京都 祭り・イベントまとめ。京都の年間行事を徹底紹介!

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【2月のまつり】

節分祭

火炉祭で焚かれる炎の迫力は圧巻です。
photo:PIXTA

 毎年、立春の日とその前日、前々日の三日間でおこなわれる祭りです。室町時代から続く伝統ある行事で、例年およそ50万人もの参拝客で神社が埋め尽くされます。境内には多くの屋台露店が並び、厄除け祈願や古くから魔除け効果があると伝えられるくちなし色の御神札を求める方が大勢訪れます。

開催日:2018年2月2日(金)~4日(日)
時間:-
節分前日祭・疫神祭 2日 8:00~
追儺式(鬼やらい神事)2日 18:00~
節分当日祭 3日 8:00~
火炉祭 3日 23:00~
場所:吉田神社

幸せを呼ぶ初午大根焚き

ほくほくの大根は体を芯まで温めてくれます。
photo:PIXTA

 毎年2月の初午におこなわれる、大根焚きが振る舞われる行事です。無病息災・開運招福を祈願し、大原で有機栽培された大根を大鍋で焚きあげて、参拝者皆で頂きます。出世金色不動明王の加護とご利益を授かれるように、と特別祈祷もおこなわれます。

開催日:2017年2月10日(金)~13日(月)
時間:9:00~16:30
場所:三千院

五大力尊仁王会

お餅の重さはなんと100キロ越え!
photo:PIXTA

 不動明王や五代明王の力を授かり、無病息災をねがう行事。毎年2月23日におこなわれ、「五大力さん」の愛称で親しまれる歴史ある醍醐寺最大の年中行事としても知られています。この日に限り授与される災難・盗難除けのお札「御影(みえい)」は、京都の町や老舗、さらには各家庭の出入り口に貼られているの目にするほど京都ではおなじみのお札。一週間にわたって延べ1,000に以上の僧侶さんが祈祷を込めたもので、このお札を求め、行事当日は早朝から夕方まで人の列が途切れることはありません。なんと、全国から十数万人もの人が訪れます。
正午から行われる「餅上げ力奉納」では、男性は150キロ、女性は90キロの紅白の大きな鏡餅をかかえ上げてちからを奉納し、その持ち上げている時間を競います。

開催日:2017年2月23日(木)
時間:9:00~16:30
場所:醍醐寺

梅花祭

舞妓さんからお茶をいただくことも
Photo:北野天満宮

 菅原道真公の祥月命日におこなわれる祭典。梅の花を愛した道真公をしのぶ、およそ900年前から続く由緒正しい行事です。玄米が入った仙花紙でできた器「紙立(こうだて)」に、白梅・紅梅の小枝を挿したものを神前にお供えします。ちなみに、白梅は42本と紅梅は33本がお供えされますが、この本数は男女の厄年に由来しているのだとか。
神事に用いた玄米は、お祭りのあとに「厄除玄米」として授与されます。梅花祭の時期には、境内にある「梅苑」の約1,500本の梅の木が咲き誇り見頃を迎えます。紅梅殿船出の庭では野点が催され、十七軒の芸舞妓奉仕によるお茶を楽しむことができます。梅苑は、祭の開催日にかかわらず2月初旬から3月下旬まで開苑しています。

開催日:2018年2月25日
時間:10:00~
場所:北野天満宮

 

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