【おすすめ12選】京都観光・地元の人に聞いた究極の隠れ名所まとめ

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東天王岡﨑神社

珍しい狛犬ならぬ、狛うさぎ。愛嬌たっぷりです(PIXTA)

794年に平安京遷都の際に王城鎮護のため平安京の四方に建立された「東天王岡﨑神社」。古くからこのエリアに野兎が生息していたことから兎が氏神の使いとされました。そのため狛うさぎや手水舎の黒御影石でできた子授うさぎ、手招きうさぎをはじめ色々な場所に愛らしい兎がいます。ころんとしたフォルムの兎が描かれたお守りをはじめ「子授けうさぎ」や「うさぎみくじ」も愛らしいと評判です。兎が多産の象徴的存在のため子宝・安産、そして御祭神である素箋鳴尊(スサノヲノミコト)が、ヤマタノオロチを退治し奇稲田姫命と結ばれたことから、縁結びの神様としても信仰があります。なお、各式の高い「神社挙式」を行え、御本殿では雅楽が響くなか愛を誓うこともできます。
 

神泉苑

願いが叶うと伝わる赤い橋、法成橋も(PIXTA)

794年に桓武天皇により禁苑として造営された「神泉苑」は、自然を活かした大規模な庭園が魅力。桓武天皇による800年の行幸以来、歴代天皇が神泉苑で宴遊を楽しむほど、その景観の美しさはお墨付き。詩宴や花見など宮中行事の場所としても大きな役目を果たしたとのことです。そののち、空海の雨乞いにより池には善女龍王が住むようになったとされ祈雨修法の場として多くの僧侶たちが訪れました。法力を成就させ雨を降らせたことから名付けられた「法成就池」にかかる「法成橋」を渡りながら念じ、善女龍王社へ参拝をすると願いが叶うとされています。「善女龍王守り」も人気のお守りです。境内には狂言堂を併設し、京都市から無形民俗文化財に指定された「神泉苑大念仏狂言」を11月の第一金曜日に上演公開し文化伝承に努めています。

光明院

窓の外に映る景色は、まるで美しい日本画のよう(PIXTA)

1391年金山明昶が開創した東福寺の塔頭「光明院」。京都を代表する寺院で、別名「虹の苔寺」として多くの観光客が訪れる名所です。作庭家・重森三玲により作られた池泉式の枯山水庭園「波心庭」は、海をイメージした白砂と玉石を波しぶきに見立て、庭の3カ所に三尊石組を配置、奥のサツキを雲紋になぞらえて刈り込み、ダイナミックな景観で魅せてくれます。ハイシーズンの苔の緑と紅葉のコントラストの素晴らしさ同様に青もみじの時期も静かな時間が過ごせると評判です。高台の「茶室 蘿月庵」は雲の上に月が浮かんでいるように見え、さらに庭を風情豊かに演出。比較的混雑もなく、オフシーズンまたは特に早朝ならばさらにゆったりと名庭を思う存分眺められはず。志納用の小銭を300円以上用意して訪れましょう。

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