美しい海と豊かな緑が身近にある四国の夏は、心癒やされる景色や体験がいっぱい!そこで、夏休みにお出かけしたい四国の観光スポットをご紹介します。海や川、渓谷など自然の中で遊ぶのはもちろん、遊園地や水族館などを訪れるのも楽しいですよ。四国ですてきな夏を過ごしましょう!
自然豊かで、観光スポットやご当地グルメも満載の四国。この夏、家族で遊びに出かけようと計画している人も多いのではないでしょうか。
徳島県、香川県、愛媛県、高知県のそれぞれに空港があり、アクセス抜群!3つのルートを有する本州四国連絡橋もあるので、関西や中国地方から気軽に車で訪れることができます。
魅力的な海・川・山に恵まれた四国では、自然の中でアクティビティを満喫しないなんてもったいない!ということで、大人も子供も楽しめる、夏休みの四国旅行でおすすめの観光スポット&景勝地で体験できるアクティビティを厳選して紹介します。
徳島県の夏休みお出かけスポット
関西から四国へ渡る人の玄関口となる徳島県。海に川に、見どころの多い徳島県には、一度は訪れたい景勝地があります。夏にはぜひ、吉野川が流れる大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)でラフティングを楽しんでくださいね!
1.大迫力の渦潮をリアルに見学できる「渦の道」

鳴門(なると)海峡をまたいで、徳島県鳴門市と淡路島を結ぶ大鳴門橋。その車道下に、全長約450mの海上遊歩道「渦の道」があります。
太平洋と瀬戸内海の雄大な景色を眺めながら海上散歩をしていると、途中4ヶ所にガラス床が出現!45m下の鳴門海峡の様子をリアルに見学できます。また、遊歩道の左右両側は網構造のフェンスになっており、潮風も波音もダイレクトに感じられて、開放感たっぷり!
世界三大潮流の1つ、鳴門の渦潮が発生するポイントには展望室が設けられており、神秘の自然現象をガラス床からのぞき込めるようになっています。轟音を響かせながら渦を巻く激しい潮流は、迫力満点!大潮の最大時には、直径20~30m、時速20km以上にもなるそうです。
ちなみに、渦潮には見頃の時間があるので、施設ホームページある潮見表を要チェック!見頃を迎えるまでは、体験型ミュージアム「大鳴門橋架橋記念館エディ」に立ち寄るのがおすすめですよ。渦潮や大鳴門橋のメカニズムについて、親子で楽しく学んで、ワクワク体験しちゃいましょう。
2.科学と自然の不思議に子供がワクワクできる「あすたむらんど徳島」

「なぜ?」「どうして?」がいっぱいの好奇心旺盛な子供がいるファミリーにおすすめなのが、科学と自然にふれられる体験型の大型公園「あすたむらんど徳島」です。
高松自動車道「板野」ICから車で約5分の丘陵地にある広大な敷地には、中核となる「子ども科学館」をはじめ、プラネタリウムや吉野川めぐり、徳島木のおもちゃ美術館、多彩な遊具を楽しめる屋外広場など、1日では遊び尽くせないほど施設が充実しています。
参加者の動きに合わせて音と映像が変化するキラキラ楽しいデジタルアートの企画展(子ども科学館)を筆頭に、人気アニメとコラボした番組投映(プラネタリウム)、手持ち扇風機やバスボム作りに挑戦できる夏休み特別工作(体験工房)など、特に夏はお楽しみが盛りだくさん!
そのほか、びしょ濡れになって楽しめるじゃぶじゃぶ池や巨大水遊び場・ウォーターパークも登場して、大人も子供もおおはしゃぎできること間違いなし!暑い日の涼スポットにぴったりです。
3.ラフティングの聖地で爽快に急流下り!渓谷美に圧倒される「大歩危小歩危」

徳島県を代表する景勝地で、国の名勝と天然記念物に指定されている「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」。日本三大暴れ川の1つである吉野川の激流が、2億年の時をかけて四国山地を浸食してできた険しくも美しい2つの渓谷で、約8kmにわたって奇岩怪石が連なっています。
観光客に人気の楽しみ方は、上流にある大歩危峡の観光遊覧船による川下り!約4kmを30分かけて吉野川をゆったりとめぐり、船頭さんのガイドを聞きながら、V字に切り立った大歩危峡のダイナミックな渓谷美を間近に眺められます。
また、日本一の激流・吉野川はラフティングの聖地としても有名!この夏は、迫力満点、爽快感抜群な急流下りがおすすめですよ。大歩危小歩危を舞台に「ゴーゴーアドベンチャー」が多彩なラフティングツアーを開催。“ファミリーハーフDAY”コースなら小学生から参加OKで、川遊びもたっぷり!家族みんなで吉野川を遊び尽くしましょう。
香川県の夏休みお出かけスポット
穏やかな瀬戸内海で遊ぶもよし、小豆島に渡って島旅を満喫するもよし!香川県にはファミリーで訪れたいスポットが大充実です。
4.夏休み期間中は夜まで楽しめる「四国水族館」

2020年春、香川県宇多津町の瀬戸内海を望む絶好のロケーションにオープンした「四国水族館」。四国の玄関口・瀬戸大橋のたもとに位置し、高松空港からも近く、本州からのアクセスも良好です。
太平洋や瀬戸内海、四万十川、仁淀川(によどがわ)など四国各地の豊かな水景とそこに息づく生き物を再現した展示が魅力。黒潮に乗って旅する回遊魚たちを大水槽でダイナミックに鑑賞したり、巨大な丸窓からアカシュモクザメの群れを臨場感たっぷりに見上げたり。鳴門の渦潮の下に生息する魚たちの様子をのぞいたりと、四国ならではの趣向を凝らした展示が非日常へと誘ってくれます。
飼育スタッフのトークを聞きながら、ペンギンやカワウソなど生き物たちのごはんタイムを見学できる「生きもののフィーディングタイム」や、大水槽の裏側を見て学べる「バックヤードツアー(有料)」も要チェック!夏休みの自由研究にもよさそうですね。
夏休み期間中は営業時間を延長して、夜の水族館を開催!瀬戸内海に沈む夕日とともに、マダライルカたちが躍動する姿が感動的なイルカサンセットプログラムは見逃せませんよ。
5.遊園地、プール、花火まで満喫できる「NEWレオマワールド」
夏休み中の子供たちのお楽しみといえば、遊園地&プール!さらに、花火まであったらいうことなしではないでしょうか。それらすべてをかなえてくれるのが、中四国地方最大級のテーマパーク「NEWレオマワールド」。20種類以上ものアトラクションをはじめ、エンターテイメントショーやグルメ、ショッピングまで楽しめます。
乗り物に乗って楽しむライドアトラクションが盛りだくさん。オルゴールや時計などのオリジナル作品を作れる「手作り工房」や、全19種類の仕事体験ができる「ごっこタウン」もあり、子供たちがやる気満々になること間違いなし!消防士やアイドルなど、本物そっくりの制服を着てなりきり体験しちゃいましょう。
夏季限定オープンの屋外プール「レオマウォーターランド」でも大はしゃぎ!全長260mの流水プールやウォータースライダー、バケツスプラッシュなど、家族みんなで夢中になって遊べます。
温泉やバイキング料理を楽しめる宿泊施設を備えたレオマリゾート内にあるから、イルミネーションや花火を夜遅くまで満喫してもOK。泊りがけで出かけて、遊び尽くすのもおすすめです。
6.「父母ヶ浜」で絶景フォト撮影&「仁尾の海」でSUP・カヤッククルージング!

年間約45万人もが訪れるという人気の絶景スポット「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」。三豊市仁尾町(におちょう)にある約1kmのロングビーチで、もともと夏には海水浴場としてにぎわっていましたが、南米・ボリビアにあるウユニ塩湖のような写真が撮れるとSNSで話題になり、一躍有名に!
風や波が穏やかな干潮時に、砂浜にできる潮だまりに空や人物が映り込み、美しいリフレクション風景を写真に収めることができます。「日本の夕陽百選」にも選ばれた夕日の名所でもあるので、夕暮れ時にはより一層感動的な風景に出合えます。
そんな瀬戸内の魅力たっぷりな仁尾の海を満喫するなら、「Free Cloud(フリークラウド)」のツアーにお任せ!SUPまたは、シーカヤックでゆったりとクルージングを楽しめる多彩なコースが用意されています。
ほとんどのコースは中学生から参加OKですが、家族で楽しむなら小学生から参加できる“ファミリー・カヤック・トリップコース”がおすすめ!貸し切りツアーなので、プライベート感たっぷりに、夏の思い出を作れます。また、夏季限定でサンセットツアーも開催しているので、感動体験をしたい人はぜひチェックしてみてくださいね。
7.マリンレジャー豊富で小さな子供連れの家族におすすめな「小豆島」

気軽に島旅を満喫するなら、瀬戸内海に浮かぶ「小豆島」がおすすめ!高松港(香川県)をはじめ、姫路港や神戸港(兵庫県)、新岡山港(岡山県)から、船でアクセスできます。
波が穏やかで遠浅なビーチが多いから、小さな子供連れファミリーが海遊びを楽しむにもぴったり!小豆島最大の海水浴場「オリーブビーチ」や「道の駅 小豆島ふるさと村」、島の北側にある「小部(こべ)海水浴場」では、海水浴のみならずカヤックやSUPといったマリンレジャーも体験できます。
また、干潮時に出現する砂の道を歩いて離れ小島まで渡れる「エンジェルロード」や、島の絶景を一望できる夏の避暑地「寒霞渓(かんかけい)」、明治~昭和の古き良き木造校舎が残る映画と文学のテーマパーク「二十四の瞳映画村」など、定番の観光スポットも外せません。
ちなみに、小豆島は「日本三大そうめん」の1つに数えられるほどのそうめんの名産地。暑い日に味わうのどごしの良いそうめんは格別ですよ。さらに、オリーブやしょうゆ、佃煮などの特産品を使ったご当地ソフトクリームも夏に食べたい逸品!島内で見つけたらぜひご賞味あれ。
愛媛県の夏休みお出かけスポット
広島県尾道市から、瀬戸内海に浮かぶ島々を橋で結ぶ「しまなみ海道」を渡っていくのも楽しい愛媛県。海遊びや渓谷遊びのほか、ミュージアムや工場を訪れて夏休みの自由研究に役立てるのもいいですね。
8.夏休みの自由研究になりそうなテーマが満載!「愛媛県総合科学博物館」

県東部・新居浜市にある「愛媛県総合科学博物館」は、自然や科学について子供も大人もワクワクしながら学べるスポット!松山自動車道「いよ西条」ICから車で約5分の場所にあります。
自然・科学技術・産業という3つの常設展示のほか、企画展・特別展、サイエンスショーや自然観察会なども随時開催。恐竜好きにはたまらない展示もあります。多目的ホールや図書館、レストラン、ミュージアムショップを併設した複合施設で、黒川紀章設計による幾何学形態を集めた建築物も見応え十分!“カハク”の愛称で親しまれています。
中でも目玉は、世界最大級となる直径30mのドームスクリーンを持つハイブリッド・プラネタリウム。高性能の再現性で、まるで宇宙に飛び出したかのような臨場感で楽しめます。小学校4年生の理科で習う星や月について、博物館スタッフがライブ解説してくれる夏の特別企画「星空スタディ」は要チェック!楽しいワークシートのプレゼントもあるから、夏休みの自由研究にいかが?
夏休み期間中は特別展「みんなあつまれ!昆虫王国」も開催中です(2023年9月24日まで)。標本を中心とした展示をはじめ、ふれあいコーナーやワーク―ショップなど、いろんな角度から昆虫の世界を満喫しちゃいましょう。
9.見て、食べて、楽しく塩作りを学べる「伯方の塩 大三島工場」
広島県尾道市から愛媛県今治市まで、瀬戸内海の島々を結ぶしまなみ海道は、夏こそ行きたい爽快ドライブコース!
楽しいアイランドホッピングの途中で立ち寄りたいのが、しまなみ海道のほぼ中央に位置する大三島(おおみしま)です。キャンプ場や海水浴場、多くの観光スポットなどがそろっています。
大三島で親子で楽しめるスポットといえば、「伯方の塩 大三島工場」がおすすめ!インパクトのあるCMでおなじみの“伯方の塩”ができるまでを見学したり、塩作り体験(要予約)ができたりと、海の恵みである塩について楽しく学べます。かつて瀬戸内海沿岸で親しまれていた昔ながらの塩田を再現した「流下式枝条架併用塩田」は、高さ5m超のスケール感に圧倒されること間違いなしです。
伯方の塩を使った商品がずらりと並ぶ、お土産選びにぴったりのショップも併設。ここでしか味わえない塩ソフトクリームは人気の逸品ですよ。車で5分ほどのところには、大三島で一番広い砂浜を誇る「台(うてな)海水浴場」があるので、海水浴とセットで楽しむのもよさそうです。
10.絶好のキャニオニングスポット!緑豊かで夏でも涼しい「滑床渓谷」

宇和島市郊外にある「滑床(なめとこ)渓谷」は、愛媛県を代表する景勝地の1つ。四万十川の支流である目黒川の上流部に広がる大渓谷で、花崗岩が侵食されて岩肌が滑らかになった河床が特徴です。
広大な白い岩肌と清流が織りなす光景は、目にも爽やか!周辺に原始の森が残る渓谷は夏でもひんやりとして、涼スポットとしても人気です。渓谷に沿って整備された約12kmの遊歩道を散策しながら、渓谷美と森林浴を楽しめます。
豊かな水量を誇り、天然の巨大スライダーとなるナメ滝に恵まれた滑床渓谷は、絶好のキャニオニングスポット!「Good River(グッドリバー)」が、小学1年生から参加可能な“ファミリーコース”や、ランチ付きでアクティブに遊べる“1DAYコース”などのキャニオニングツアーを開催しています。
滑床渓谷のシンボル的存在で、日本の滝百選の1つ「雪輪の滝」をはじめ、2つの流れが合流する「出合滑」やS字カーブがスリル満点な「富士滑」など、滑床渓谷の見どころが次々と出現!水の中から観賞するだけなく、スライダーや飛び込み、クライミングなどで遊び倒しましょう。
11.無人島で非日常感たっぷりに遊べる「鹿島海水浴場」

特別感たっぷりの海水浴場をお探しなら、愛媛県中北部、愛南町の北条港から400mほどの沖合にある「鹿島」へ出かけてみましょう。
足摺宇和海国立公園に指定されている周囲約1.5kmの小島で、西海観光船が夏季限定で運航する渡船(瀬ノ浜待合所〜鹿島間)でのみアクセスできます。わずか3分の乗船ですが、たどり着いた先にあるのは非日常感たっぷりな無人島!その名の通り、野生のシカが生息しています。
日本の水浴場88選にも選ばれた「鹿島海水浴場」は、遠浅で穏やかな美しいビーチ。サメ除けネットが張られており、シャワーやトイレ、更衣室なども完備してるので、小さな子供連れのファミリーも安心して海水浴を楽しめます。キャンプ場(要予約)や宿泊施設もあるので、泊りがけでもOK!BBQもできちゃいますよ。
島の周囲にはサンゴが群生。それらを楽しめるアクティビティ(西海観光主催)が充実しているのもうれしいポイントです。瀬ノ浜発着で鹿島周辺を40分間かけてクルージングする「海底が見える船(通年開催)」のほか、岩浜が広がる鹿島のコーラルビーチを舞台に、夏限定でダイビングやシュノーケリング、シーウォーカー、SUPを体験できます。
高知県の夏休みお出かけスポット
透明度の高い海、清らかな川、美しい水辺に出合える高知県。思い切って飛び込んで、夏を満喫してはいかがでしょうか。
12.間近でイルカたちと仲良くふれあえる「室戸ドルフィンセンター」
高知県の南東端に位置する景勝地・室戸岬から車で5分ほどの漁港にある「室戸ドルフィンセンター」は、間近でイルカとふれあえる体験型の施設。かわいらしいイルカの姿に、大人も子供も夢中になってしまうこと間違いなしです。
イルカのトレーニングタイムを見学できるだけでなく、餌やりやトレーナー体験、水の中に入ってイルカと遊べる浅瀬ふれあい体験、ドルフィンスイムなど、イルカと仲良くなれる体験プログラムが豊富にそろっています。
2023年7月15日~9月30日までの夏季限定プログラムとして、イルカたちがいる海に水上アスレチックが登場。さらに、セットでミニバナナボートで遊ぶことも!運が良ければすぐ近くまでイルカが泳いでやってきてくれるかもしれませんよ。
世界初となる線路と道路の両方を走行する乗り物・DMV(デュアルモードビークル)を導入した阿佐海岸鉄道の「海の駅とろむ」で下車してすぐ!隣接するように、高岡漁港や室戸岬漁港で水揚げされた魚がメインの定食を味わえる飲食・体験施設「室玄」もあるので、室戸周辺の観光スポットをめぐりながら、楽しんでみてはいかでしょうか。
13.ラフティングで沈下橋をくぐる!懐かしい風景に心癒やされる「四万十川」

高知県が誇る「四万十川」は、全長196kmにもおよぶ四国最長の大河。県中西部の津野町にある不入山(いらずやま)を水源とし、“土佐の小京都”と呼ばれる河口の町・中村(四万十市)で太平洋へと流れ込みます。
日本最後の清流と謳われる四万十川には、最下流にある一番長い「佐田沈下橋」を筆頭に48本もの沈下橋(欄干のない橋)が架かっており、豊かな自然と素朴な橋が織りなす絵になる光景をあちこちで見られます。のどかな四万十の風景は、癒やし効果たっぷりですよ。
四万十川では、遊覧船やカヤック、SUPなどのアクティビティが充実していますが、その中でもおすすめはラフティング!緩急どちらの流れもダイレクトに楽しめて、暑い夏には飛び込んだり、プカプカ浮かんだりと川遊びを満喫することも。沈下橋の下をくぐれる貴重な体験も待ち受けています。
「フォレストキャニオン」主催のラフティングツアーは手荷物も少なく、気軽に参加OK!川遊び満載で5歳から参加可能なファミリー向けの“ゆったりラフティング半日コース”と、アクティブ派におすすめの滑床渓谷でのキャニオニングと四万十川でのラフティングがセットになった“コンボ1DAYコース”(※愛媛県集合)から選べます。
14.豊かな竜串の海を体感できる「足摺海洋館SATOUMI」

県西南部に位置する土佐清水市の沿岸にある「足摺(あしずり)海洋館 SATOUMI(さとうみ)」で、ダイナミックな高知の海を体感してみませんか?目の前に広がる竜串湾(たつくしわん)は、沖合を流れる暖流・黒潮の影響を強く受け、熱帯・亜熱帯の海洋生物が数多く生息。美しいサンゴの森が広がっています。
館内では、竜串をはじめ足摺周辺海域から室戸沖の深海に住む生き物まで、約350種、15,000点を展示。足摺の原生林~竜串湾~足摺の海~外洋・深海へと続く展示構成になっており、趣向を凝らした展示方法で生態系をリアルに再現しています。多種多様な魚はもちろん、カワウソやウミガメ、海の宝石・ウミウシなど見応えたっぷり!
夏休み期間中は、国内外から集まったカブトムシ・クワガタムシを展示する企画展のほか、2023年8月12日にはSATOUMIの夏祭り「納涼祭り&夜のすいぞくかん」を開催。さらに、竜串エリアの各施設では、夏休みの自由研究に好適な自然とふれあいながら学べるプログラムを随時体験できるので、ぜひチェックしてみて!
周辺には、水深7mの海中世界を窓からのぞける「足摺海底館」や、貴重なシロコサンゴ群と奇岩に出会えるグラスボート、スノーピーク直営のキャンプ場など、楽しいスポットが盛りだくさん。夏のひとときを家族でのんびり過ごしましょう。
15.聖地でダイビングに挑戦!美しすぎる海に囲まれた「柏島」

エメラルドグリーンに輝く海が透明すぎて、船が宙に浮いて見えるとSNS上で話題になった「柏島」。県南西部に位置する大月町にある周囲約4kmの小島で、宿毛湾(すくもわん)の南に突き出た大月半島と2本の橋で結ばれているため、車でのアクセスも可能です。
豊後水道と黒潮の流れがぶつかる海域に面していることから、日本で見られる魚種の3分の1、およそ1,000種類が生息する海の楽園!美しいサンゴも群生しており、世界中から多くのダイバーが押し寄せる日本屈指のダイビングスポットとして知られています。
橋のたもとに広がる柏島ビーチや白浜海岸、キャンプ場のある竜ヶ浜では海水浴を楽しむこともできます。浅瀬でもサンゴや色とりどりの熱帯魚を観察できるので、シュノーケリングにぴったり!プライベートビーチのように遊べる穴場感も魅力ですよ。
「SEA ZOO(シーズー)」主催の“柏島体験ダイビングツアー”は、10歳から参加OK!ダイビングの聖地で親子そろって初挑戦だなんて、ワクワクしちゃいますよね。サンゴや色鮮やかな魚、カニなどの甲殻類、ウミウシ、タツノオトシゴなど、たくさんの海の生き物たちとの出会いに、感動すること間違いなしです。
この夏は家族みんなで四国の魅力を堪能しよう!
見どころ&遊び場が盛りだくさんな四国へのお出かけは、家族とのステキな思い出がたくさん作れそう。想像しただけで、ワクワクしてきたのではないでしょうか。
休日の便利でお得な遊び予約サービス「アソビュー!」では、観光の合間に楽しめるアクテビティやレジャーを多数紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
(文:Miki Watari)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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