伊豆大島でシュノーケリング!家族で楽しめるスポット&厳選ツアー

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東京から最短25分で行ける伊豆大島。透明度の高い海、黒潮とともにやって来る熱帯魚、ダイナミックな海底地形などを手軽に楽しむなら、シュノーケリングがおすすめです!子供と一緒に遊べるシュノーケリングスポットと、装備もレンタルできる体験ツアーをご紹介します。

東京湾の南東約100kmに位置し、東京・調布から飛行機で約25分、東京・竹橋から高速ジェット船で1時間45分ほどで行ける伊豆大島。

火山島である伊豆大島は、現在も火山活動を続ける三原山山頂の火口、バウムクーヘンのように重なった地層切断面、海底の複雑な地形など、地球のパワーを感じられるスポットがあちこちにあります。また海は、東京の近くにこれほど美しい海があるのかと驚くほどの透明度を誇ります。

そんな海の素晴らしさを気軽に堪能するのにおすすめなのが、シュノーケリング!夏休みなどの長期休暇や連休などに家族で体験すれば、とびきりの思い出となるはずです。

伊豆大島で子供と一緒に楽しめるシュノーケリングスポットと、装備をレンタルできるおすすめの体験ツアーをご紹介します。

伊豆大島のシュノーケリングスポット

全域が富士箱根伊豆国立公園に指定されている伊豆大島。近海を流れる黒潮が南の海から熱帯魚などを連れてくる影響で、さまざまな種類の魚を見ることができます。また、三原山から流れ出た溶岩によって形成された、独特の海底地形も見どころの1つ!ライフジャケットやウェットスーツを着用して、安全にシュノーケリングを楽しみましょう。

 

1.シュノーケリングにもぴったり!伊豆大島最大のビーチ「弘法浜」

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伊豆大島で最大のビーチである「弘法浜」。島のメインターミナルとなる元町港の船客待合所から徒歩10分ほどで着くこともあり、毎年夏には多くの人でにぎわいます。

一面に広がるビーチは開放感いっぱい!海は透明度も高く、波も穏やかなので、シュノーケリングを楽しむのにもぴったりです。島の西側に位置するためサンセットも見事なので、シュノーケリングのあとに満喫してみてください。

夏には遊泳場を開設するほか、サンセットプールもオープン!スライダーや流れるプールもあって無料とは驚きです。シャワーや更衣室も利用できますよ。

 

2.タイドプールは子供におすすめ!テーブルサンゴの群生も見られる「王の浜」

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弘法浜から車で5分ほど南へ進んだところにある「王の浜」は、入り江になっているため波が穏やかなビーチです。

遠浅の海が続くので、シュノーケリングにもぴったり!沖合まで出るとテーブルサンゴの群生があることから、ダイビングスポットとしても人気があります。ウミガメがよく見られるほか、南の海からやってくる季節来遊魚が多いのも特徴です。

ビーチの左側にはタイドプール(潮だまり)があり、イソギンチャクや小さな生き物に出会えるポイント!子供連れでシュノーケリングを楽しむなら、こちらもおすすめです。弘法浜と同じく西海岸にあるので、サンセットも感動ものですよ。

 

3.不思議な地形を観察できる「野田浜」

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元町港から北へ車で約10分、大島空港から車で約6分、島の北西部にある「野田浜」。乳が崎の麓に位置し、砂浜では海水浴、溶岩による岩場ではシュノーケリングやダイビングを楽しめます。

沖合にあるのが、三原山から流れこんだ溶岩によって作られたアーチ。伊豆大島は、地球を学び、地質、地形、自然などをまるごと楽しむジオパークに認定されていますが、この溶岩アーチも実際の見学場所であるジオサイトの1つ。しかも世界的に珍しい、水中にあるジオサイトなんです。

もちろん、野田浜ではさまざまな魚とも出会え、釣り人にも人気のポイント!水深が浅く、比較的波も穏やかなので、子供連れや初心者にもおすすめです。

元町港から野田浜までは、海岸沿いを走る「サンセットパームライン」でアクセスできます。ぜひ、移動中の風景も楽しんでくださいね。

 

4.シュノーケリングに磯遊びと、家族で楽しめる「日の出浜」

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元町港に加え、東京からの船が発着する岡田(おかた)港のすぐそばにある「日の出浜」。島の北部にあり、名前の通り、日の出を望めるビーチです。

消波ブロックに囲まれているため、波は穏やか。子供や初心者でも安心してシュノーケリングを楽しめます。透明度も高いので、シュノーケリングでも十分海底まで見渡せますよ。

人工の砂浜も整備されており、夏には遊泳場がオープン!すぐそばには岩場も広がっていて、引き潮のときには磯遊びも楽しめます。

トイレやシャワー、更衣室があるほか、岡田港の周辺には飲食店や商店もあって便利!子供連れで訪れるのにおすすめのスポットです。

 

5.人気のダイビングスポット「秋の浜」でシュノーケリング!

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日の出浜から海沿いを東へ車で7分、「秋の浜」は伊豆大島で最もポピュラーなダイビングスポット。もちろんシュノーケリングも楽しめます。

海底の岩や死んだサンゴが積み重なったガレ場、砂地など、さまざまな地形が1ヶ所に集まっていて、そこに多くの生き物が生息しています。特に小さな熱帯魚が好きな人にはおすすめ!色鮮やかなソラスズメダイやクマノミなどにも出会えるかもしれません。

ほかのビーチと比べて広いのも特徴です。トイレやシャワー、駐車場のある一角にはプールもあるので、シュノーケリングに疲れたらプールでまったり遊ぶのもいいかもしれません。

 

6.地元でも人気!溶岩でできた天然のプールで遊べる「トウシキ海岸」

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伊豆大島の南端、遠洋漁業の中継港として栄えた波浮港(はぶみなと)の近くにある「トウシキ海岸」。観光ポスターに使われたこともある、地元の人にも人気のポイントです。

遠浅の海には、大きな溶岩に守られた天然のタイドプールがあり、シュノーケリングを楽しめます。夏は遊泳場が開設され、ライフセーバーも常駐するので安心ですよ。クマノミなどの熱帯魚をはじめ、さまざまな魚やサンゴを見られます。

風や波の影響を受けにくいので安全に楽しめますが、潮の流れが速い場合があるので外海には出ないよう充分気をつけてください。

波浮港は明治から昭和にかけて多くの文人墨客に愛された場所で、今ではノスタルジックな情景が訪れる人を魅了しています。観光スポットや飲食店も多いので、シュノーケリングの前後にぜひ散策してはいかが。

 

親子で体験!伊豆大島でおすすめのシュノーケリングツアー

伊豆大島のビーチは子供連れでも楽しみやすいところが多いですが、やはり初めての海を満喫するならガイドが案内するツアーに参加するのがおすすめ!シュノーケルセットやライフジャケットをレンタルできるほか、とっておきのポイントへ案内してくれますよ。

 

5歳から参加OK!シュノーケリングや磯遊びを満喫

家族みんなでシュノーケリングを楽しむなら、「オレンジフィッシュ」主催の“シュノーケリング&磯遊びツアー”がおすすめ。5歳から参加可能なので子供の海デビューにもってこい!夏休みの思い出作りにもぴったりです。最初にしっかりレクチャーを受け、ツアー中もインストラクターの指示に従い、楽しいツアーにしましょう。

黒潮の影響で多彩な魚を見られるだけでなく、海の透明度も高まるそう。シーズンにもよりますが、20mを超す透明度の中、色鮮やかな熱帯魚や目の前で泳ぐカンパチの大群など、さまざまな魚を見ることができます。溶岩によってできたダイナミックな海底地形と、その間を泳ぎ回る魚の姿を楽しんでください。

伊豆大島には磯遊びを楽しめる潮だまりがたくさんありますが、こちらのツアーでも、子供が遊ぶのにうってつけの潮だまりで遊べます。足が着くほど浅く、流れもないので、安心して磯遊びができますよ。

10歳以上であれば、より海中世界を堪能できる“体験ダイビングコース”も参加できるので、興味のある人はぜひチャレンジしてみてください!

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感動間違いなし!魚の群れに会いに行こう

伊豆大島で30年以上の経験があるベテランの代表ガイドが必ず案内してくれる「伊豆大島あとぱぱダイビングサービス」。“シュノーケリングツアー”では、10歳から海中散策を楽しめます。

まずは浅瀬で呼吸の仕方や体の動かし方を練習。慣れたら青く透明度の高い海へと泳いでいきます。

魚の群れに出会ったときの感動はひとしお!季節によって見られる魚も変わるので、気になる生き物を見つけたら、ガイドに聞いてみましょう。受付や支度も含めて約3時間の体験なので、観光の合間にも気軽に参加できますよ。

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伊豆大島でシュノーケリングを楽しもう!

東京から飛行機で30分、船で2時間以内で行けるにもかかわらず、地球の雄大さを感じられる自然が広がる伊豆大島。

都会の生活ではなかなか見られない景色や珍しい生き物に、子供だけでなく大人もワクワクすること間違いなしです。ぜひ、家族そろって伊豆大島でのシュノーケリングにチャレンジしてみてください!

伊豆大島ではほかにも“トレッキング”や“星空観察”などのツアーも楽しめます。 休日の便利でお得な遊び予約サービス「アソビュー!」でツアーを検索できるので、ぜひチェックしてくださいね。

(編集部注*2018年8月9日に公開された記事を再編集したものです)

※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。

 

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