京都の神社・仏閣、おさえておきたい大定番20スポット。

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4.龍安寺(大雲山 龍安寺)

石庭を前に心静かに過ごす人も
photo:PIXTA

 臨済宗の寺院である龍安寺は、室町幕府の守護大名であった細川勝元により創建されました。東西25メートル、南北10メートルの白砂に、15の石が配された枯山水庭園「方丈庭園」が有名です。庭のどこから見ても15個すべての石が見えないように配されたという庭園は、作庭者、作庭年代ともに不明。昭和50(1975)年に来日したエリザベス女王が絶賛し、龍安寺の名が世界中に広まりました。水戸光圀公が寄進した「吾唯足るを知る」の言葉が浮かび上がる「知足のつくばい」や睡蓮の葉が浮かぶ「鏡容池」など、境内には他にも見どころが多数あります。

5.鈴虫寺(華厳寺)

境内では一年中鈴虫の音色に出会えます
photo:PIXTA

 四季を通じて鈴虫の音色を聞けることから「鈴虫寺」の愛称で親しまれているお寺。正式名称は「妙徳山 華厳寺(みょうとくざんけごんじ)」といいます。学僧・鳳潭上人により華厳宗の寺として開かれ、現在では臨済宗に属する禅寺です。参詣するとまず書院に入り、鈴虫の音色とともに禅の教えや参拝の仕方を説く「鈴虫説法」の時間があります。お茶とお菓子をいただきながら、わかりやすくお話を聞けると人気です。

伏見・宇治の神社・仏閣3選。

1.伏見稲荷大社

フォトジェニックで大人気のスポット
photo:PIXTA

 全国に約3万ある稲荷神社の総本宮、伏見稲荷大社。その歴史は古く、奈良時代の和銅4(711)年にさかのぼります。本殿の後ろにそびえる稲荷山までが神社の敷地になっていて、お山めぐりもできます。奥宮から奥社までの参道に、トンネル状にずらりと並んだ鳥居は「千本鳥居」と呼ばれ、崇敬者が願い事が「通る」ように、または「通った」お礼として奉納していき、江戸時代には現在のような景観ができていたとされます。日本のみならず世界中から熱い視線を集めるスポットです。

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