京都 祭り・イベントまとめ。京都の年間行事を徹底紹介!

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【10月のまつり】

ずいき祭

神輿をよく見ると、カラフルな野菜たちがとってもキュート
photo:北野天満宮
 

 ずいき(里芋の茎)や野菜などの食物で飾った神輿をかつぎ、1年間の五穀豊穣を感謝するお祭です。京都の代表的な秋祭りとして知られるこの祭りがはじまったのは、さかのぼること1000年以上も前のこと。1年の豊作を願い感謝する祭のときに、神前で新穀や野菜、果物をお供えしたことが起源と言われています。祭りの当日は、御鳳輦や野菜でつくられた御輿が巡行します。

開催日:10月1日~5日
時間:-
場所:北野天満宮

御香宮神幸祭

 古来から「伏見祭」「花傘祭」とも呼ばれる、伏見九郷の総鎮守の祭。宵宮祭、本祭の神幸祭を中心に、祭りの期間中には様々な行事がおこなわれる洛南の大祭です。境内にはたくさんの露店が立ち並び、室町時代の風流傘の伝統を今に伝える花傘の参宮もあります。各町内が趣向を凝らして催される花傘巡行は、どれも鮮やかで見る人の心をそっと明るくします。

開催日:2017年9月30日(土)~10月8日(日)※例年10月上旬
時間:7:00~21:00頃 ※行事により時間が異なります
花傘総参宮:9月30日(土)・10月7日(土) 18:00~21:00頃
神輿渡御:10月8日(日) 9:00頃、9:10~10:30頃
場所:御香宮神社

時代祭

まるで日本の歴史縮図を見ているような気分に。
photo:PIXTA

 葵祭、祇園祭とともに京都三大祭のひとつとして知られる平安神宮のお祭。8つの時代の衣装をまとった人々が、山国隊の奏でる笛と太鼓の音色を先頭に約2,000人・およそ2キロメートルの行列をつくりながら巡行します。祭りの趣旨は、京都が古くから培ってきた日本の伝統工芸技術を、動く歴史風俗絵巻として披露し、伝承すること。ちなみに、行列に使用する各時代の衣装や祭具は、ひとつひとつが厳密な時代考証のもとに製作されています。祭りは、平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を奉祝する行事として、さかのぼること明治28年にはじまりました。

開催日:2017年10月22日(日)※雨天順延
時間:7:00~
場所:京都御池通~御苑平安神宮道※主催は、平安神宮となります。

 

【11月のまつり】

三千院 もみじまつり

 ひと足先に深まる愛を堪能できるお祭。三千院のある大原の里は、山間の盆地にあるため気温の寒暖差が激しく紅葉の色鮮やかさも格別です。境内を覆う苔の上に降り積もる深紅の紅葉が作り出すコントラストは、固唾をのむ美しさ。一度見たら何度も訪れたくなる、紅葉の名勝です。

開催日:2017年10月28日(土)~11月28日(火)※例年、もみじが色づき始める11月上旬頃に開催されます。
時間:8:30~17:30※開門時間
場所:三千院

火焚祭

 秋の豊穣に感謝するとともに、春に迎えた神々を山にお送りするお祭。本殿では、収穫された稲藁を焚き上げその年の豊穣を感謝する火焚神事がおこなわれます。日本各地でおこなわれる火焚祭の中でも、伏見稲荷大社のものは全国一のスケールを誇り、例年多くの参拝者が訪れます。全国からよせられた十数万本もの願い事が書かれた火焚き串もともに焚かれ、日没頃からは本殿前の庭上で古式の神楽舞が奉納されます。

開催日:11月8日
時間:
本殿の儀 13:00~
火焚神事 14:00~
御神楽 18:00~
場所:伏見稲荷大社

嵐山もみじ祭

 嵐山の美しい紅葉を愛で、嵐山蔵王権現に感謝する渡月橋周辺でおこなわれるお祭。紅葉した嵐山と嵐山の前を流れる桂川、そこにかかる渡月橋のコントラストを贅沢に楽しむことができます。祭り当日には、桂川には舞台船が行き来し、狂言や雅楽をはじめとした京都の郷土芸能なども披露されます。紅葉と京都の文化を存分に楽しめる贅沢なイベントです。

開催日:2017年11月12日(日)※例年、11月第2日曜日
時間:
午前の部 10:30~
午後の部 13:00~
場所:渡月橋上流側一帯

 

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