老舗店や隠れた名店、豚骨や煮干し、鶏ガラ系の注目店など、さまざまな味やスタイルのラーメンが食べられるのがうれしいポイントです。

 

行列必至の人気店!上質な味わいが印象に残る「麺屋 天孫降臨 三宮本店」

ラーメン激戦区の三宮町で勢いのある店といえば「麺屋 天孫降臨 三宮本店」。カウンター8席のみのこぢんまりとした人気店なので、行列覚悟で行きましょう。

看板メニューは、魚介系黒豚げんこつ鶏白湯スープに細麺を合わせた「天降らーめん しお」。スープは化学調味料を一切使用せず(無化調)、鶏、豚骨、魚介、香味野菜といった厳選素材をじっくり煮込んでおり、コクがあるのにあっさりとしたうま味が口の中に広がります。

こだわりの自家製麺はモチモチとした食感で、スープとの絡み具合も抜群!平打中太麺を使った「極(きわみ)つけ麺」や濃厚スープにラー油や温泉玉子が入った「天降極上 らー麺」などバリエーションも豊富なので、ラーメン好きなら何度でも足を運びたくなりますよ。

また2022年には、JR、阪神電鉄「元町」駅から徒歩3分のところに「麺屋 天孫降臨 元町店」がリニューアルオープン。全6席とこちらも席数は少ないですが、本店以外に選択肢が増えたのはうれしいかぎりです。

13.B級グルメの王道!高級和牛を手軽に味わえる「コロッケ」

食べ歩きの定番グルメといえば、「コロッケ」を忘れてはいけません!新鮮な肉を仕入れている肉屋で製造・販売されていることも多く、衣はサクサクで、肉のうま味がしっかりと味わえるホカホカのコロッケは、冬の食べ歩きにぴったりです。

神戸といえば、神戸牛をはじめとしたブランド牛を産出している肉の名産地。高級和牛のおいしさを気軽に楽しめるコロッケは、神戸を訪れたら一度は味わっておきたいB級グルメの王道です。

 

和牛の旨みと野菜の甘みが絶妙!「森谷商店」のコロッケ

明治6年の開業以来、140年以上も牛肉一筋で営業を続けている精肉店「森谷商店」。産地にこだわらず、品質を味で選んだ国産黒毛和牛のみを取り扱う森谷商店は、4店舗の支店とレストランも営業する神戸では知る人ぞ知る牛肉の名店です。

そんな森谷商店で販売されているコロッケは、地元民のみならず観光客にも人気の食べ歩きメニュー!神戸元町の本店では1日に2,000~3,000個売れる大ヒット商品となっています。

実際に食べてみると薄皮の衣はサクサクで、ねっとりとしたジャガイモの中には存在感のある粗目のミンチとじっくり煮込んだコリコリの牛スジが!その独特な食感の良さにきっと驚くこと間違いなしです。野菜の甘みと牛肉の脂のうま味のバランスも絶妙で、最後まで飽きずにぺろりと食べられますよ。

14.「日本酒」

「日本酒」は、国内旅行でグルメを楽しむ際には欠かせない存在。その土地土地で生産される地酒は味や風味もさまざまで、お土産としても喜ばれます。

兵庫県は生産量・販売量ともに日本一を誇る清酒の名産地。その大半が神戸市灘区から西宮市の甲子園球場あたりまでの‟灘五郷”でつくられており、「白鶴」「大関」「日本盛」「菊正宗」といったメジャーな清酒ブランドの本拠地がこの場所に集まっています。

 

灘酒文化を学びながら貴重な日本酒も手に入る「白鷹禄水苑」

西宮市にある「白鷹禄水苑」は、日本酒「白鷹」の製造・販売元である白鷹株式会社が運営する施設。灘酒文化を発信することを目的につくられた白鷹禄水苑は、戦前まで灘の造り酒屋では良く見られた、蔵元の住まいと酒蔵が地続きになっている内蔵形式の酒蔵を再現した建物になっています。

館内には、ショップやレストラン、日本酒バーなどに加え、かつての蔵元が使用していた生活道具も展示。買いものや日本酒を味わいながら、日本酒にまつわるさまざまなことを学べます。当時の生活風景を色濃く残した二層吹き抜けの土間や、美しく整えられた庭園など、建物の見どころもいっぱいです!

ショップには、数量限定の大吟醸や熟成酒、季節限定商品のしぼりたて生原酒といった貴重な日本酒が勢ぞろい!お酒好きなら一度は立ち寄っておくことをおすすめします。

神戸周辺でアウトドアも楽しもう!

神戸の街中でグルメ探訪を満喫したら、神戸のシンボル「六甲山」をはじめとした自然豊かなフィールドでアクティビティにもチャレンジしましょう!

グルメや観光名所巡りだけじゃなく、神戸周辺の自然の魅力も感じ取る、いつもと違った旅にしてください。

 

馬に乗って森の中をお散歩!心癒やされる「乗馬トレッキング」

大自然の中で体を動かしながら動物とのふれあいも楽しめる「乗馬トレッキング」は、神戸でも人気のアクティビティ!三木市で「MIKI(ミキ)ホーストレック」が開催する“乗馬トレッキング”ツアーでは、自然豊かな森の中を馬に乗ってお散歩できます。

はじめの20分は施設内の馬場にてレッスンタイム。馬の基本的な乗り方を丁寧に教えてくれるので、乗馬未経験の人でも安心です。操作方法を覚えながら、当日のパートナーである馬と親睦を深めていきましょう。

練習を終えたら、いよいよ森を目指して出発!コナラやソヨゴを中心とした木々が生い茂る森の中では鳥の声が聞こえてきます。森に生息している野鳥の種類はなんと50~60種類!パカパカと歩く馬の蹄の音と鳥たちのさえずり、木々のざわめきといった心地良い自然の音に心が癒やされますよ。

30分ほど森の中で穏やかな時間を過ごしたあとは馬場に帰還。パートナーの馬にお礼を伝えて体験終了です。すっかり仲良くなった馬との別れは、思わずさびしくなってしまうかも!?「また馬に乗りたい!」と、ハマること間違いなしのおすすめツアーです。

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タンデムでもシングルでも!岩屋山から大興奮の空の旅へ「パラグライダー」

神戸から車で1時間ほどで行ける丹波市では、大興奮のスカイアクティビティ「パラグライダー」を体験できます!イチ押しは「ア・ロールアウトパラグライダースクール」が主催する“パラグライダー体験ツアー”です。

体験できるコースは、インストラクターと一緒にフライトできる“タンデムフライトコース”と、自分ひとりでフライトに挑戦できる“地上体験コース”の2種類。1日たっぷり空の旅を満喫したい人のために、両方がセットになった“タンデムフライト+地上体験コース”もあります。

タンデムフライトの魅力といえば、初心者でも気軽に高度差500mの絶景フライトを楽しめること!パラグライダーの操作は一緒に飛んでくれるインストラクターにお任せできるので、難しいことは気にせず鳥になった気分で丹波の空を飛びまわれます。

一方の地上体験は、高度差の少ない芝の上を使って単独での離陸体験ができるアクティブ派におすすめのコース。自分ひとりで挑戦するフライトは達成感もひとしお!斜面を駆け降りながら、ふわりと自分の体が浮き上がる瞬間は感動必至です。ぜひ自分に合ったお好みのスタイルでエキサイティングな空の遊びを満喫してください。

このアクティビティの詳細を見る

 

ご当地グルメ&アクティビティで、神戸観光をもっと楽しく!

おいしいご当地グルメでお腹も心も満たし、さらに近郊のアクティビティにも参加すれば、より神戸の魅力を実感できること間違いなし!

休日の便利でお得な遊び予約サービス「アソビュー!」では、今回紹介しているもの以外にも神戸近郊のアクティビティツアーをたくさん掲載しています。ぜひこちらもチェックしてみてください。

(編集部注*2019年8月14日に公開された記事を再編集したものです)

※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。

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